さわらびグループ、福祉村に太陽光発電所を開設
再生可能エネルギーで地域と地球の未来に貢献

「みんなの力で みんなの幸せを」を基本理念に掲げる「さわらびグループ」は、この度福祉村に太陽光発電所を開設いたしました。
1978年の福祉村創設以来、当グループは医療・福祉・介護の充実を通じて基本理念の実現に邁進してまいりました。加えて、気候変動への対策やエネルギーの自給にも早くから取組んでおり、1990年8月には福祉村病院に高効率ジェネレーターを設置し、自家発電を行った実績もあります。
今回の太陽光発電の導入は、再生可能エネルギーの活用による安定的な電力供給と環境負荷の軽減を目的としたものです。新たに設置した太陽光発電設備により、病院施設全体の電力消費量の約15%を賄うことが可能となります。
現在、SDGsの達成が求められる中、再生可能エネルギーの導入は火力発電による石炭使用の削減、さらにはCO₂排出量の抑制につながる重要な取組みです。特に医療・福祉・介護分野の施設は、一般施設と比較してエネルギー消費量が多く、エネルギーコストの削減と環境配慮の両立は大きな意義を持ちます。
実際、医療機関における再生可能エネルギーの導入は、全国的にまだ1割未満にとどまるといわれており、今回の取組みは先進的な事例であると考えております。さらに、本設備は災害時における自立的な電力供給にも寄与するため、防災の観点からも重要なインフラとなります。
さわらびグループは、地域の皆さまの安心・安全を守りながら、気候変動という地球規模の課題にも真摯に取り組んでまいります。いつ起こるか分からない災害に備えつつ、「みんなの力で みんなの幸せを」の実現に向けて、これからも歩みを止めることなく前進してまいります。
〇自家消費型太陽光発電所概要
1. 発電容量 [DC]348.8kW
[AC]254.95kW
2. 年間発電量 406,560kW
3. 自家消費率 90.0%(太陽光発電量の活用率)
4. 消費電力割合 14.2%(全消費電力の内、太陽光で賄える割合)
5. 想定CO₂削減量 182.95t/年
6. 想定石炭削減量 345.57t/年

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