秩父の国登録有形文化財「パリー食堂」が存続の危機。築98年の老舗食堂が、耐震工事費4,000万円を民間資金で募る──SNS総再生1,000万回の応援を力に、家族が挑む“昭和から未来への継承”

国指定文化財の存続危機に、耐震工事 4,000 万円をクラファンで10 月 16 日Campfire募集開始

株式会社パリー

年間約 2 万人が来訪する秩父の老舗食堂「パリー」( 3 代目:川邉義友 82 歳・祖父、 4 代目:川邉晃希 30 歳・孫)は、存続の危機に瀕する国指定の登録有形文化財(築 98 年の建造物)を維持するため、耐震工事費 4,000 万円を募るべく、クラウドファンディングに挑戦します。

秩父地域の象徴を未来へ残すため、クラウドファンディングを開始します。

埼玉県秩父市の中心市街地で、昭和レトロな外観と空間を今に伝える「パリー食堂」が、建物の深刻な老朽化により倒壊の危機に直面しています。

約98年。1927年創業のこの食堂は、平成16年に国の登録有形文化財に指定され、地域住民のみならず、全国から訪れる観光客に親しまれてきました。

しかし近年の耐震診断により、「大地震で倒壊の恐れあり」と判定。

実際に外壁のひび割れや建物の傾きも進行しており、耐震補強と修繕に約4,000万円が必要とされています。

市からの補助は100万円にとどまり、自己資金のみでは存続が困難な状況です。

そこで今回、「地域の記憶と未来を守る」ための挑戦として、クラウドファンディングを10月16日より開始いたします。

■ 年間2万人が訪れる場所が、秩父の観光資源である理由

「パリー食堂」は、年間で約20,000人が来店する、秩父を代表する観光目的地の一つです。

訪れる人々の多くは、食事を楽しむだけでなく、昭和の空気感そのままの建物、当時のまま残るインテリア、そしてまちと共に生きてきた歴史そのものを体感しに足を運びます。

この場所が失われるということは、秩父の大切な“観光の顔”がひとつ消えることを意味します。

飲食業だけでなく、商店街、宿泊業、交通、地域経済全体に広がる影響は小さくありません。

■ 地域福祉とこどもたちの居場所としての役割

パリー食堂は2024年10月から、毎月第3金曜日に「こども食堂パリー」を開催。

1年間で300人以上の子どもたちが来店し、食の支援と共に地域のつながりを生む場所となっています。

2025年6月には、ランドセルの寄贈もあり、企業と地域をつなぐ新たなハブとしても機能し始めています。

この文化財建築を失えば、こうした地域福祉の拠点も同時に失われることになります。

■ SNSから広がる全国の応援の声

2025年7月10日に開始したTikTokは、2カ月半でフォロワー2.6万人/累計再生数1,000万回超を記録。

「行ったことある!大好きなお店」「残してほしい」など、応援コメントは1万件を超え、共感の輪は全国に広がっています。

InstagramやLINEでもフォロワー数が増加し、SNSを通じて“町の文化を守る挑戦”が多くの共感を集めています。

■ クラウドファンディング概要

今回のクラウドファンディングでは、目標金額4,000万円を掲げ、文化財の修繕・耐震補強にすべて充てます。

返礼品には、パリーオリジナルステッカーやグッズ、記念木札、パリーオリジナル丼などを用意予定です。

プロジェクトはCAMPFIREにて、2025年10月16日より開始。

詳細は公式ページにて順次公開されます。

■ 3代目 川邉義友より

最初で最後の挑戦が始まります。人生を賭けた挑戦です。

パリー食堂は、戦前の昭和2年に私の父が建てた店で、家族や地域の人々と共にここまで続けてきました。


この建物は、私たちにとってただの「食堂」ではありません。

戦後の混乱期も、高度成長期も、平成も、令和もいつの時代もここで人が集い、語り、笑い合ってきた“秩父の心の拠り所”です。

しかし今、建物の老朽化が進み、耐震診断では「大地震で倒壊の恐れあり」との結果が出ました。

正直なところ、これほどまでに厳しい状況になるとは思っていませんでした。


それでも、まだ諦める気わけにはいきません。


孫が中心となって立ち上げた「クラウドファンデング」の力を信じています。

どうか皆さまの力をお借りして、この“昭和のタイムカプセル”を未来へ残させてください。
心よりお願い申し上げます。

■ 4代目 川邉晃希より

「パリー食堂は、祖父母と地域の人々が育ててきた記憶と文化の結晶です。

この店が無くなれば、観光にも、地域福祉にも、まちの誇りにも、大きな穴が空いてしまいます。


100年続いたこの場所を、次の100年に繋ぐために、どうか皆さまのお力を貸してください。」

■ 今回の挑戦が目指す3つの未来

①文化財の保存と活用

②こどもたちと保護者の居場所づくり

③観光資源としての秩父の魅力継承

これは「一店舗を守るプロジェクト」ではありません。

秩父というまちの未来を守る挑戦です。

【プロジェクト概要】

プロジェクト名:崩壊寸前の老舗食堂を救え! 〜100年の昭和遺産を未来へ。祖父と孫の挑戦〜

実施期間:2025年10月16日〜(予定)

目標金額:4,000万円

実施プラットフォーム:CAMPFIRE

限定URL:https://camp-fire.jp/projects/869933/preview?token=3ildd8q2&utm_campaign=cp_po_share_c_msg_projects_show

公開URL:https://camp-fire.jp/projects/869933/view?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show

【本件に関するお問い合わせ】

株式会社パリー(担当:川邉晃希)

MAIL:7755ab15@gmail.com

TEL:0494-22-0422

▼Instagram(1.7万人フォロワー)

https://www.instagram.com/paripari_0116?igsh=eXdmajBsNGs3MHdk&utm_source=qr

▼TikTok(2.6万人フォロワー、累計総再生数1000万回)

TikTok:https://www.tiktok.com/@parispil6vc

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会社概要

株式会社パリー

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URL
https://parishokudo-chichibu.com/
業種
飲食店・宿泊業
本社所在地
秩父市番場町19-8 パリー食堂
電話番号
0494-22-0422
代表者名
川邉晃希
上場
未上場
資本金
-
設立
2024年05月