【11/11 介護の日】利用者とスタッフのリアルな声が語る、なんじょう苑グループの挑戦
ー 「介護は稼げない」から「介護は選ばれる仕事」へ ー
日南株式会社(本社:沖縄県南城市、代表取締役:新垣憲良)が運営するデイサービス・住宅型有料老人ホーム「なんじょう苑グループ」は、11月11日の「介護の日」に合わせて、施設利用者とスタッフの生の声を通じた「介護のビジョン」を発信します。
業界平均10%以上の給与水準の実現、医療的ケアが必要な重度者の受け入れ体制の拡充等により、「介護は稼げない」「受け入れ先がない」という業界課題に向き合い、利用者・スタッフ双方にとって価値ある介護を実現しています。

■「介護の日」とは?
介護の日は、キャッチコピーである「いい日、いい日、毎日あったか介護ありがとう」の語呂に合わせ11月11日に制定されています。
介護における理解と認識を深め、介護従事者・介護サービス利用者・介護家族を支援することを目的に、「国民に介護の啓発を実施するための日」となっています。
その一方で、現在の介護業界は深刻な課題に直面しています。高齢化社会により介護ニーズが急増していますが、「低賃金」「激務」「キャリアの不透明さ」といった介護業界へのネガティブなイメージから人材不足が慢性化。
特に医療的ケアが必要な重度者の受け入れ先不足は、利用者家族に大きな負担を強いています。
介護は、高齢化が加速する日本社会において絶対に欠かすことのできない社会インフラとも言える仕事ですが、労働力が足りずに持続可能性を失いつつあります。
こうした業界課題の解決に向け、異業種出身の代表 新垣がこれまでに培ってきたビジネスの視点と、現場で得た介護への知見をもとに、なんじょう苑グループは「介護業界の新しい当たり前」を創り、業界イメージを変革する挑戦を続けています。
■なんじょう苑グループが目指す「介護の新しい当たり前」
なんじょう苑グループは沖縄県を拠点に老人ホーム等の介護・看護サービスを提供しています。
2014年の開設時は1施設・5名でのスタートでしたが、現在は老人ホーム4施設、デイサービス2施設、訪問介護・訪問看護まで運営しており、従業員数は130名に成長。M&Aも積極的に推進し、さらなる事業拡大を計画しています。
持続可能な介護・看護施設の運営に向け、現在では以下の取り組みを進めています。
1. 業界平均10%超の給与水準
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介護福祉士の平均年収
沖縄県の平均年収296万円に対し、なんじょう苑グループは現在350万円となっています。
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看護師の平均年収
沖縄県の平均年収440万円に対し、なんじょう苑グループは現在490万円となっています。
今後も、段階的に平均給与の引き上げを行い「介護業界は稼げない」というイメージを払拭し、介護業界で働く担い手の増加に貢献できればと考えています。
※参照
求人ボックス「給料ナビ」
e-Stat「賃金構造基本統計調査 / 令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種)」
2. 持続可能な働き方の実現
夜勤のワンオペ廃止、残業ほぼゼロの体制、日勤・夜勤、休日の曜日希望も柔軟に対応。「激務」というイメージを払拭し、無理なく長く働ける環境を整えています。
3. キャリアパスの可視化と発信
入社1年、3年、5年、10年、20年後の具体的なキャリアと給与レンジを明確化することで、経営・管理職といったキャリアビジョンを描ける仕組みを構築していきます。
■利用者とスタッフが語る、なんじょう苑グループの介護
【施設利用者の声】医療的ケアが必要でも、その人らしい生活ができる
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S様(ALS・筋萎縮性側索硬化症)
「スタッフの方、一人一人がとても親切にケアしてくれて嬉しい。外出支援や近隣の保育園児との交流もあり、とても楽しいです。難病があってもバスケ観戦やライブにも行けて本当に嬉しい」
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M様(パーキンソン病)
「病気のせいでどの施設にも行けなかったが、なんじょう苑に来てリハビリも充実し、自分の好きな植物も一緒に育てることができるので、とても居心地がいい。たまに社長自らケアしてくれるのがとても嬉しい」
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T様(デイサービス利用)
「毎日送迎もしてくれて助かる。食事も美味しく、運動もカラオケもできるのでとても楽しく過ごしています。スタッフは皆明るくて最高です」
【ご家族の声】「受け入れ先がない」絶望からの救い
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「難病である母は入院中でもずっと外に出たい思いがありましたが、なかなか受け入れ先がありませんでした。医療的ケアが必要な人でも入居できるなんじょう苑さんを紹介してもらった時は本当に助かりました」
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「胃瘻やたん吸引の人は入居できない施設が多いので、ケアマネに紹介してもらって本当に良かった。看護体制が充実しているなんじょう苑に入れて幸運だと思っています」
【現場スタッフの声】入居者・患者に寄り添える環境
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A氏(介護士・勤続10年)
「正直、何となくで入ったこの業界。これまでは転々と職を変えていましたが、周りの職員がみな優しくてアットホームな感じで、10年も続いています。入居者は重度者も多く大変な時もありますが、本人やご家族からとても感謝されることがやりがい。お看取りまでできる施設なので、最期までケアできることが一番やっていて良かったと思う瞬間です」
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B氏(看護師)
「今まで急性期病棟で働いていましたが、退院後の患者様がどう生活しているのかずっと疑問でした。訪問看護、老人ホームでのケアなら、しっかり寄り添って看護ができると思い転職。本当に自分に合っていると感じています」
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C氏(介護士)
「以前は小学校の教諭をしていました。パートからスタートでしたが、高齢者ケアが楽しくて気づいたら正社員から管理者とステップアップできました。しっかりやれば評価してくれるので働き甲斐があります。入居者から『ありがとう』をもらえた時ほど嬉しいことはありません」
■代表取締役 新垣憲良 メッセージ

今回、11月11日『介護の日』に合わせて、利用者様とスタッフの生の声を発信する機会をいただきました。私たちはこの11年間で、業界平均を上回る給与、働きやすい環境づくり、医療的ケアが必要な方の受け入れ体制の構築。これらすべてを、実際に形にしてきました。
その結果として、今日ご紹介した利用者様やスタッフから嬉しい言葉をいただきました。「ありがとう」「楽しい」「やりがいがある」、こうした声こそが、私たちの取り組みが正しい方向に進んでいる証だと確信しています。
介護業界には、まだまだネガティブなイメージが根強くあります。しかし現場では、利用者様の笑顔があり、スタッフの成長があり、ご家族の安心があります。この「現場のリアル」を、もっと多くの方に知っていただきたいです。
これからも、介護を「選ばれる仕事」にするため、なんじょう苑グループは挑戦を続けます。若い世代が「この仕事をやりたい」と思える業界を、私たちの手で作っていきます。
■なんじょう苑グループで一緒に働く仲間を募集中です!
なんじょう苑グループでは、介護職・看護職を積極採用中です。
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未経験者歓迎(充実した研修制度あり)
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※資格要件あり:初任者研修(旧ヘルパー2級)以上が必須となります
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異業種からの転職者多数活躍中
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明確なキャリアパスと評価制度
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柔軟な勤務シフト対応
現場スタッフのメッセージ
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こんなにダイレクトに感謝をいただける仕事はないと思う。これからも介護の仕事は無くならないしむしろ増えると思います。どの仕事もそうだとは思うけれども何をしようか迷っていたり、少しでも興味があれば是非介護業界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。法定研修や外部講師研修もあるのでスキルアップも確実にできます。
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看護は慢性的な人手不足ですが自分に合う業態は必ず見つかると思っています。特に在宅に興味があるならば重度者もケアできる方がスキルアップにもなるので日南グループは最適です。
▼詳細はこちらをご覧ください
https://nanjyoen.com/recruit.php
会社概要
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社名:日南株式会社(なんじょう苑グループ)
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所在地:沖縄県南城市大里大城2005-1
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代表者:新垣 憲良
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設立:2014年(なんじょう苑グループの開設)
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事業内容:有料老人ホーム、訪問看護、訪問介護、通所介護等の運営
本件に関するお問い合わせ先
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日南株式会社(なんじょう苑グループ) 広報担当
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TEL:098-917-0358
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Email:info@nanjyoen.com
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