「TECH Tokyo」渋谷サクラステージに2025年10月下旬より新規拠点を開設 オープンに先がけ、6月10日(火)にローンチイベントを実施

グローバルに高い評価を受ける大学・研究機関の研究者たちが、日本の企業や学術機関と連携し、革新的なアイディアの交換と科学的知見の実装を推進する、学術・産業をつなぐ独立したグローバル拠点が始動

TECH-Tokyo

「Technology Exchange and Collaboration Hub in Tokyo」(以降、TECH Tokyo)は、ホルヘ・コルテル(Jorge Cortell)氏がハーバード大学 工学・応用科学部のイノベーション・フェローとして在籍していた際の研究と提言に端を発したプロジェクトです。TECH Tokyoは2025年10月下旬より東京オフィスを渋谷サクラステージに構えることとなり、そのローンチイベントを6月10日(火)に開催しました。

イベントの冒頭では、ハーバード大学の現役男子学生12名によるアカペラグループ「ザ・ハーバードクロコディロス」のコンサートが行われました。坂本九さんの「上を向いて歩こう」など日本の楽曲も含む全5曲を披露してくださり、美しいハーモニーで会場を大いに盛り上げていただきました。

開会の挨拶では、来賓として内閣府特命担当大臣(科学技術政策等)である城内実様にご登壇をいただき、TECH Tokyoの「渋谷サクラステージ」での拠点開設について、お祝いの言葉をいただきました。

また同じく来賓挨拶では、本会場を提供した東急不動産株式会社 代表取締役社長 星野浩明様にご登壇をいただき、「TECH Tokyoの拠点開発を行うパートナーとして本プロジェクトに参画できたことをとても嬉しく感じています。TECH Tokyoの皆様と一緒に、ここ渋谷を起点とし、日本国内の企業家の育成や事業化支援をさらに拡大推進していきたいです。」と語られました。

 

最後に、主催者を代表して「TECH Tokyo」の代表ホルヘ・コルテルより挨拶がありました。「このたびのTECH Tokyoの運営に際し、皆さまからの多大なご支援を心より感謝申し上げます。私たちがここで目指しているのは、新たなコミュニティの創造です。世界中から才能ある人々が集まることは、非常にユニークで、かけがえのない価値を持つことだと捉えています。」と語りました。合わせて、施設内の主な機能の一つとして導入される、世界各地とリアルタイムでつながることができるフルサイズのビデオ会議システムなどをご紹介し、今後の活動への強い意気込みを見せました。

■「TECH Tokyo」新規拠点の詳細

場所:渋谷サクラステージ Shibuya タワー(東京都渋谷区桜丘町1番1号37階)

開設日:2025年10月下旬

内閣府特命担当大臣 城内 実氏からのご挨拶(要約)

現在、石破内閣で担当している科学技術イノベーションは、国力の源泉であり我が国の未来を創る礎であるとともに経済成長や社会課題解決のための原動力であります。我が国がイノベーションを次々と生み出される豊かな国となるよう日々全力で取り組んでいます。

TECH Tokyoが我が国のスタートアップ創出や起業家育成に大きく貢献していただけるのではないかと期待しています。

■東急不動産株式会社 代表取締役社長 星野 浩明氏からのご挨拶(要約)

このたび、TECH Tokyoと大変素晴らしいご縁いただき、その拠点開発を行うパートナーという形でこのプロジェクトに参画をさせていただくことを大変嬉しく感じています。

当社はグローバルなスタートアップの支援拠点である、ここ「SAKURA DEEPTECH SHIBUYA」をはじめとして、渋谷というエリアにおいて新産業創出のためのスタートアップとの様々な共創事業を行っています。

TECH Tokyoの皆様と一緒に渋谷を起点として、日本国内の企業家の育成や事業化の支援をさらに拡大推進し、渋谷という地から世界に挑戦できるようなスタートアップが生まれるしくみを創り上げたいと考えています。

■TECH Tokyo代表 Jorge Cortell (ホルヘ コルテル)からのご挨拶(要約)

TECH-Tokyo は、2025年10月、「渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー」にて開業を予定しています。私たちは、「人と知が交差する場」を目指し、分野や国境を越えた新たなコミュニティの創造を目指して活動しています。

企業が興味を持つ分野や起業家の取り組みを理解したうえで、「ああ、これは面白くなりそうだ」と感じる企業と起業家をつなぐ架け橋となり、さらに交渉のお手伝いまで担うことが可能です。

私がやりたいことの一つは、皆さん一人一人にお会いすることです。そして、私たちが協力するための最善の方法を見極め「物事を実現させること」を最終目標として取り組んでいきます。

キーワードは「コミュニティ」です。私たち一人一人が真にグローバルな大学コミュニティの一員であり、世界中から集まる才能豊かな人々の存在が非常にユニークでかけがえのない価値をもたらしていることを実感しています。

■パネルディスカッション

このたびのTECH Tokyo新規拠点開設にあたり、TECH Tokyoと日本企業、大学のそれぞれの立場から「知の未来と日米連携~日本が果たすべき役割とは~」という重要な問いについて、パネルディスカッションが行われました。

また、「なぜ東京なのか」というテーマにおいて、日本が国際交流のハブとして果たす役割や、気候変動に関する研究分野におけるリーダーシップ、さらに被災地における感染症対策や高齢化に関する研究が、地球規模の福祉技術の推進に貢献している点が挙げられ、活発な意見交換が行われました。

<登壇者>

・王子ホールディングス 代表取締役社長 磯野 裕之氏

・インペリアル カレッジ ロンドン 及び、東京科学大学 教授 伊藤 一洋氏

・TECH Tokyo代表 Jorge Cortell (ホルヘ コルテル)

 

●イベントの様子については下記TECH TokyoYoutubeチャンネルからご覧ください。
 https://www.youtube.com/@TECHTokyo2025

※イベントレポート動画は後日アップ予定

■TECH Tokyoについて

TECH Tokyo(Technology Exchange and Collaboration Hub in Tokyo)は、グローバルに高い評価を受ける大学・研究機関の研究者たちが、日本の企業や学術機関と連携し、革新的なアイディアの交換と科学的知見の実装を推進する、学術・産業をつなぐ独立したグローバル拠点です。

この取り組みは、日本の経営者および学識者で構成される理事会の監督のもと、その独立性と信頼性を確保しながら、日本社会に実質的な価値をもたらすことを目的としています。

TECH Tokyoは、国家のイノベーション・エコシステムを活性化し、世界トップクラスの人材を惹きつけ、先端技術の事業化を加速する貴重なプラットフォームです。デジタル変革、経済の活性化、そしてグローバル競争力の強化といった日本の政策的優先事項を支援しながら、包摂的成長と国際協力をけん引する新たなテクノロジー・リーダーの育成にも寄与します。

TECH Tokyoの活動は、日本の科学技術分野における国際的地位の向上を促すとともに、人口動態の変化や経済構造の変容といった社会課題に対応するうえで、我が国のレジリエンス(回復力)と持続的繁栄を支える重要な一歩となります。

■TECH Tokyoパートナーシップ企業

TECH Tokyoは、パートナーシップ企業の皆様の目標に応じて、ブートキャンプ、ワークショップ、講義、メンタリング、アドバイザリーなど多様な手法を通じたプログラム提供してまいります。

第1期パートナーシップ企業は以下のとおりです。(あいうえお順)

・王子ホールディングス株式会社

・テルモ株式会社

・東急不動産株式会社

・日本航空株式会社

・ロート製薬株式会社

  

■TECH Tokyoとハーバード大学との関係について

TECH-Tokyoの構想は、ホルヘ・コルテル(Jorge Cortell)氏がハーバード大学 工学・応用科学部のイノベーション・フェローとして在籍していた際の研究と提言に端を発しています。

また、コルテル氏は現在、ハーバード・イノベーション・ラボ(i-lab)にてシニア・アドバイザーを務めており、TECH Tokyoとハーバードの起業家・イノベーション・ネットワークとの連携をさらに強化しています。

さらにこのプロジェクトは、当初の枠組みを超えて大きく発展し、世界的なアカデミアと幅広い連携を進めています。

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会社概要

URL
https://tech.seas.harvard.edu/tokyo
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージSHIBUYAタワー37階
電話番号
-
代表者名
渡邉卓次
上場
未上場
資本金
-
設立
2025年05月