Golong、「Bb Laboratories」ブランドをグループ傘下に
~アジアブランドとして、海外市場への展開を拡大~

杭州高浪控股有限公司(以下、「Golong」)は、化粧品ブランドの再構築事業などを手掛けている。
日本では、Golongのグループ会社が株式会社総医研ホールディングス(本社:大阪府豊中市、以下「総医研HD」)の大株主となっており、同社が展開している化粧品販売及び健康補助食品等の販売に関して、資本業務提携契約を締結している。
このほど、総医研HDの子会社である株式会社ビービーラボラトリーズ(Bbl)の事業活動終了に伴い、Bblが展開していたスキンケアブランド「Bb Laboratories」が、Golongのグループ会社の傘下に入る運びとなった。
今後は、再生医療に着目したアジアブランドとしてのリブランディングを進めるとともに、海外市場への展開を拡大していく。
総医研HDは、「医科学の研究成果を事業化し、人々の健康で安全な生活の実現に寄与する」ことを理念に掲げ、研究開発から製品化、事業化までを一貫して行うバイオベンチャー企業。健康食品・機能性食品の開発及び販売、試験受託事業、健康経営支援サービスを通じて、企業や社会全体のウェルビーイング向上への貢献、また、抗疲労研究やエビデンス提供により、健康長寿社会の実現を目指したソリューション開発を推進している。
2019年にGolongと資本業務提携契約を締結して以降、中国市場での化粧品販売事業を手掛けてきた。同社は25年6月期を「構造改革の事業年度」として位置づけ、新経営体制のもと、将来の持続的成長に向けた研究開発や医療向けDXサービス構築などの先行投資を積極的に実施しながら、収益性改善に取り組んできた。今後の事業方針について、医療DXを中心としたヘルスケア事業領域とサプリメント事業領域に注力する方向へシフトすることを背景に、Bblの事業活動終了が決定した。
これに伴い、「Bb Laboratories」ブランドは、Golongグループ会社に譲渡され、傘下ブランドとして再出発する。
フェイスマスクを中心に、「再生シリーズ」としてラインナップの拡充に取り組む。
なお、同グループは中国を中心としたアジア圏において、EC販売のノウハウ及び販路を保有している。同品も既に中国や東南アジアでの販売を開始しており、将来的には米国や欧州市場への展開も目指す。
サプリメント事業についても、同グループと共同にて新商品の開発を進めている。
販売開始時期は26年6月期中を予定しているという。
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