株式会社ファルモと株式会社APOSTRO 医療DX推進に向けた協業を開始
ファルモ(本社:東京都港区、代表取締役:広井嘉栄、以下「ファルモ」)と株式会社APOSTRO(本社:東京都文京区、代表取締役:日置真太郎、以下「APOSTRO」)は両社リソースを活かし新たな協業を開始
■協業の概要
ファルモ(本社:東京都港区、代表取締役:広井嘉栄、以下「ファルモ」)と、株式会社APOSTRO(本社:東京都文京区、代表取締役:日置真太郎、以下「APOSTRO」)は、医療DXの推進と現場の負担軽減という社会課題に対応するため、両社のリソースを活かした新たな協業を開始することを発表いたします。
本協業では、患者中心の医療導線の再設計をテーマに、ファルモとAPOSTROがそれぞれ提供する既存のインフラやネットワークを活用し、医療機関と薬局を技術的につなぐことで、よりスムーズで一貫性のある医療体験の実現を目指します。

■協業の背景 〜医療DXと現場の負担軽減に向けて〜
日本の医療現場では、少子高齢化により医療ニーズが高度化・複雑化しており、高齢患者への対応や慢性疾患の管理など、1人あたりの対応負担が増大しています。
一方で、医師や薬剤師に加え、受付・会計などを担う事務スタッフの人手不足も深刻化しており、医療提供体制の持続可能性が問われています。
このような背景から、医療機関と薬局間で分断された業務や情報をシームレスにつなぐ医療DXの実現が求められています。
両社は「患者を起点とした医療導線の再設計」という共通のビジョンのもと、現場の業務効率化と患者体験の向上を両立する持続可能な医療基盤の構築を目指し、本協業をスタートします。
■ファルモの取り組みと展開領域
ファルモは、全国の調剤薬局と連携し、調剤情報ハブシステム「ファルモクラウド」を基盤とした医療インフラを構築。
電子お薬手帳「eお薬手帳3.0」やクラウド型ピッキング監査システム「EveryPick」などを通じ、薬局業務の効率化と高度化を支援しています。
2025年4月には導入薬局が10,000店舗を突破。
今後は薬局と医療機関、患者、その他関連ステークホルダーをつなぐ地域医療のデジタルハブとして、医療データの利活用による医療最適化を目指します。
■ APOSTROの取り組みと展開領域
APOSTROは、マイナ診察券•自動受付•キャッシュレス決済•呼出表示•予約取得•処方箋連携などに対応した多機能端末「Clinic KIOSK」シリーズを通じて、診療所を中心とした医療機関の業務効率化を支援。
累計出荷台数は3,200台を超えています。
さらに、医療業界への参入障壁となる医事会計システムや電子カルテ、予約システムなどの外部サービスを柔軟につなぐiPaaS型基盤「APOSTRO Connecting HUB」により、分断されていた業務フローを統合し、現場全体の最適化を実現します。
■ 今後の展望と期待
両社は今後、段階的な技術連携と実証実験を進め、早期の実装を目指します。
今回の協業を通じて、以下のような社会的価値の創出を図ります:
・医師・薬剤師・事務スタッフを含む医療現場全体の業務負担軽減と生産性向上
・患者にとってのスムーズで統合された医療体験の提供
・医療機関と薬局を横断するデータ利活用基盤の整備
・持続可能な地域医療モデルの構築
“これからの医療現場に、もっと便利で、もっとやさしい未来を。”
ファルモとAPOSTROの挑戦に、ぜひご期待ください。
【会社概要】
株式会社ファルモ / PHARUMO, Inc.
所在地:〒163-1452 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティータワー 52F
代表者:代表取締役社長 広井 嘉栄
株式会社APOSTRO
所在地:東京都文京区大塚3-20-1 紅屋茗荷谷ビル6F
代表者:代表取締役 日置 真太郎
【お問い合わせ先】
株式会社ファルモ 広報窓口
メール:info@pharumo.jp
電 話:03-5333-0553
株式会社APOSTRO 広報窓口
Email:contact@apostro.co.jp
電 話:03-3815-5144
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