モノマテリアルPTP対応ブリスター技術の開発について

CKD株式会社

CKD株式会社(本社:愛知県小牧市、代表取締役社長:奥岡 克仁)は、医薬品包装分野における環境負荷低減の取り組みとして、国内初となるリサイクル可能なモノマテリアルPTP(※1)に対応したブリスター包装技術の開発をいたしました。

開発の背景

従来のPTPシートは、錠剤を収めるプラスチック容器とアルミニウム製の蓋材を組み合わせた構造であるため、分別が難しくリサイクルが困難でした。

近年、カーボンニュートラルの実現に向けて資源循環型社会への転換が進む中、医薬品包装分野においても、使用後のリサイクルを見据えた設計が求められています。

こうした背景から、容器と蓋の両方を単一素材で構成するモノマテリアルPTPへの関心が高まっており、本技術の開発を進めてきました。


開発内容および特徴

モノマテリアルPTPシートは、蓋フィルムを樹脂化することで包装全体が単一素材となることでリサイクルに適した包装形態です。これにより将来の回収・リサイクルに向けた取り組みが可能となります。

この技術は当社ブリスター包装機「FBP-600Eシリーズ」「FBP-300Eシリーズ」に搭載可能です。

1.既存ブリスター包装機への搭載可能

当社の既存機種「FBP-600Eシリーズ」「FBP-300Eシリーズ」にも改造をすることで搭載することが可能です。既存設備を活用することができるため、環境対応に伴う設備投資負担を軽減します。

2.生産性と品質の両立

蓋フィルムがプラスチックに変わることは従来のアルミニウムとは材料特性が異なるため、新たな技術的対応が求められます。当社では、生産能力を維持しながら品質を安定させることが実現できました。

3.多様な包材特性への柔軟な対応

モノマテリアルPTPに用いられるプラスチック製の蓋材は、物性や仕様が多様であり、それぞれに応じた対応が必要です。当社では、多様な包材特性に柔軟に対応可能な装置を開発しました。


環境負荷低減への貢献

モノマテリアルPTP対応技術は、包材を単一素材とすることでリサイクルしやすくし、資源循環に貢献することを目指します。

当社は医薬品包装分野における環境負荷低減に積極的に取り組んでおり、これまでにプラスチック使用量の削減を目的とした「ClearE-Sheet®」、原料の50%以上を植物由来とした「バイオマスPTP」などを展開してまいりました。


今後の展開

現在、モノマテリアルPTPの製造テストおよび技術検証が可能な環境を整えています。今後は医薬品メーカーや材料メーカーとの連携を強化し、早期の実用化を目指します。

また、リサイクル関連事業者を含む業界の枠を超えた共創を推進し、医薬品包装の資源循環に向けた社会実装を推進します。

※1)PTP…指で押して取り出す包装形態より「Press Through Pack」の頭文字から“PTP”と呼ばれます。1錠単位の包装であり、安全性・携帯性に優れ、錠剤やカプセル包装として広く採用されています。

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会社概要

CKD株式会社

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URL
https://www.ckd.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
愛知県小牧市応時応時二丁目250番地
電話番号
-
代表者名
奥岡 克仁
上場
東証プライム
資本金
110億1600万円
設立
1943年04月