山口県からロス五輪目指すウインドサーフィン・渡辺純菜選手が京瀧グループに入社
山口・周南市発、iQFOiL級の若手選手を“柔軟な働き方”で支援する新たなかたち

株式会社京瀧(本社:山口県周南市 、代表取締役社長:京瀧 崇久) は、セーリング・ウインドサーフィン(iQFOiL級)渡辺純菜選手を、新たに社員として迎えました。渡辺選手は競技活動を最優先にしながら、広報や情報発信の業務にも携わり、2028年ロサンゼルス五輪出場を目指します。
※渡辺選手は、2025年7月4日〜11日にデンマーク・オーフスで開催される「2025 iQFOiL世界選手権」への正式出場が決定いたしました(日本女子選手としては3名が出場予定)。
企業によるスポーツ選手の支援は、これまで実業団を中心に行われてきました。実業団の多くが国内大会を主な活動の場とする中で、オリンピックを目指す個人を企業が雇用するスタイルは、地方から世界を志すキャリアの軌跡を支える新しいアプローチのひとつです。京瀧グループでは、世界中どこにいても競技と仕事を両立できるよう働くかたちの選択肢を広げ、渡辺選手の歩みに寄り添います。アスリートを “働き方” によりバックアップするこの取り組みは、今後のモデルケースにもなり得ると考えています。
支援内容としては、練習や大会に専念できる体制を整えつつ、広報・クリエイティブ制作・情報発信などの業務に関わる機会を提供します。これらは主にリモートワークで行われ、競技との両立がしやすい柔軟な就業スタイルを実現しています。渡辺選手が競技生活を送りながらも、仕事を通じて社会とつながりを持ち続けられるよう、環境面から後押ししています。

1916年の創業以来、京瀧グループは港湾荷役を起点に、地域の産業と暮らしを支えてきました。マリーナ&レストラン「seahorse」の運営、フード事業、カーライフ事業などを多角的に展開しています。海とともに成長してきた企業として、私たちが大切にしてきた“挑戦し続ける精神”は、セーリング競技に真摯に向き合う渡辺選手の姿勢に深く共鳴しています。競技に打ち込む中でも、地域や社会とのつながりを大切にし続ける——こうした姿勢に応える仕組みは、大きな舞台へ羽ばたこうとする人々を応援する、新しい企業のあり方のひとつです。

渡辺純菜(わたなべ じゅんな)選手は、山口県周南市出身のウインドサーファーです。5歳から空手を本格的に始め、小学1・2・4年生時に「全日本少年少女空手道選手権大会」に出場。小学5年生のとき、山口県の「山口ジュニアアスリートアカデミー」に合格し、ウインドサーフィンと出会い異例の競技転向に至りました。高校時代にはレーザーラジアル級に挑み、国民体育大会への出場・入賞を果たします。その後、RS:X級で国内トップクラスに成長し、ユースナショナルチームの一員として国際大会にも出場。鹿屋体育大学ウインドサーフィン部でさらに研鑽を積み、2024年度オリンピック強化選手として選抜されました。
なお、渡辺選手は2025年7月4日〜11日にデンマーク・オーフスで開催される「2025 iQFOiL世界選手権」への正式出場が決定しています(日本女子選手としては3名が出場予定)。
現在はiQFOiL級で2028年ロサンゼルス五輪出場を目指し、さらなる国際舞台での実績づくりに取り組んでいます。今後は山口県・福岡県を主な拠点としながら、国内外の大会・トレーニングを精力的に重ねていく予定です。
京瀧グループは、渡辺選手とともに、地域から世界への道を切り拓いてまいります。将来的には、地域に根差したマリンスポーツ振興や、次世代の挑戦者たちへの夢の橋渡しにも力を注ぎ、高みを目指す個人と並走する企業モデルとしての可能性を広げていきます。
会社概要
会社名:株式会社京瀧(きょうたき)
所在地:〒746-0009 山口県周南市川手2丁目10-18
代表者:代表取締役 京瀧 崇久
設立:1948年6月23日(※創業1916年)
資本金:6,000万円
従業員数:261名(役員・正社員・パート・アルバイト含む)
事業内容:港湾荷役業、貨物運送業、マリーナ事業、フード事業、カーライフ事業等
URL:https://kyotaki.co.jp (公式ウェブサイト)
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