「2025 TOURISEアワード」、東京が三冠達成 「最優秀観光地賞」を含む最高栄誉に輝く
サウジアラビア・リヤド — 2025年11月11日 — 東京は、初開催となる「2025 TOURISEアワード」において、「最優秀観光地賞(ベスト・オーバーオール・デスティネーション)」を含む3部門で受賞し、世界的な栄誉に輝きました。「ベストフード&グルメ観光地賞」と「ベストエンターテインメント観光地賞」も受賞し、革新性、活力、そして記憶に残る体験を創出する世界的観光都市としての地位を確固たるものにしました。

TOURISE アワードは、サウジアラビア王国皇太子・首相であるムハンマド・ビン・サルマン・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード殿下の後援のもと、リヤドで開催された「TOURISEサミット」の一環として授賞式が行われました。
【世界観光の新たな基準を示す東京】
独立した国際的審査員団による厳正な審査の結果、旅行者、業界リーダー、各種団体から寄せられた多数の推薦の中から東京が選出されました。東京は、「ベストフード&グルメ観光地賞」において、ロンドン、香港を抑えて受賞。ミシュラン星付きの名店から地元に根差した庶民的な味まで、幅広く質の高い食文化が評価されました。伝統を重んじながらも革新的な料理体験を提供し、四季折々の食材を生かした「本物の味」へのこだわりが高く評価されています。
さらに、東京は「ベストエンターテインメント観光地賞」でも、ソウル、メキシコシティを抑えて受賞しました。世界水準のテーマパークや没入型アトラクション、先進的な音楽・文化シーンなど、多様なエンターテインメント体験を提供する点が称えられました。現代の旅行者の多様な嗜好やニーズに柔軟に応えるその懐の深さが、次世代の観光モデルとして評価されています。
また、これら個別部門の受賞に加え、東京は「最優秀観光地賞」にも選出されました。来訪者の体験全体における一貫した卓越性が認められ、審査員から満場一致で最高栄誉が授与されました。

【2025 TOURISEアワード 受賞地一覧】
-
ベストアート&カルチャー観光地/ニューヨーク(アメリカ):文化の頂点を極める街。世界屈指の美術館、活気あふれるストリートアート、そしてブロードウェイから街角のビートまで、あらゆるものを動かす創造的な鼓動。
-
ベストアドベンチャー観光地/アンカシュ地方(ペルー):エメラルド色の湖、高地のトレイル、そして雄大な山々が織りなす絶景の中で、古き良き冒険の本質を体感できる場所。旅人の心に刻まれる「原点の冒険地」。
-
ベストフード&グルメ観光地/東京(日本):一膳の心温まる食から多彩な懐石の革新まで、深い食文化が息づく地。質の高さと創造性が共鳴する、美食の都として世界に知られる。
-
ベストショッピング観光地/パリ(フランス):「光の都」として知られるファッションの中心地。伝統と現代が融合し、アトリエやコンセプトストア、再生された街区を通じて、買い物そのものが文化体験へと昇華する。
-
ベストエンターテインメント観光地/東京(日本):テーマパーク、音楽、文化が融合。あらゆる旅行者を魅了する体験が詰まった都市。
これらの受賞地はいずれも、文化と芸術を体験型の魅力へと昇華させ、冒険の可能性を広げ、地域の味覚を世界的食文化へと進化させ、都市の風景を創造的エネルギーで彩っています。

【審査員コメント】
「2025 TOURISEアワードには世界中から数多くの優れた候補が寄せられましたが、その中でも東京は、アート&カルチャー、アドベンチャー、フード&グルメ、ショッピング、エンターテインメントのすべての分野で際立った存在でした。品質、革新性、そして本物志向の調和により、東京は伝統と現代性を融合させ、世界基準の体験を提供しています。TOURISEが掲げるすべての評価軸において、東京は単に優れているだけでなく、観光の新たなゴールドスタンダードを打ち立てました。」
【輝きに満ちた授賞の夜】
授賞式はリヤドにあるザ・リッツ・カールトン・リヤドにて華やかに開催され、著名シェフ ナワール・アルカラウィ氏による特別ディナーと、国際的ヴォーカリスト ローレン・オルレッド氏の圧巻のパフォーマンスが披露されました。彼女はサウジアラビアのファッションデザイナー、マシャエル・アル・ファリス氏によるドレスと、同国発ジュエリーブランド「APOA(A Piece of Art)」の作品を身にまとい、会場を魅了しました。サウジアラビアの多様な食文化を世界のエッセンスと融合させたメニューは、TOURISEの理念である「文化とホスピタリティの架け橋」を体現するものでした。

【世界を代表する審査員団】
本アワードの審査は、フォーブス・トラベルガイド、ミシュランガイド、テート・モダン、コンデナスト、英国ファッション協会など、各分野を代表する元リーダーたちを含む、独立かつ多分野にわたる審査員団によって行われました。旅行、ファッション、食、エンターテインメントといった多様な世界から集まった比類なき専門知識が結集し、審査に深みと広がりをもたらしています。審査員のリストは以下の通りです。
-
フィリップ・ボイエン(元フォーブス・トラベルガイドCEO)
-
マイケル・エリス(元ミシュランガイドグローバルディレクター)
-
フィオナ・ジェフリー(元ワールド・トラベル・マーケット議長、元ツーリズム・フォー・トゥモロー・アワード議長)
-
ルノー・デ・レスケン(元ジバンシィCEO、元ディオールAM社長)
-
ラース・ニットヴェ(元テート・モダン創設ディレクター)
-
アルバート・リード(元コンデナスト社マネージングディレクター)
-
キャロライン・ラッシュ(元ブリティッシュ・ファッション・カウンシルCEO)
-
オマール・サムラ(国連親善大使、登山家、極地探検家)
-
バーンホルド・シュローダー(元ケンピンスキーCEO、元パンパシフィックCEO)
【受賞地を称えて】
2025年TOURISEアワードの発表をもって、文化、食、冒険、エンターテインメントの各分野における新たな世界基準が示されました。TOURISEは今後も、旅人の心を動かし、つながりを生み、忘れがたい体験を創出する観光地を発掘し、称えていきます。次なる章で、また新たな輝きを放つ目的地が生まれます。
###
【TOURISEアワードについて】
TOURISEアワードは、観光地の卓越性を讃えるグローバルな賞であり、現代の旅行者の期待に応える、意義深く忘れがたい体験を提供する観光地を表彰します。審査は各分野の専門家によって行われ、アート&カルチャー、アドベンチャー、フード&グルメ、ショッピング、エンターテインメントの5部門に加えて、「最優秀観光地賞(ベスト・オーバーオール・デスティネーション)」が授与されます。 革新性、持続可能性、文化継承、そして旅行者への影響を評価基準とし、観光地の新たな世界標準を提示します。
【TOURISEについて】
TOURISEは、グローバル観光の新たな地平を切り拓く世界有数のプラットフォームです。
サウジアラビア王国観光省の支援のもと、初のTOURISEサミットが2025年11月11日〜13日にリヤドで開催されます。
同サミットでは、政府、企業、投資家、学術界のビジョナリーたちが集い、業界を刷新する革新的な取り組みと変革的なを推進し、持続可能で公平かつ未来志向の観光セクターを構築します。
TOURISEは、物理的には限定的ながら、デジタルでは包括的な参加を実現し、グローバルな視点を持つビジョナリーたちに焦点を当てたアクセスを提供します。サミット後もTOURISEは年間を通じて大胆なアイデアを現実のソリューションへと昇華させるプラットフォームとして展開されます。
ここが、観光の未来50年が形づくられる場所です。共に進んでいきましょう。
詳細は www.tourise.com をご覧ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- イベント
- ビジネスカテゴリ
- 旅行・観光国際情報・国際サービス