【全国12,183人調査】脂漏性皮膚炎で自己判断ケア経験者の91.6%が悪化を経験── ワイズ製薬、「誤ケア」の実態を可視化

SNS・個人ブログなど共感しやすい情報を参考にした人ほど悪化傾向。良かれと思ったケアが、かえって症状悪化につながる構造が明らかに

ワイズ製薬株式会社

ワイズ製薬株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:山本孝之)は、マーケティングコンサルティングファームDeCoAと共同で、全国の男女12,183人を対象に「脂漏性皮膚炎に関する意識・実態調査」を実施しました。

本調査では、脂漏性皮膚炎と診断経験のある人の多くが医師の指導によらず自己判断でケアを行っており、その多くが何らかの症状悪化を経験している実態が示されました。また、SNSや個人ブログ、YouTubeなどの共感しやすく見やすい情報を参考にした人ほど、症状悪化を経験している傾向も確認されました。

ワイズ製薬では、良かれと思って行った自己判断のケアが、かえって症状悪化につながる状態を「誤ケア」と定義しています。今回の調査により、脂漏性皮膚炎においては、情報環境、医療現場の説明不足、疾患理解の難しさが重なることで、誤ケアが生まれやすい構造があることが明らかになりました。

調査の背景

脂漏性皮膚炎は、頭皮や顔まわりにフケ、かゆみ、赤み、皮むけなどが起こる慢性の皮膚疾患です。皮脂、炎症、常在菌など複数の要因が関与するとされており、一般的な頭皮ケアや自己流の保湿・洗浄が合わない場合もあります。そのため、症状に対する理解が不十分なまま自己判断でケアを行うことで、かえって悪化につながる可能性があります。

近年は、医療や健康に関する情報の入り口が、検索エンジンに加えて、SNS、個人ブログ、動画メディアへと広がっています。特に短尺動画や体験談コンテンツは、わかりやすく共感しやすい一方で、個別の症状や原因に必ずしも当てはまるとは限りません。脂漏性皮膚炎のように症状の背景が複合的な疾患では、断片的な情報をもとにした自己判断が、誤ったケアにつながる可能性があります。

こうした背景を踏まえ、ワイズ製薬は、脂漏性皮膚炎に関する自己判断ケアの実態、情報源の違い、症状悪化との関係を定量的に把握するため、本調査を実施しました。

調査概要

※本調査はインターネット調査および回答者の自己申告に基づくものであり、医学的診断結果や症状変化を臨床的に評価したものではありません。
※本文中の「悪化」は回答者自身の認識に基づくものです。
※媒体別の数値は、各情報源を参考にした回答者における傾向を比較したものです。

調査結果サマリー脂漏性皮膚炎と診断経験のある人の80.2%が、医師の指導によらず自己判断でケアを行っていた自己判断でケアを行った人のうち、91.6%が何らかの症状悪化を経験していた個人ブログ、SNS、YouTubeなどを参考にした人ほど、症状悪化の傾向が高かった受診前に何らかの検索を行った人は88%にのぼった皮膚科での説明について、34%が「不十分」と回答した約半数が自己判断で受診を先送りしており、放置期間が長いほど悪化傾向が強かった

1. 脂漏性皮膚炎は未診断のまま悩んでいる人が多い

スクリーニング調査では、過去12か月以内に何らかの皮膚症状を経験した人が全体の45.6%にのぼりました。そのうち、医療機関で脂漏性皮膚炎と診断された人は一部にとどまり、多くの人が症状を抱えながらも診断に至っていない実態が示されました。

脂漏性皮膚炎は、フケ、かゆみ、赤みなど日常的な悩みとして受け止められやすく、疾患として認識されにくい側面があります。そのため、症状があっても受診せず、市販品やインターネット上の情報をもとに自己判断で対処している人が少なくないことがうかがえます。

2. 脂漏性皮膚炎と診断経験のある人の80.2%が自己判断でケア

本調査では、脂漏性皮膚炎と診断経験のある565人のうち、80.2%が医師の指導によらず自己判断でケアを行っていることが分かりました。

脂漏性皮膚炎は症状の見え方が人によって異なり、乾燥、皮脂、炎症など複数の要因が絡むため、一般的なスキンケアや頭皮ケアの延長で対処してしまいやすいことが、自己判断の多さにつながっていると考えられます。

3. 自己判断ケアをした人の91.6%が症状悪化を経験

自己判断でケアを行った453人のうち、91.6%が何らかの症状悪化を経験していました。

この結果から、脂漏性皮膚炎では自己判断によるケアが症状悪化につながるケースが多いことが示されました。良かれと思って選んだ対処法であっても、症状の原因や状態に合っていない場合には、結果的に負担を強めてしまう可能性があります。

4. SNS・個人ブログ・YouTubeなどを参考にした人ほど悪化傾向

参考にした情報源と症状悪化の傾向を分析したところ、特に、個人ブログ、SNS、YouTubeなど、体験談や短くわかりやすい情報に触れた人ほど、症状悪化を経験している傾向が強く見られました。

また、SNSの情報を信じてケアした経験がある2,519人に尋ねたところ、「改善した」と回答した人は18%にとどまりました。一方で、「変化はなかった」35%、「悪化した」11%、「分からない」20%という結果となっており、SNS情報が必ずしも適切な対処につながっていないことが示唆されました。

5. 見やすく共感しやすい情報ほど信用されやすい

媒体別に「情報を信用した割合」を分析したところ、個人ブログ、SNS、YouTubeなど、見やすく共感しやすい媒体ほど信用されやすい傾向が見られました。

情報を信用した理由として多かったのは、以下の項目です。

症状や状況が自分と似ている体験談で、納得感があった具体的で実践しやすく、説明がわかりやすかった複数の情報源で同じ内容が書かれていた医師・医療機関など専門家が発信していた/監修していた

一方で、SNS、YouTube、個人ブログでは、「多くの人が見ている」「いいねやコメントが多い」といった反応量も、信用につながる要因として上位に入っていました。

6. 86.5%が受診前に検索。しかし31%は「理解できなかった」

本調査では、対象者の86.5%が皮膚科を受診する前に何らかの検索を行っていました。

検索した情報について「理解できた」と回答した人は67%でしたが、31%は理解できなかったと回答しました。理由としては、

自分の症状に当てはまるか判断できなかった情報が多すぎて整理できなかった具体的に何をすればよいか分からなかった

などが挙げられました。

7. 皮膚科の説明にも課題。14.9%が「不十分」と回答

皮膚科での説明については、60%が「十分だった」と感じている一方で、14.9%が「不十分」と回答しました。

不十分と感じた理由として多かったのは、以下の通りです。

診察時間が短く、十分に聞けなかった質問しづらかった何をすべきかが具体的に分からなかった病名や原因の説明が少なかった/分かりにくかった薬の使い方・使い分けが分からなかった再発したときの判断基準が分からなかった8. 受診の先送りが症状悪化につながる可能性

調査では、47%が脂漏性皮膚炎または似た症状について、自己判断で済ませ、皮膚科を受診しない期間があったと回答しました。

自己判断期間と症状悪化傾向を分析すると、放置期間が長いほど悪化傾向が強くなる結果が見られました。特に、6か月以上放置した人では悪化傾向が高く、受診を先送りにしている層ほど、症状をこじらせやすい可能性が示されました。

ワイズ製薬が定義する「誤ケア」とは

今回の調査を通じて見えてきたのは、個人の判断ミスというよりも、情報環境、疾患理解の難しさ、医療現場の説明不足が重なり合うことで、誰もが誤ケアに陥りうるという構造です。

ワイズ製薬では、この現象を「誤ケア」と定義しています。
誤ケアとは、良かれと思って行った自己判断のケアが、かえって症状悪化につながる状態を指します。

誤ケアが生まれる背景には、主に次の4つの要因があると考えられます。

1. 断片的な情報への依存
SNSや個人ブログの体験談は共感を生みやすい一方で、すべての人の症状に当てはまるとは限りません。

2. 短い情報の分かりやすさ
短尺動画や要点だけを切り出した情報は理解しやすい反面、原因や注意点が省略されやすく、単純化された理解につながる可能性があります。

3. 医療現場で十分に聞けない現実
診察時間の制約や質問のしづらさによって、患者が生活上の注意や判断基準まで十分に理解できないまま受診を終えてしまうことがあります。

4. 脂漏性皮膚炎という疾患の理解難度
皮脂、炎症、常在菌など複数の要因が関係するため、一般的な乾燥対策や頭皮ケアがそのまま適切とは限りません。

今後の展望

ワイズ製薬は、今回の調査結果を通じて、脂漏性皮膚炎における「誤ケア」という社会的課題を可視化しました。今後は、生活者が症状に対して適切な情報へアクセスしやすくなる環境づくりを進め、自己判断による遠回りや症状悪化を減らしていくための情報発信に取り組んでまいります。

調査結果の引用・転載について

本調査結果は、出典を明記いただくことで、報道目的に自由にご利用いただけます。
出典記載例:ワイズ製薬「脂漏性皮膚炎に関する意識・実態調査」(2026年)
詳細なクロス集計データ、インフォグラフィック素材、コメント等の追加提供については、下記までお問い合わせください。

 ■ 調査データの詳細・プレスキットのダウンロード

  本調査のクロス集計データ(媒体別×悪化傾向、年代別、受診先送り期間別など)は、

  下記ページにて公開しています。プレスキット(PDF)もダウンロードいただけます。

https://www.shirosei.jp/gocare/survey/

※報道目的であれば、出典明記のうえ自由にご利用いただけます。

会社概要

社名:ワイズ製薬株式会社
所在地:〒231-0012 神奈川県横浜市中区相生町6-113 オーク桜木町ビル10階
代表者:代表取締役 山本孝之
URL:https://ysmd.jp/

本件に関するお問い合わせ先:support@ysmd-online.jp
TEL:0120-922-353(9:00〜21:00、年中無休 ※年末年始を除く)

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URL
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業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
神奈川県横浜市中区相生町6丁目113番地 オーク桜木町ビル10階
電話番号
-
代表者名
山本孝之
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2011年03月