【沖縄発】引っ越しアプリ「OHANA(オハナ)」iPhone 版を公開。子育て中の現役エンジニアが作った、 家族で手続きを分担する「みえる」引っ越し
ART × Technology を掲げる ARKUNO が新たに始めたアプリの事業。複数の AI を「チーム」として動かし、約3週間半で公開
沖縄を拠点に活動するシステムエンジニア兼フォトグラファーの杉澤 穂成(すぎさわ ほせ/jose)が代表を務める ARKUNO(アクノ)は、引っ越しの手続きを家族で分担して進めるアプリ「OHANA(オハナ)」の iPhone 版を、2026年10月29日に App Store で公開いたしました。
3分ほどの質問に答えるだけで、その家族に必要な手続きが期限の目安つきで並びます。だれが、何を、どこまで進めたか。引っ越しの「やること」を家族みんなに見えるようにし、自然に手分けできるようにするアプリです。
ART × Technology を掲げる ARKUNO は、2026年5月に NFC を内蔵したレジンアートを始動しました。OHANA は、その ARKUNO が新たに始めたアプリの事業です(OHANA by ARKUNO)。開発は杉澤がひとりで、複数の AI を「チーム」として動かして進めました。
https://apps.apple.com/jp/app/id6819200812

引っ越しの「やること」を、家族みんなに「みえる」ように
引越しの手続きは、役所への届け出、電気・ガス・水道、子どもの転校や保育園と、たくさんあります。中身は家庭ごとに違い、期限もばらばらです。
共働きの家庭では、平日の日中に役所へ行ける時間も限られます。調べたことや終わったことが共有されないと、同じことを二度調べたり、LINE で何度も確かめ合ったりすることになります。
OHANA は、この「やること」を家族の真ん中に置きます。見えているから、確かめ合える。見えているから、手が空いた人が自然に引き受けられる。新しい家まで、いっしょに。
名前の OHANA(オハナ)は、ハワイ語で「家族」という意味です。
OHANA の仕組み
うちに必要な手続きだけが、期限の目安つきで並ぶ
3分ほどの質問に答えると、住まい・役所・子ども・車・保険・仕事など、その家族に関係する手続きだけが並びます。「転入届は14日以内」のような期限は、引っ越しの日から計算して出します。

ふたりで分担して、相手の進み具合が分かる
手続きごとに、担当・状態・経過メモを家族で共有できます。相手が手続きを終えると通知で届き、「ありがとう」の言葉で気持ちを返せます。パートナーは、招待のリンクを開くだけで参加できます。

役所は、まとめて回れる
行く場所と日でまとめた「回る順番」で並ぶので、同じ窓口に何度も行かずにすみます。持ち物も一緒に出ます。

買うものも、引っ越しの日の段取りも、家族で
入居の前後に買うものは、時期とお店でまとめて分担できます。10月31日のアップデートでは「当日の動き」と「ごみの日」を加えました。

終わったら「おつかれさまでした」
引っ越しが終わったら、だれが何をやったかを家族でふりかえれます。引っ越しを「こなすタスク」ではなく、家族の「わくわくする行事」にしたいと考えています。

開発の背景:家族の引っ越しを、家族で進めたい
杉澤は、沖縄で2人の子どもを育てながら、システムエンジニアとして働いています。2026年5月には、自宅の食卓を原点に、NFC を内蔵したレジンアートの ARKUNO を始動しました。
エンジニアとして仕事をしながら、子どもたちとの時間も大切に。ARKUNO の次の事業を形にするため、家族が寝静まった夜は一人作業。そんな中、引っ越しという大イベントを迎えました。

絶賛イヤイヤ期の2歳の息子と、0歳の息子。フリーランスのエンジニアの杉澤と、外国籍の妻。
ただでさえ大変な引っ越しを、この家族で乗り切るには、工夫して臨むほかに選択肢がありませんでした。
そんな中で作ったのが OHANA です。準備の段階からweb版のOHANAを使い、2026年11月1日の引っ越しの当日まで、役所の手続き、電気・ガス・水道・ネット、子どもの学校や保育園、買うものや当日の段取りを、夫婦でそれぞれ得意なほうが引き受けて進めました。話し合うことは変わらずありましたが、「あれ、どこまで終わったんだっけ?」と確かめ合う時間は減りました。杉澤が仕事をしている間に手続きを進めてくれた妻に「ありがとう」を伝えたい。そんなパートナーへの想いを伝えられる点も、OHANA のポイントです。
「引っ越しの手続きは、家庭ごとに中身が違い、しかも家族の中で『いま何が終わっているか』が見えにくいものです。OHANA は、それを家族みんなに見えるようにして、自然に手分けできるようにしたくて作りました。自分たちの引っ越しで使ってみて、『何か忘れていないか』という不安が、だいぶ軽くなりました。これからも、引っ越す家族の声を聞きながら育てていきます。」(ARKUNO 代表 杉澤 穂成)
エンジニアとして、こだわったこと
ID とパスワードを、持たない
OHANA には、パスワードがありません。ログインは、スマホのロックを外すときと同じ、顔か指紋だけ。この仕組みを「パスキー」といいます。覚えるものも、盗まれるパスワードもありません。顔や指紋の情報は、スマホの外に出ません。
「家族の住所や子どもの年齢を預かるアプリだから、ログインは最初からパスキーだけにしました。これからの ARKUNO のアプリは、原則すべて ID とパスワードをなくします。AI の時代でも安心して使っていただけるよう、セキュリティの水準を数段上げていきます。」(ARKUNO 代表 杉澤 穂成)
AI は、提案するだけ
どの手続きが必要かは、人が確かめた一覧から決めます。AI が手伝うのは、選択肢にない事情(「猫がいる」「退職した」など)を読んで、手続きを足す提案をするところだけ。入れるかどうかは自分で選べます。AI に読ませるときは、家族の名前を「大人1」のように置きかえて送り、書いた文章は保存しません。
AI のチームで、約3週間半で App Store へ
杉澤は、エンジニアとしての本業を持ちながら OHANA を開発しました。使ったのは、Anthropic 社の AI「Claude Code」です。アプリの画面、サーバー、デザイン、仕上がりの確認と、係ごとに AI を分けて「チーム」にしました。
本業の前に、AI の係たちへ指示を出しておく。本業の時間中は、AI ができるところまで進める。夜に結果を確かめて、また次の指示を出す。どのデザインにするか、いつ出すかといった人の判断が要ることは「判断箱」に集まるようにしたので、本業の時間中は本業に集中できました。
係たちの様子は、杉澤が自作してオープンソースで公開しているツール「claude-office」で見渡しています。全体を見回る「ボス」役の AI が次の指示を出し、人の判断が要ることだけを杉澤に知らせます。
この進め方で、iPhone 版は App Store に出すと決めた10月5日から、10月14日に審査へ提出し、10月29日に公開しました。

https://github.com/jose-sugisawa/claude-office
今後の展望
沖縄から、引っ越す家族のそばに
引っ越し業者を探せる機能
OHANA の中で、引っ越しの日や荷物の量に合わせて引っ越し業者を探し、見積もりを頼めるようにする予定です。この機能でご一緒いただける引っ越し会社さまからのご相談も、お待ちしています。
ほかにも、引っ越さずに手伝う親などを家族に招く機能、自治体ごとの窓口へのリンク、英語・ポルトガル語への対応を進めます。

【アプリ概要】
アプリ名:OHANA 引っ越し
対応:iPhone(iOS 16.4 以上)、Web 版 https://app.ohanamove.com
価格:無料でダウンロード
App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id6819200812
公式サイト:https://ohanamove.com
※ 手続きの内容と期限は目安です。公式の案内でお確かめください。OHANA は手続きを整理して家族で進めるためのアプリで、役所への申請そのものは行いません。
【運営者概要】
名前:ARKUNO(アクノ)
代表:杉澤 穂成(すぎさわ ほせ/jose)
所在地:沖縄県
コンセプト:ART × Technology
事業:Art(NFC を内蔵したレジンアート)、OHANA(引っ越しの手続きを家族で分担して進めるアプリ)
公式サイト:https://arkuno.jp/
GitHub:https://github.com/jose-sugisawa
【本件に関するお問い合わせ先】
ARKUNO 代表:杉澤 穂成(jose)
メールアドレス:support@ohanamove.com
(取材のお申し込み、引っ越し会社さまからのご相談も、こちらへお寄せください)
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