森林体験を企業のESG活動として「見える化」。丹波篠山で新たな企業研修モデル の実証を開始。
森林体験×健康×働き方に、自然資本レポートを組み合わせた1泊2日のプログラム。11月10日・11日に第1回モニター会を開催。
一般社団法人丹波森林LSC(兵庫県丹波地域)は、森林や地域資源と企業活動をつなぐ新たな取り組みとして、兵庫県丹波篠山市の「ユニトピアささやま」を舞台に開催される、企業向け森林体験型研修プログラムの第1回モニター会についてお知らせします。
本プログラムは、パナソニック エコリレージャパンが主催し、株式会社ミドリカフェとHealthier Lifeが企画・運営に協力して実施するものです。
株式会社ミドリカフェとHealthier Lifeは、丹波森林LSCのメンバーとして、それぞれの専門性を活かしながら、森林・地域と企業をつなぐ新たな研修モデルの構築に取り組んでいます。
今回のテーマは、「森林体験 × 健康 × 働き方」。
森林での体験を通じて、参加者自身の心身の状態や働き方を見つめ直すとともに、その活動を企業のESG・サステナビリティへの取り組みとして記録・可視化する仕組みを検証します。

■ 「体験して終わり」から、企業の活動として残る森林研修へ
企業のESGやサステナビリティへの関心が高まる中、森林整備や自然体験を社員研修に取り入れる動きがあります。
一方で、こうした活動は参加者にとって有意義な体験となっても、その成果や企業活動とのつながりを、社内外に分かりやすく伝えることが難しいという課題があります。
今回のプログラムでは、森林体験を単発のイベントとして終わらせず、次の3つの視点を組み合わせることで、企業と森林との新たな関係づくりを目指します。
① 森林を「学ぶ場所」から「体験する場所」へ
研修室で環境問題について学ぶだけでなく、実際に森へ入り、歩き、自然を観察し、薪割りや軽度の森林整備などを体験します。
森の中で一人になる時間や、焚き火を囲んだ対話なども取り入れ、日常の職場から離れた環境だからこそ得られる気づきを大切にします。
② 自然環境と健康・働き方をつなぐ
森林活動を環境貢献だけで終わらせず、自然環境の中で感じた心身の変化を、自分自身の健康や働き方を考えるきっかけにします。
2日目には、Healthier Lifeと連携した「環境×健康」のプログラムを実施。
森林で感じたことを対話や振り返りによって整理し、セルフケアや健康的な働き方、職場でのコミュニケーションなど、日常で実践できる小さな行動へつなげます。
③ 体験を「自然資本レポート」として可視化する
今回の取り組みでは、森林での活動内容や参加者の気づき、自然環境との関わりを記録し、企業が社内外への説明やESG・サステナビリティ活動の記録として活用できるレポートの仕組みを検証します。
単に「森林体験に参加した」という記録だけでなく、
「森林に関わる → 変化を感じる → 記録する → 企業活動として伝える」
という一連のプロセスを、研修プログラムの中に組み込むことを目指しています。
将来的には、森林整備の活動実績、生物多様性のモニタリング、地域資源の活用なども含め、企業と自然資本との関係を継続的に可視化する仕組みへの発展を構想しています。

■ 森で感じたことを、日常の働き方へ持ち帰る
今回の研修では、次の5つのプロセスを大切にしています。
「体験する → 感じる → 対話する → 言葉にする → 持ち帰る」
森林で身体を動かし、自然に触れ、日常から少し離れて過ごす。
その中で生まれた感覚や気づきを、参加者同士の対話を通じて言葉にし、自分自身の健康や働き方を見つめ直します。
単なる森林レクリエーションでも、座学中心の健康研修でもない、自然環境を活用した体験型・対話型の企業研修です。

■ 第1回モニター会 開催概要
開催日時
2026年11月10日(火)13:00 ~ 11月11日(水)11:30
会場
ユニトピアささやま
兵庫県丹波篠山市矢代231-1
対象
企業経営者、人事・人材育成担当者、健康経営担当者、ESG・サステナビリティ担当者、企業研修・組織開発関係者など
定員
10~15名程度(紹介・案内による募集)
参加費
26,000円/人(税込)
宿泊、夕食、朝食、入浴、森林体験、「環境×健康」プログラム、保険等を含みます。
主なプログラム
【1日目|11月10日】
オリエンテーション
森林散策・森林環境の観察
軽度の森林整備・薪割りなどの体験
森の中で自分自身と向き合う時間
地域の食材を活用した夕食
焚き火を囲んだ交流・対話
【2日目|11月11日】
朝の森林散策・森林浴
「環境×健康」プログラム
体験の振り返りと対話
日常の健康・働き方への展開
※天候等により内容を変更する場合があります。
■ モニター参加者を募集しています
今回のモニター会は、今後企業・団体向けに展開する研修プログラムの第1回実証として開催します。
参加者の皆さまには、実際にプログラムをご体験いただくとともに、アンケートや意見交換を通じて、研修内容や企業活動への活用可能性についてご意見をいただきます。
特に、社員研修、健康経営、組織開発、ESG・サステナビリティなどに関わる方々の参加を歓迎します。
申込締切:2026年10月25日(日)
【お申し込み・お問い合わせ】
パナソニック エコリレージャパン
担当:天野
TEL:080-9944-4877
E-mail:ecorelay.j@kk.jp.panasonic.com
■ 森林と企業との関係を、継続的なものへ
丹波森林LSCは、丹波地域の森林資源を活かし、森林・林業関係者と企業、地域社会をつなぐ取り組みを進めています。
森林を訪れ、体験することは、企業と地域との新しい関係の入口になります。
その関係を一度きりで終わらせず、森林整備への継続参加、生物多様性への取り組み、地域産材の活用、地域との協働などへと発展させていくこと。
そして、そうした活動を記録・可視化し、企業自身がその意義を伝えられる仕組みをつくること。
今回のモニター会を、その第一歩として位置づけています。
森林と企業との関係を、「体験」から「継続的な価値」へ。
丹波の森を舞台に、新しい企業研修の可能性を探ります。
実施体制
主催:パナソニック エコリレージャパン
企画・運営協力:株式会社ミドリカフェ、Healthier Life
※株式会社ミドリカフェ、Healthier Lifeは一般社団法人丹波森林LSCのメンバーです。
情報発信
一般社団法人 丹波森林LSC
丹波地域の森林資源を活かし、地域の林業・木材産業と企業・社会をつなぐローカルサプライチェーンの構築、森林資源の活用、流域連携などに取り組んでいます。
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