【山形発】担い手不足と凶作で無くなっていくさくらんぼ。故郷の農業守るため、若きさくらんぼ農家がクラウドファンディングでプロジェクト開始。

樹が無くなった畑に新たな苗木を植えて果樹産地を維持しつつ、稼げる農業経営モデルを確立し、新たな担い手を作ります。

お天道農園

2025年12月2日 11時04分

お天道農園（所在地:山形県山辺町、代表:安孫子陽平)は、さくらんぼの樹が切られて無くなった畑を借り受け、「さくらんぼ」「すもも」　「たらの木」の苗木を植えて、耕作放棄地の発生防止と果樹産地の維持に取り組みます。そのための資金調達を目的にクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」にてプロジェクト開始しました。2025年12月1日(月)に公開され、2026年1月18日(日)に終了予定です。

クラウドファンディング概要

さくらんぼ日本一の山形県では、2024年、25年と2年連続で凶作でした。元々高齢化と担い手不足でさくらんぼ農家が減少していたなか、今回の凶作がダメ押しとなり、これまで以上の早さでさくらんぼの樹が切られて無くなっています。このままだと耕作放棄地が多く発生し、他の農業者の営農活動や地域住民の生活に悪影響が出ます。

この問題を解決するため、お天道農園はさくらんぼの樹が切られて無くなった畑に新しく苗木を植えて、耕作放棄地の発生防止と果樹産地の維持に取り組みます。しかし、たださくらんぼを植え直すだけでは、今後も起こり得る異常気象に対応できません。またそもそもとして、農業の担い手を増やさなければ、故郷の農業を維持する事はできません。その為、さくらんぼのほか、「すもも」「たらの木」等、比較的異常気象に強い樹を植えます。果樹産地を維持しながら、異常気象の中でも安定的に収入を得ることができる、「さくらんぼ」「すもも」「たらの木」を組み合わせた経営モデルを確立します。確立した経営モデルを元に担い手となる新規就農者を呼び込み、故郷の農業を守ります。

詳細はプロジェクトページ（https://camp-fire.jp/projects/904631/view）に記載されておりますので、ご覧ください。