木の子ども通貨「mocca」3周年。子どもの“AIガイドライン”を社会実装するプロジェクトへ!

外部知能AI時代に、「自己理解・自発的行動力・非認知能力」を育むガイドラインと3つの運営基盤を始動

株式会社midica

株式会社midica(本社:大阪府吹田市、代表取締役:西川 聡志)は、2026年5月5日(火・こどもの日)に子ども通貨「mocca(モッカ)」の事業開始3周年を迎えます。moccaは、大阪府堺市の開口神社で開催される「さつきまつり」(子どもの成長を祈念する神事)を起点に、地域の大人と子どもの接点をつくり、感謝の対価として「お金」の温もりを体験から学ぶ仕組みとして2023年5月5日に誕生しました。

この節目に際し、moccaの持続可能な運営基盤となるNPO法人の設立、全国の自治体・商店街・法人向け導入支援(運営モデルのパッケージ化)、運営のDX(データ管理・運営効率化)を進めるとともに、AIが社会インフラ化する時代に求められる「子どものAIガイドライン」を社会実装する新プロジェクトを開始することをお知らせいたします。

moccaが歩んだ3年間と、今見据える未来

木の子ども通貨「mocca」は、お祭りやイベントでの「お手伝い」を通じて、子どもたちが地域社会と接点を持つ機会の創出を提供してきました。活動開始から3年、これまでに延べ9,149人の子どもたちが参加し、2,288,600円分のモッカを発行してきました。

moccaの原点となった大阪府堺市の開口神社「さつきまつり」は、「子どもの成長を祈念する」ことを理念とする神事です。moccaはその理念を基に、“地域の大人が”子どもの成長を祈念できる関わりを、地域活動やイベントの中に増やすために仕組みを考えました。

子どもが誰かの役に立ち、大人が感謝を伝え、対価としてお金を受け取り、そしてそのお金を誰かのために使う——その循環を、健全な社会の在り方として子ども自身が実感できる形で体験できる仕組みです。

テクノロジーがどれほど進化し、AIの活用が当たり前の日常になったとしても、私たちの心に深く届くのは、やはり人の温かみや地域との絆だと私たちは考えています。自分の好きや得意によって誰かのために努力する時間、周囲の大人たちからかけられる温もりを持った「ありがとう」の声。そうした、デジタルには置き換えられない体験こそが、これからの時代を自分らしく生きていくための「教養」になると信じています。

moccaの3つの理念

仕事の喜び:社会に貢献し、感謝されることを喜びとして実感する

自発的行動力:自分の好きや得意を発見することで個性を養い、自己理解による内から湧き出る問いを持つこと

社会との接点:人とのつながりを喜びとすること

これからもmoccaを通じて、笑顔と感謝の言葉が交わされる場を生み出し、地域に温かな交流を創出してまいります。

3周年を機に、moccaが着手する「子どもAIガイドライン」

AIが瞬時に答えを出してくれる時代だからこそ、私たち人間には、AIを適切に使い分けながら、自ら「問い」を立て、目の前の課題や人の心に寄り添う力が、これまで以上に求められています。私たちは、AIを上手に扱う“操作スキル”に加えて、AIを使う人間側の力——自己理解・自発的行動力・非認知能力など——が問われる時代が来ると捉えています。

また、AIの進化は、現在主流の「作業代行AI(生成・最適化・エージェント)」といった領域にとどまらず、個人の思考や価値観に深く寄り添い、意思決定を支える「外部知能AI(拡張)」へと広がる可能性があると見ています。ここでいう外部知能AIとは、情報検索や作業代行に留まらず、個人の思考・価値観・意思決定に継続的に伴走し、人の言語処理や認知を拡張するAIのあり方を指します。単なる便利な道具としてではなく、人間個人の“鏡”のように働き、使い手とともに個別に最適化されていく存在になり得ると考えています。

一方で、自己理解や価値観が形成途中である子どもがAIに寄りかかり過ぎると、思考や価値観が画一化しやすい——そのような課題が生じ得ることも、私たちは見ています。だからこそ、子どもがAIを扱うことには可能性と同時にリスクもあるという前提に立ち、社会として向き合う必要があると考えています。moccaが担えるのは、その土台づくりです。

言葉・数・時間は、人間が社会を成り立たせるためにつくった“概念”です。LLMを基軸としたAIは、それらの概念の扱いに長けた存在であり、お金もまた概念の一つにすぎません。moccaは、「自分の好き・得意で社会に貢献し、その対価として受け取る」経験を通して、「お金」という概念を見直し、子どもが身体感覚として学ぶ機会を提供してきました。

私たちは、この体験設計をAI時代の教養の基盤として位置づけ、AIの仕組みを理解し、可能性と課題を見極めながら、「子どもAIガイドライン」の作成と社会実装に向けた取り組みを新たにスタートします。

子どもAIガイドラインの3つの運営基盤

この「子どもAIガイドライン」を継続的に社会実装していくために、moccaは運営基盤も再設計します。ガイドラインは“作って終わり”ではなく、子どもたちの体験の現場で育て、検証し、改善し続けることが重要です。そのために、以下の3つを同時に推進します。

1)NPO法人「子ども通貨基金」(仮称)の設立

ー原資の透明性と継続性ー
これまで株式会社midicaとして運営してきた原資(1枚100円)を、新設するNPO法人「子ども通貨基金」(仮称)へと移管します。moccaが提供する体験機会はこの原資に支えられていますが、原資は子どもたちの手に渡り、いずれは地域に還元される非営利な部分です。

NPOの設立により、モッカに共感する個人・団体から広く支援を受け、また行政・企業・学校・地域の方々がよりフラットに関わることができる体制を整えます。これにより、moccaを地域共創プラットフォームとしてさらに深化させ、透明性と継続性のある運営体制を強化します。

2)moccaを全国へ(導入支援の開始)

ー運営モデルをパッケージ化ー
全国の自治体や商店街、法人向けに導入支援を開始します。地域の木材を活用したモッカの制作や、地域の課題に合わせた体験設計のコンサルティングを通じて、日本中に「子どもを真ん中に置いた温かい“地域経済圏”」を広げてまいります。

各地域で、子どもと大人の接点が自然に生まれ、感謝と対価が循環する体験の場が増えることで、「子どもAIガイドライン」が机上の議論ではなく“現場から育つ指針”として定着していくことを目指します。

3)運営DX(データと仕組みで“続く”モデルへ)

ー運営の再現性ー
moccaの価値は、あくまでアナログな体験にあります。一方で、全国展開を見据えるほど、運営の再現性・安全性・集計の正確性が重要になります。そこで、アナログな良さを守りながら、会員管理・体験履歴・運営フロー・銀行システム等の運用を体系化し、現場負担を下げながら“続く仕組み”へ進化させます。

すでに銀行システムは金融機関との連携を進めており、「金融リテラシー教育」を備えた基盤づくりを推進しています。これらのデータと運営基盤の整備により、子どもたちの体験を蓄積し、学びの質を継続的に高めることで、「子どもAIガイドライン」の社会実装を支えます。

【イベント情報】第30回 さつきまつり(開口神社)

mocca発祥の地である開口神社「さつきまつり」
 日時:2026年5月5日(火・祝)
 会場:開口神社(大阪府堺市)

代表コメント

midicaは「家族の時間」を作る自然体験イベントから始まりました。そして、その想いを詰め込んだモッカは皆様に支えられて3周年を迎えました。本当にありがとうございます。

これからもモッカの仕組みを活用して、AI時代を生きる子どもたちが自分らしく生き、そして、地域の大人が子どもの成長を祈念する、そんな当たり前の社会を、地域の皆さんと共に創っていければ幸いです。moccaのこれからに、ぜひご注目ください。

株式会社midica 代表取締役
西川 聡志

moccaについて

子どもとオトナがつながり、広がる「木貨の世界地図」

moccaの世界観を表す象徴が、表紙イラストとして掲載する「木貨の世界地図」です。木貨(mocca)は、地域のたくさんのオトナと子どもたちが一緒に学び合い、成長し合いながら、未来のまちをつくることを目指しています。これからマップにはさまざまなヒトが加わり、木貨の世界はどんどん広がっていきます。

お金は社会を循環する「道具」。だからこそ“本質”を体験から学ぶ

「ありがとう」から生まれたお金で、私たちは誰かの商品やサービスを買い、その人の想いや挑戦を応援できます。しかし現代では、お金を“集めること”そのものが目的になり、本来の価値や役割を見失いがちです。必要以上にお金を追い求めることで、大切な「ありがとう」や「つながり」が見えなくなることもあります。

木貨は、もともと“木くず”から生まれました。けれど、本物のお金だって金属や紙、あるいはデジタルの数字にすぎません。だからこそ、木の通貨から“お金の本質”を感じ取ってほしい——それがmoccaの出発点です。大切なのは、お金そのものではなく、何を買い、どう使い、未来に何を残すか。社会をつくるのはお金ではなく、その道具に想いを込める「人」です。

発祥の地は堺市・開口神社。子どもの成長を祈念する神事から誕生

木貨の発祥の地は、堺市・開口神社。2023年5月5日(こどもの日)に開催されたお祭りで誕生しました。堺商人、千利休、与謝野晶子にもゆかりのある開口神社は、木貨の世界地図の中央に鎮座し、木貨のシンボルとなっています。

地域で育った木からできた、手作りのお金

木貨は、地域の間伐材を活用しています。大工職人が一枚ずつ丁寧に切り出し、就労支援B型事業所の方々がレーザーで一枚一枚刻印を施しています。人の手を通じて生まれる、温かみのあるお金です。

【会社概要】

会社名:株式会社 midica

代表取締役:西川 聡志

所在地:大阪府吹田市南吹田2丁目16‐25-F

設立:2018年4月

事業内容:農林漁業体験イベント

     木の子ども通貨モッカ

     子どもAIガイドライン

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会社概要

株式会社midica

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URL
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業種
教育・学習支援業
本社所在地
大阪府吹田市五月が丘北 10-4
電話番号
080-1430-9980
代表者名
西川聡志
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2018年04月