「次の時代に選ばれる建設業を地域で育む」新発田建設、モックアップで高校生向け現場授業を実施
研修スペースとして2025年に新設したモックアップを地域教育に活用。新発田南高校の授業を受け入れ、建設業の理解促進と人づくりを支援

新発田建設株式会社(本社:新潟県新発田市、代表取締役社長:渡辺明紀、以下 新発田建設)は、2025年6月に本社敷地内へ新設した研修スペース(実物大モックアップ)において、県立新発田南高校 建築工学科2年生を対象とした現場体験授業を、2025年11月10日(月)に実施しました。
この取り組みは、若者に建設の仕事のリアルを知ってもらい、ものづくりの魅力を体感してもらうことを目的としたものです。
新発田建設が大切にしている「ものづくりは人づくりから」という考え方を、地域にも広げていく一環として行われました。

■ 実物大モックアップで「体感する学び」を提供
授業では、基礎の施工手順や品質管理に関する説明に加え、モックアップの鉄筋・型枠・コンクリート部を実際に見て触れながら、構造の理解を深める内容を実施。
生徒との対話や質問を交えながら進行し、現場で求められる視点や考え方を学ぶ機会となりました。
社内のDX促進と社員教育を担う「生産システム室」が、今回の体験授業のためにモックアップ専用の検査表を作成。生徒がよりリアルに建設の仕事に触れられるよう、現場社員と協働して準備を進めました。
■ 参加した生徒たちの声
参加した生徒たちからは、以下のような声が寄せられました。
「実際の現場に合わせて工法を調整されるなど、教科書ではわからなかった内容もあり勉強になった」
「鉄筋に触れてみると意外と重たく、自分が普段生活する学校や建物の中身を実感できた」
「鉄筋とコンクリートが互いの強みと弱みを補い合う関係という話が面白かった」
こうしたコメントからも「見て・触れて・考える」ことで、建設という仕事への理解を深めたことが伺えます。


■次の時代に選ばれる建設業を地域で育む
新発田建設ではこの研修スペースを、社員教育だけでなく、地域の学校や協力会社の若手技術者向けの研修にも活用していく方針です。今後も、見学や授業などの受け入れを通じて、建設業界に関心を持つきっかけや学びの場を提供してまいります。また、各教育機関からの要望にも積極的に応じ、地域全体で「次の時代に選ばれる建設業」を育む活動を広げていきます。
会社概要
会社名:新発田建設株式会社(しばたけんせつ)
代表 :渡辺 明紀
所在地:新潟県新発田市富塚1942
創業 :大正9年
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