memento mori project in Saipan開催報告について
戦後80年 サイパンに残る旧日本軍戦車に花を手向ける

「花ひらく わたしひらく 世界ひらく」を理念に花や植物に関連したディスプレイ制作やイベント開催、スクールの運営を行う株式会社greenpiece(本社:秋田県秋田市、代表取締役CEO:金森弘至)は、戦後80年となる本年8月に、第二次世界大戦の激戦地となったサイパン ラスト・コマンド・ポストにおいて、マリアナ州政府の協力のもと、現地に残る旧日本軍の戦車に花を手向け、命に祈りを捧げるアートワークプロジェクト 『memento mori project in Saipan』 を開催いたしました。
併せて、来る10月26日にオンライン報告会並びに動画上映会を開催いたしますので、取材方ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
■プロジェクトの背景
弊社取締役COO金森鮎美が幼い頃に祖父とともに訪れたサイパン。
青い海と空が広がる南国の鮮やかな景色の中で、時が止まったように放置され朽ちた戦車や大砲が存在感を放っていた。その光景が記憶に強く残っており、終戦から80年という節目の年に、ふと浮かんだのが、「もしあの戦車をフラワーアートにしたらどうなるんだろう?」という一つの想像でした。
それが、世界中の戦跡を祈りの花で彩るmemento mori projectとして動き出しました。
もし、戦場にいるすべての兵士がピストルではなく、花束を持っていたら—
すべての武器から弾ではなく花が飛んで来たら―
そんな未来を一緒に想像しながら、祈りの花を手向けようと思いました。
memento moriとは…
“死を想い、生を生きる” (ラテン語)
過去をただ悼むためではなく、“命の尊さ”をもう一度感じるため、明日の命が当たり前にあると思ってしまいがちなこの時代にこそ「あなたにとって生きるということはどういうことか」問い直したい、そのような想いを込めました。
私たち人間は戦争を繰り返してしまいます。それは世界のあちこちに引いてしまったBORDER(境界線)があるからです。そのBORDERを子どもたちに受け継がせたくはありません。
世界中の子供たちが戦いではなく、ワクワク想像する未来を選択できるように—
■プロジェクト概要

・実施スケジュール

8月26日 |
日本出国 |
27日 28日 31日 |
ロケハン 祈りのフラワーアート制作(本番) ディスプレイ撤去 |
9月 1日 |
日本帰国 |
・場所
サイパン ラスト・コマンド・ポスト
・参加者
北マリアナ州知事、サイパン市長、現地フラワーアーティスト、地元民60名
日本からフラワーアーティストとその家族他 18名
・主催
株式会社greenpiece
・協力
<映像撮影>
Dream Photo(秋田県秋田市)
<現地コーディネート>
Pacific Development, INC.(サイパン)
<現地行政>
先住民局 igneous Affairs Office、カロリン諸島民局 Carolinian Affairs Office、
地域文化局 Department of Community Cultural Affairs、
歴史保存局 Historical Preservation Office、マリアナ政府観光局 Mariana Visitors Authority、
林業課 Forestry Division
・その他
クラウドファンディング実施
8月1日~(10月13日現在)270名・団体の全国の個人・企業より、4,202,790円の支援を得ました(支援募集は10月26日までを予定)。
・参考
現地メディア取材
https://youtu.be/7owSJyv10r8?si=MChZnEl_qcOcm8Y8 (17:30頃より)
■今後の予定
・オンライン報告会・動画上映会の開催
日時 10月26日(日)18:00~20:00
内容(予定)
(1)Projectドキュメンタリー動画上映
(2)Project概要報告:㈱greenpiece取締役COO 金森鮎美
(3)オンライン戦跡ツアー:サイパン政府公認ガイド
(4)参加メンバーの声
(5)質疑応答
参加申込
申込フォームに必要事項を入力の上、お申込みください。
■会社概要
株式会社greenpiece
代表取締役CEO 金森弘至
所在地 [本社] 秋田県秋田市外旭川字八幡田151-1
[鳥海アトリエ 『地と』] 秋田県にかほ市象潟町小滝水尻10-2
HP https://www.greenpiece.co.jp/
【本件に関するお問合せ】
株式会社greenpiece PEACE ARTプロジェクト担当:林阿有美
MAIL:peaceart@greenpiece.co.jp
すべての画像