【5月16日は 旅の日】医師の“働く”と“旅する”をつなぐ「旅当直」ポータルサイトの運用を開始
新たな働き方を愉しむ「旅当直医」を増やし、地域医療の人材不足解消を目指す
医療分野に特化した広報・マーケティング支援などを行うMediative株式会社(本社:東京都/代表取締役:畑 拓磨、以下Mediative)は、都市部の医師が地方の医療機関で当直勤務を行いながら、その土地の人や文化と出会い、双方の関係性を構築していく新しい地域医療体験「旅当直」のポータルサイトの運用を、2026年5月14日より開始いたします。
「旅当直」は、2025年11月にMediativeで開始した取り組みで、現在、北海道内3施設・神奈川県横浜市内1施設にて導入・実施されています。ポータルサイトの公開により、地域医療に新たな価値とつながりの創出を加速させるとともに、新たな医師の働き方の一つとして普及させ、地方地域が抱える医療人材不足の解消に寄与してまいります。

旅当直は、医師が自ら希望する地方の医療機関で当直勤務を行いながら、余暇の時間を活用し、訪れた地域の観光資源や文化、人々との出会いなどの体験を通して、その地域の人々の暮らしや医療環境への理解を深め、地域医療との新しい接点を創出するMediativeが独自に開始した取り組みです。旅当直をする医師が「当直業務として地域医療を支える」だけでなく、医師自身が地域で様々な経験をすることで「その地域にもっと関わりたくなる」「そこに住みたくなる」などといった地域への想いを醸成しながら、地域医療への知見を深めてもらうことを目的としています。
また、旅当直を通して、都市部の医師と地方の医療機関が継続的な関係性を構築することは、常勤医師の確保を慢性的な課題としている地方の医療機関にとっても、地域の良さと一緒に自院の認知を向上させる機会ともなり、その地域で長く働く医師を増やすための第一歩にもつながります。旅当直は、単発的な人材確保を目的としたサービスではなく、双方が新しい価値観や働き方に出会う機会になります。
※「旅当直」は現在、商標登録を申請しており、2026年9月頃に商標登録が完了する予定です。

◼︎旅当直を開始した背景
地方医療において医師不足や地域偏在による当直体制の維持は深刻な課題です。一方で、都市部の医師の中には地域医療への関心を持ちながらも、移住や長期支援といった医師自身のライフスタイルを変えてしまうハードルの高さから、その一歩を踏み出せない医師も少なくありません。こうした背景から、私たちは“旅するように地域医療に関わる”という軽やかな接点を提案し、医師が地域へ足を運ぶきっかけを創出するため、2025年より以下4施設で旅当直を開始しました。
本取り組みにおいて、もう一つの重要なテーマが「医師の働き方」です。多忙な日常から離れ、異なる地域の文化や人々に触れることは、医師自身にとってのリフレッシュや価値観の再発見につながります。旅当直は、地域の医療現場を支える仕組みであると同時に、医師自身の人生の選択肢を広げる機会でもあると考えています。
Mediativeは、この新しい働き方や関わり方そのものを愉しむ「旅当直医」を全国に増やしていくことを目指しています。
【旅当直 実施医療機関】
・医療法人道北勤労者医療協会 道北勤医協一条通病院(北海道旭川市)
・公益財団法人北海道医療団 帯広西病院(北海道帯広市)
・医療法人鴻仁会 深瀬医院(北海道函館市)
・つながるクリニック(神奈川県横浜市)


◼︎ポータルサイト運用の目的
今回運用を開始したポータルサイトは、単なる医師募集や求人情報の掲載を目的としたものではなく、都市部の医師と地域医療の新しい接点を生み出す「メディア」としての役割を担っています。そのため、本サイトでは医療機関の勤務条件等の情報に加え、地域の風景や文化、その土地での過ごし方、さらには各医療機関独自の特色など、地域を多角的かつ深く知るための情報を発信します。地域医療を単に「医師不足を補う対象」としてではなく、医師が「関わってみたい」「また訪れたい」と感じる魅力的な存在として提示することが、私たちの目指すミッションの一つです。
医師と地域をつなぐ原動力は、その土地に対する純粋な「興味・関心」にあります。
Mediativeでは、旅当直が、単発の人材供給に留まらない関係性構築の基盤となり、情報発信支援等を通じて地域医療の魅力をより広く届け、新たな価値とつながりの創出を継続してまいります。
◼︎実施医療機関医師のコメント

医療法人道北勤労者医療協会 道北勤医協一条通病院 総合診療科 医師 西村 涼
これまで当直バイトといえば、給与や負担の少なさで選ぶものでした。『旅当直』に出会って、選び方の軸が変わりました。
僕は月一回、旭川から函館の深瀬医院に通っています。最初は『病院の当直なんてどこも同じ』と思っていました。実際に行ってみると、スタッフの皆さんが地域を心から愛していて、合間に街のことをたくさん教えてくれる。業務が終わった後にその街を歩いて帰る満足感は、バイト代では換算できません。
『行きたい場所で働く』発想は、医師の働き方を変えます。次の勤務地を探している医師にも、ノマド的に各地を巡りたい医師にも合います。
医師が各地を訪ねやすくなれば、地方医療の景色も変わります。各地に旅当直の入り口が増えていくのを、僕も楽しみにしています。

医療法人鴻仁会 深瀬医院 院長代行 総合診療科 医師 草島 邦夫
深瀬医院では、当院と継続的に関わってくださる外部医師を「パートナードクター」と位置づけ、複数の先生方に「旅当直」でお越しいただいています。常勤・非常勤という従来の枠を超えた緩やかな協働関係が、当院の地域医療を支える大きな柱の一つとなっています。函館という地理的条件のもとでは医師確保は構造的な課題ですが、外部から来てくださる先生方が新たな知見と活力をもたらしてくださることで、常勤医のみでは生まれない学びと刺激が組織内に循環しています。
患者さんからも「いろいろな先生に診ていただける安心感がある」とのお声を頂戴しており、旅当直は医師個人のキャリアと地方病院の持続可能性を同時に成立させる、新しい時代の医療人材のあり方を示すモデルだと考えています。
◼︎代表コメント

Mediative株式会社 代表取締役社長医師 畑 拓磨
旅当直に参画いただく医師の皆様には、当直業務としてだけではなく、地域医療のリアルを実際に肌で体験してほしいと考えています。そこにいる人々、それは病院職員にとどまらず、地域住民ともふれあいながら、その土地の空気や文化を感じ、単なる仕事としてではなく、その場所を知る機会として捉えていただきたいのです。この感覚は「旅」に近いものだと私たちは考えています。旅を通して、医師としてだけではなく、一人の人間として地域に向き合い、敬意を持ちながら、その魅力や課題を感じてほしいと願っています。
また、そのような志を持つ医師を受け入れたいと考える医療機関にも、ぜひ積極的に参加していただきたいと考えています。「自院には多くの魅力があるにもかかわらず、医師に知ってもらう機会が少ない」と感じている医療機関にこそ、本サービスを活用していただきたいです。
■会社概要
会社名:Mediative株式会社
代表取締役:畑 拓磨
所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F-C
お問い合わせ:https://mediative.co.jp/contact
事業内容:
・医療分野に特化した広報・マーケティング支援
・SNS運用、コンテンツ制作
・医療ブランディング/DX支援
・医療×クリエイティブ領域の事業開発
旅当直ポータルサイト:https://tabitochoku.com/
旅当直Instagram :https://www.instagram.com/tabi.toutyoku/
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