TOMAS TECH CO., LTD.で省エネ・CO₂削減を工場で実現する「エネルギー監視システムPEGASUS」を提供開始
TOMAS TECH CO., LTD.は、工場内の電力・空気・水などのエネルギー消費状況をリアルタイムに監視・分析する「エネルギー監視システムPEGASUS」の提供を開始しました。

製造・物流業向けシステム開発を手掛けるTOMAS TECH CO., LTD.(本社:バンコク、代表取締役:野崎 涼) は、工場内の電力・空気・水などのエネルギー消費状況をリアルタイムに監視・分析する「エネルギー監視システムPEGASUS」の提供を開始しました。本システムは、CO₂排出量の算出・管理とコスト削減を同時に実現し、企業の省エネ推進と持続可能な事業運営を強力にサポートします。
エネルギー監視システムについては、以下に詳細を記載しております。
https://tomastc.com/solution/energy-monitoring-system/
エネルギー監視システム「PEGASUS」の概要資料は、以下からダウンロードできます。
d167995-3-dbe92cda88debad847ba9ece9c57c8b1.pdf「エネルギー監視システム(PEGASUS)」ソリューションリリースの背景
近年、製造業や物流業において、省エネとCO₂削減の重要性は世界的に高まりを見せています。
特に電気代や燃料費の高騰は企業経営を直撃し、エネルギー効率の改善が経営課題として浮上しています。また、ESG投資やカーボンニュートラルへの取り組みが広がる中で、各企業には排出量の開示と精緻な管理が求められています。
しかし、工場現場ではエネルギー使用の「見える化」が十分でないケースも多く、無駄の発見や改善策の立案が難しい状況が続いていました。こうした課題に応えるため、TOMAS TECHはアジアの製造現場で培った知見を活かし、エネルギー消費の可視化と改善を一体的に実現するシステムの提供を開始しました。
「エネルギー監視システム(PEGASUS)」の製品概要

■ システム名称
エネルギー監視システム「PEGASUS」
■ 特徴
・リアルタイム監視
・CO₂排出量の自動算出・管理
・コスト算出と削減支援
・豊富な分析機能
・柔軟な導入形態
エネルギー監視システム「PEGASUS」は、工場の電力・空気・水といったエネルギー消費をリアルタイムで監視できるシステムです。各設備単位で使用状況を把握できるため、ピーク電力の発生を即座に検知し、アラート通知で現場に素早く対応を促します。さらに、国際基準であるScope1・2・3に準拠した算出ロジックを搭載し、カテゴリ別や工程別にCO₂排出量を自動的に集計します。これにより、排出量管理を正確に行い、企業の環境KPIや外部報告にも活用することが可能です。
また、電力単価や生産数量をもとに、製品1個あたりのコストやCO₂排出量を算出できるため、原価管理や価格戦略にも役立ちます。ダッシュボードでの可視化、履歴データの比較分析、ExcelやCSVでの出力機能も備え、経営層向けのレポートから現場向けの詳細データまで、幅広いニーズに対応します。クラウド型とオンプレミス型の両方に対応しており、中小規模の工場から大規模拠点まで柔軟に導入できます。
「エネルギー監視システム(PEGASUS)」導入のメリット
「エネルギー監視システム(PEGASUS)」導入のメリットは、以下の通りです。
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省エネ効果の最大化
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環境目標の達成支援
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経費削減
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従業員の意識改革
PEGASUSを導入することで、省エネ効果を最大限に高めることができます。設備ごとの無駄を特定し、稼働条件や保全計画を見直すことで、電力使用量の削減が可能となります。実際には10〜20%程度の削減効果が期待でき、電気料金の高騰が続く中で大きな経費削減につながります。
さらに、CO₂排出量を定量的に管理できるため、企業は環境目標の達成を確実に進められます。社内のKPI管理や外部への情報開示にも直結し、持続可能な経営への信頼性向上に寄与します。加えて、エネルギーデータを現場レベルで共有することで従業員一人ひとりの意識改革を促し、省エネ文化を社内に浸透させる効果も期待できます。
「エネルギー監視システム(PEGASUS)」導入のスケジュール

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現状分析:1〜4週間
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設計:1〜3週間
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開発・テスト:1〜20週間
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導入支援:1週間
※最短1か月で稼働可能
導入は現状分析から始まり、1〜4週間で使用状況を診断します。
その後、1〜3週間で設計を行い、システムの開発・テストには最短で1週間から最長で20週間を要します。
導入支援は1週間程度で完了し、全体では最短1か月で稼働を開始することが可能です。
企業の状況に応じて段階的な導入も選択できるため、現場に合わせた柔軟なプロジェクト進行が可能です。
今後の展望
今後は、クラウド版とオンプレミス版の選択肢を拡充し、より幅広い企業への導入を推進します。また、MES(製造実行システム)やトレーサビリティシステムとの連携を強化し、工場全体の最適化に寄与する統合ソリューションを提供する予定です。さらに、タイをはじめ、ベトナム・マレーシア・インドネシアなど東南アジア諸国での展開を加速させ、地域全体の省エネ・CO₂削減を支援していきます。将来的には、AIによるエネルギー需給予測機能や自動制御との連携を実装し、スマートファクトリー化の実現を目指します。
▼会社概要
企業名:TOMAS TECH CO., LTD.
所在地:バンコク(タイ)
代表者:代表取締役社長 野崎 涼
設立年:2021年
事業内容:システムコンサルティング業務
システム設計・開発業務
システム運用・サポート業務
公式サイト:https://tomastc.com
本件に関するお問い合わせ先
TOMAS TECH CO., LTD.
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担当者:野崎 涼
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E-mail:info@tomastc.com
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代表電話番号:+66-98-271-9741
(受付時間 平日/土曜日 08:00-17:00) -
Webサイト:https://tomastc.com
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