日本美術院が理事に対して行った処分に関する控訴審判決について記者会見のお知らせ
連絡先:東京都千代田区麹町3-3-8
麹町センタープレイス4階あつみ法律事事務所
弁護士 渥美 陽子
Tel: 03-5357-1485(代表)
e-mail:atsumi@atsumi-law.com
報道関係者各位
日本画の展覧会「院展」で著名な公益財団法人日本美術院が、理事であった梅原幸雄氏に対して行った処分及びホームページへの掲載行為について、梅原氏が日本美術院に対し損害賠償請求等を求めた訴訟の控訴審判決が言い渡されますので(2025年12月10日13時20分~東京高等裁判所824号法廷)、報告の記者会見を開催します。ご多忙のところ恐れ入りますが、ご参加いただけますと幸いです。本記者会見についてのお問い合わせは、上記連絡先までご連絡ください。
・令和7年(ネ)第2976号損害賠償請求控訴事件
控訴人兼被控訴人(一審原告) 梅原幸雄
被控訴人兼控訴人(一審被告) 公益財団法人日本美術院
・記者会見の日時・場所:2025年12月10日16時~司法記者クラブにて
・登壇者
一審原告 梅原 幸雄
一審原告訴訟代理人 弁護士 渥美 陽子
※写真、動画、音声等に特段制限はございません。
・一審判決の概要
一審判決は、日本美術院が梅原氏に対して行った各処分が違法かつ無効なものであったとしたうえで、梅原氏の作品の出品を1年間停止した処分が梅原氏の自由な表現活動を制限するものであったとして、不法行為であることを認定したうえで、日本美術院に対し、梅原氏へ220万円及び遅延損害金の支払いを命じた。双方控訴。
・参考(報道記事)
『日本画の最高峰「院展」元理事が告発「理事会に“盗作作家”の濡れ衣を着せられた」「偶然構図が似ただけなのに」』
https://www.dailyshincho.jp/article/2024/12201459/
『「偶然似た絵を描いただけ」で処分は「違法で無効」 東京地裁が「院展」に220万円の賠償命令 勝訴した画家は「今も村八分状態が続いています」』