次世代蓄電池ソリューションを手掛ける「HOBE ENERGY」、Abies Venturesから資金調達を実施
ディープテック投資を背景に、AI制御型エネルギー技術の社会実装を加速
HOBE ENERGY株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:沖野 強一、以下、HOBE ENERGY)は、ディープテック分野への投資を専門とするAbies Ventures株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:長野 草太、以下、Abies Ventures)を引受先とする資金調達を実施しました。本調達により、次世代エネルギー制御技術および蓄電池統合システムの研究開発・事業化を加速し、再生可能エネルギー時代の安定供給を支える社会基盤の構築を目指します。

● 資金調達の目的・背景
脱炭素社会の実現に向けて再生可能エネルギーの導入が加速する一方で、発電量の変動による電力需給の不安定化や、蓄電技術の限界が課題となっています。HOBE ENERGYは、独自の制御アルゴリズムとAI解析技術により、分散電源や蓄電池を統合的に最適運用する次世代エネルギー制御ソリューションを開発しています。
今回の資金調達による主な投資領域は以下の通りです。
・次世代EMS(エネルギー・マネジメント・システム)の研究開発強化
・固体電池を中心とした新技術の量産化準備
・海外市場への展開およびパートナーシップ強化
● HOBE ENERGY株式会社 代表取締役社長 沖野 強一:コメント
「このたびAbies Ventures様にご支援いただけることを大変光栄に思います。当社が取り組むエネルギー制御技術は、再生可能エネルギーの普及拡大と電力安定化の両立を目指すものであり、社会インフラを支える基盤づくりに貢献できると考えています。今回の資金調達を機に、研究開発と事業拡大を一層加速し、国内外で“次世代エネルギーの新しいかたち”を創出してまいります。」
● Abies Ventures株式会社 マネージング・パートナー 長野 草太 氏:コメント
「再生可能エネルギーの拡大に伴い、安定した電力供給と国産製造基盤の確立は社会的に重要なテーマです。HOBE ENERGY社は、自社開発の制御システムと高いエンジニアリング力により、蓄電池の最適運用と高効率なエネルギーソリューションを実現しています。Abies Venturesは、同社のエンジニアリング力を高く評価しており、次世代エネルギーインフラの確立に向けて、その成長と社会実装を力強く支援してまいります。」
● 各社概要
【HOBE ENERGY株式会社】
・所在地:東京都文京区本郷3-37-15 プロムナード深瀬2F
・代表取締役社長:沖野 強一
・設立:2023年12月
・資本金:351百万円(2025年8月末時点、資本準備金含む)
・事業内容:蓄電池および制御システムの開発・製造・販売、設置・保守・メンテナンス
【Abies Ventures株式会社】
・所在地:東京都港区北青山2-7-26 Landwork青山ビル2F
・代表者:代表取締役マネージング・パートナー 山口 冬樹
代表取締役マネージング・パートナー 長野 草太
・設立:2017年10月
・事業内容:Abies Venturesは、高度な科学・エンジニアリング技術(ディープテック)により、人類のさらなる発展やサステナブルな社会の創出に貢献するスタートアップを国内外で発掘し、グローバル企業へ育成することを目指すベンチャーキャピタルです。日本を中心としたAI/ロボット/量子コンピュータ/半導体、電池・素材関連に投資をしています。
・URL:https://abies.vc/
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