もう止まらない!「汚れで映らない」という常識を覆すセルフクリーニング産業用カメラ『Excelsense』が日本上陸
泥・粉塵・油・塩害・結露でも視界を確保。危険区域への立入り不要で清掃の手間を削減し、-40℃対応の堅牢設計で安全性と効率を両立

株式会社エスヨン(本社:名古屋市南区、代表取締役:上野 晃)は、監視カメラの致命的な弱点であった「汚れによる稼働停止」を克服する産業用カメラシリーズ『Excelsense セルフクリーニングカメラ』を日本市場に投入します。泥や粉塵、油、塩分、結露といった厳しい汚れの中でも作業員による清掃を不要にし、従来の市場に新しい選択肢となる “止まらないカメラ” という基準を提示します。
■現場が抱える本質的な課題
近年、産業現場でのカメラ活用は急速に広がっています。しかし、港湾や沿岸では塩害や結露、建設や鉱山では泥や粉塵、寒冷地では雪や霜、製造現場では油煙やミストなど、環境ごとに異なる汚れが原因で視界が失われる課題に直面してきました。従来のカメラは液剤やワイパー、エアブローといった外部機構に依存しており、定期補充や部品交換、作業員による清掃を避けられません。その結果、コストの増大だけでなく、作業員の安全リスクやライン停止による損失が問題となっていました。
さらに監視カメラ市場全体を見ても、競争の軸は「解像度」「AI解析」「低価格化」に偏ってきました。しかし現場で本当に求められる価値は「映像が止まらず映り続けること」です。高性能なAIも高画質レンズも、汚れで曇れば無意味になります。実際、鉄鋼や鉱山の粉塵環境では、カメラがすぐに曇り放置される例が多く見られます。
■Excelsenseがもたらす革新
Excelsenseは、特許取得済みの独自構造によりレンズ表面の汚れを浮かせて除去。液剤やワイパー、圧縮空気を使わず、外部機構ゼロで “止まらない” を実現しました。
クリーニングは汚れを感知して自動で作動するわけではなく、ユーザーがボタン操作で任意に実行したり、環境に合わせて間隔を設定できる仕組みです。現場の状況に応じて確実に視界を回復できるため、運用の柔軟性と信頼性を両立します。
従来のカメラは「汚れたら終わり」でしたが、Excelsenseは「汚れても止まらない」。これまで十分に語られてこなかった“稼働し続けること”を判断基準に据え、運用リスク削減=経営価値を実現します。


■用途別の導入メリット
Excelsenseは、工場・プラントから港湾、建設、鉄鋼、畜産、寒冷地まで、幅広い現場で課題を解決します。
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工場・プラント
油煙や粉塵で曇りやすい環境でも、清掃不要で稼働を継続し、無人ラインやAGVの安定運用を支えます。 -
港湾・沿岸施設
潮風や結露による曇りや腐食を防ぎ、長時間の屋外監視を可能にします。 -
建設現場
泥や粉塵が舞う短期現場でも映像を止めず、監視や証跡確保を中断させません。 -
鉄鋼・高温粉塵環境
カメラが汚れて放置された環境でも稼働を維持し、生産ラインの監視を可能にします。 -
畜産・農業
糞尿や泥の汚れを除去し、衛生課題と清掃コストを同時に解決します。 -
寒冷地・雪国
-40℃対応設計で雪や氷、霜の中でもヒーター不要で視界を確保します。
■主な特長
Excelsenseには、従来のカメラでは実現できなかった以下の特長があります。

■液剤・ノズル・ワイパー不要、外部機構ゼロのセルフクリーニング構造
■特許取得済み「アクティブ・セルフクリーニング技術」搭載
■クリーニングはボタン操作や任意インターバル設定で実行可能
■-40℃耐寒設計、MIL規格準拠の耐振動、100G衝撃耐性
■IP69K相当の防水・防塵性能
■最大40,000サイクル動作保証、長期メンテナンスフリー
■製品ラインアップ
Excelsense セルフクリーニングカメラシリーズは、用途や設置環境に応じて選べるよう、一体型から後付けタイプまで幅広いモデルを展開しています。
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TOUGHEYE-1700™
セルフクリーニング機構を搭載した一体型カメラ。新規導入や、過酷環境で安定稼働が求められる現場に最適です。 -
SENSERSHIELD-1600™
既設のカメラやセンサーに後付けできるユニット。既存設備を活かしつつ清掃問題を解決したい方におすすめです。 -
SS1600(ハウジング付モデル)
保護性能を強化したモデル。砂塵や飛来物の多い環境など、追加の堅牢性が求められる現場に適しています。 -
LiDAR対応モデル(2025年内発売予定)
LiDARセンサー向けに設計された最新モデル。自動運転や高度なセンシングを必要とする分野に対応します。
■今後の展開
エスヨンは、Excelsenseを通じて「止まらないカメラ」という新基準を市場に提示します。従来のカメラが機能しなかった鉄鋼・プラント・港湾・建設・畜産などの領域で導入を推進し、安全性・効率・環境配慮を同時に実現します。
また、常時稼働で蓄積される映像データはAI解析やトレーサビリティの基盤となり、スマートファクトリーや持続可能な産業活動を支えるインフラの一部となります。そのデータ資産は今後、さまざまな産業分野での活用や新たな発展につながる可能性を秘めています。
会社概要
■株式会社エスヨン:
海外の先進的かつ唯一無二の防災・事故防止製品を厳選、日本の社会に柔軟に導入。
公共施設やオフィス、インフラ、医療・福祉現場など多様な場面に、安全性向上を実現するソリューションを提供し、災害に強い街づくりに貢献。
■電話: 03-6821-2176(代表)
■WEBサイト:https://www.esyon.co.jp/
【本プレスリリースに関するお問合せ】
■株式会社エスヨン
■電話: 03-6821-2176 平日(月〜金) 9:00-17:30
■Mail:iwase@esyon.co.jp
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