Black Cat White Cat Musicが劇伴を担当したドラマ『HEART ATTACK』がインドネシアの「30th Asian Television Awards」にノミネート
9月に開催された台湾の「ContentAsia Awards」でも銀賞受賞。人物やシーンごとに設計した異なるサウンドキャラクターで作品の世界観を構築

株式会社Black Cat White Cat Music(本社:東京都渋谷区、代表取締役:松宮聖也)が劇伴を手がけたドラマ『HEART ATTACK』が、11月28日と29日にインドネシア・ジャカルタで開催される「30th Asian Television Awards」のBest Drama Series部門にノミネートされました。
本作品は、寛一郎と三浦透子が主演を務め、3月にフジテレビ運営の動画・電子書籍配信サービスFODで全話配信されたドラマです。Black Cat White Cat Musicが担当した劇伴制作では、シーンを盛り上げる副次的な音楽としてではなく、登場人物や世界観そのものを音で描き出すことを重視しました。超能力を持つがゆえに迫害されるヴァリアントと、彼らを管理・制圧しようとするVCMと呼ばれる機関という対立する立場に応じて音楽のキャラクターを設計しました。
迫害する立場にある機関側にはインダストリアルで無機質なサウンドを採用。一方、特殊能力を持っているだけで孤島に隔離されているヴァリアントには、よりオーガニックで人間味のある音を用いることで、その内面性や感情の揺れ、物語における葛藤を表現しています。こうした音楽的コントラストによって、キャラクターの立場や世界観がより明確に立ち上がる構造になっています。
さらに、衣装や生活環境など視覚的要素も音楽に取り入れました。スラムで暮らすヴァリアントの場面では、缶を叩くなど即興的な音を取り入れ、世界観を忠実にサウンドで表現。また、制作した20〜30曲のテーマを物語の進行に応じてリアレンジし、キャラクターの成長や心理変化に沿った音楽設計を試みました。
また、本作品は、9月に台湾の台北で開催された「ContentAsia Awards 2025」のBest Drama series made in Asia for Regional and International Market(アジアで制作された特定地域およびインターナショナル市場向けの最優秀ドラマシリーズ)部門でも銀賞を受賞しました。
クレジット
音楽ディレクター:Erik Reiff
音楽プロデューサー:Kenny Dallas
アシスタント音楽ディレクター:Ryu Suigimaru
Black Cat White Cat Music・COO兼共同経営者エリック・ライフ コメント
『Heart Attack』の劇伴では、視覚と音楽が一体となり、登場人物や物語世界を音でも体感できることを意識して制作しました。ドラマの作品体験を豊かにする重要な役割を担っていると思います。また、従来の日本ドラマ的な制作手法とは異なるアプローチでしたが、フジテレビもオープンにアイデアを受け入れてくれ、今回の制作手法を実現できたことに感謝しています。
Black Cat White Cat Musicとは
2018年に創立。東京、ロサンゼルス、タリンを拠点に、日欧米の映画から全世界の広告まで幅広く映像音楽を制作する音楽エージェンシー。幅広いネットワークによって、世界中のアーティストと連携し、国の壁を超えて音楽を制作。海外の音楽を日本に、日本の音楽を海外へ。
Black Cat White Cat Music 会社概要
会社名:株式会社Black Cat White Cat Music
設立:2018年
CEO:松宮聖也
HP:https://www.bwcatmusic.com/
Instagram:https://www.instagram.com/blackcatwhitecat_music/
Facebook:https://www.facebook.com/bwcatmusic/
LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/black-cat-white-cat/
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