アマゾン料理人・太田哲雄氏、植物工場MUGENFARM「ガストロノミー・アドバイザー」に就任

―料理人の視点を栽培・商品開発の段階から。未来の食卓につながる野菜づくりへ ―

株式会社KIBOU

株式会社KIBOU(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:田中貴紀、以下「KIBOU」)は、水耕栽培技術を基盤とする研究開発拠点「MUGEN FARM(ムゲンファーム)」の「ガストロノミー・アドバイザー」に、料理人の太田哲雄氏が就任したことをお知らせします。 

MUGEN FARMは、気候変動などによって失われる可能性のある種や、日本の食文化を未来へつなぐことを目的とした「アグリ・エクスペリエンス・ラボ」です。本施設は、水耕栽培技術を基盤に、気候変動下でも持続可能な栽培技術の確立を目指すとともに、栽培できる作物や品種の可能性を広げ、未来へつなげていく研究拠点として位置づけています。

■食の未来を考える太田哲雄 氏の視点をMUGEN FARMへ

今回「ガストロノミー・アドバイザー」に就任した太田氏は、イタリア、スペイン、ペルーの3カ国で10年以上にわたり料理人として経験を積み、「エル・ブジ」や「アストリッド・イ・ガストン」など世界を代表するレストランで研鑽を重ねてきました。現在は軽井沢を拠点に料理人として活動するほか、アマゾンカカオの普及など、食材やその背景にある文化を未来へつなぐ活動にも幅広く取り組んでいます。
こうした世界各地の食文化や生産現場に向き合ってきた太田氏の姿勢と、失われつつある種や食文化を守り、100年先の食卓へつないでいくMUGEN FARMのビジョンが重なったことから、今回の就任に至りました。今後は「ガストロノミー・アドバイザー」として、料理人の視点を栽培や商品開発の段階から取り入れ、ともに未来の食のあり方を探っていきます。

太田氏が考える水耕栽培の可能性や、未来の食に対する思いについては、MUGEN FARM公式サイト内のインタビュー記事で詳しく紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。

▶ 太田哲雄氏インタビュー

「星付きレストランだけで、食の世界は回っていると思っていた」料理人・太田哲雄が水耕栽培の未来に挑む理由」

【画像左】MUGEN FARMを訪れ、水耕栽培の設備や野菜の生育状況について説明を受ける太田氏

■「育てた後に考える」のではなく、食べ方から野菜づくりを考える

野菜は、生産者から料理人や販売店などさまざまな人の手を経て、消費者の食卓へと届きます。MUGEN FARMでは、栽培技術だけを追求するのではなく、その先にある「どう食べられるか」「どのような価値を届けられるか」までを見据えた研究開発を進めていきたいと考えています。

そこで今回「ガストロノミー・アドバイザー」に就任した太田氏には、栽培・商品開発の上流から参画いただき、味や香り、食感といった料理人としての視点だけでなく、食材の価値を見出し、それを社会に広げていく視点からも助言をいただきます。
太田氏はこれまで、自身がペルーから直接仕入れる希少なカカオ「アマゾンカカオ」の普及をはじめ、食材そのものの魅力だけでなく、その背景にある土地や文化、生産者の営みまで含めて新たな価値として伝える活動に取り組んできました。MUGEN FARMにおいても、単に「おいしい野菜をつくる」ことにとどまらず、どのような商品として、どのような場で、どのような人に届けていくのかまでをともに考えていきます。

今後は、小売店への卸売をはじめ、飲食店での活用や一般消費者向け商品の展開など、MUGEN FARMで育てた野菜をより多くの人の食卓へ届ける取り組みを進めていく予定です。

【画像】MUGEN FARMで水耕栽培している野菜(一例:画像左から、赤フリルレタス、ロメインレタス、ケール、バジル)

■「食べられる未来」を支える選択肢として、水耕栽培の可能性を考える

世界各地の食文化や生産現場に触れてきた太田氏は、気候や環境が大きく変化するなかで、「これまで当たり前に食べられていたものが、これからも同じように食べ続けられるとは限らない」という危機感を持っています。 その中で、水耕栽培は、天候や外部環境の影響を受けにくい環境で年間を通して作物を育てることができる、これからの食を支える選択肢の一つだと捉えています。従来の栽培方法とどちらが優れているかを決めるのではなく、変化する環境のなかで「未来も食べ続けられる状態をどうつくるか」という視点から、その可能性に向き合うことが重要だと考えています。

実際にMUGEN FARMを訪れ、そこで育つ野菜を食べた太田氏は、野菜の力強さや味わいを実感。水耕栽培に大きな可能性を感じる一方で、その技術や価値はまだ世の中に十分に正しく知られていないことから、自ら取り組みに関わり、その可能性や価値を社会に広く伝えていくことにも意味があると考えています。

こうした考えのもと、太田氏がMUGEN FARMに参画する意味は、料理人として味や品質を評価することだけではありません。世界の食の現場を見てきた立場から、「これからも食べ続けられる未来をつくるために、今どんな選択肢を育てていくべきか」という問いを投げかけながら、水耕栽培の可能性を社会に広げていくことも、大きな役割の一つです。

今後MUGEN FARMでは、太田氏をはじめとする料理人の視点も取り入れながら、用途に応じた食感や味わい、香りを栽培段階から調整する研究にも挑戦し、料理や食卓から逆算した野菜づくりを進めることで、水耕栽培の新たな可能性を広げてまいります。

■MUGEN FARM「ガストロノミー・アドバイザー」太田哲雄氏 コメント

「実際にMUGEN FARMを訪れてまず感じたのは、野菜がとても力強く、生き生きとしていることでした。屋外で育てられた野菜と比べても遜色がなく、味の濃いものもあり、水耕栽培には大きな可能性があると感じています。

世界では今、環境が大きく変化しています。これからは『この方法でなければいけない』と一つの正解を決めるのではなく、未来も食べ続けられる環境をどう残していくのかを考えることが必要です。その意味で、水耕栽培はこれからの食を支える重要な技術の一つだと思っています。

僕自身、これから料理人を目指す若い人たちのためにも、100年、200年先を見据えて、今できることを少しずつ始めていきたいと思っています。『未来のためにはこういう取り組みも必要なんだ』ということを、自分自身の背中で伝えていきたい。

そして最終的には、MUGEN FARMで育った野菜を、特別なものとしてではなく、一般の家庭の食卓に自然に並ぶものにしていけたらと思っています。」

太田氏が考える水耕栽培の可能性や、100年、200年先の食に対する思いについては、インタビュー記事で詳しく紹介していますので、ぜひ下記よりご覧ください。


▶ 太田哲雄氏インタビュー
「
星付きレストランだけで、食の世界は回っていると思っていた」料理人・太田哲雄が水耕栽培の未来に挑む理由」

■太田哲雄氏プロフィール

1980年長野県生まれ。19歳で単身イタリアへ渡り、星付きレストラン、ミラノのマダムのプライベートシェフ、気鋭のピッツァレストランなどで経験を積む。その後、スペイン「エル・ブジ」、ペルー「アストリッド・イ・ガストン」でも研鑽を重ねる。料理を通じて社会にどう貢献できるかを軸に、フェアトレードや環境問題など食をめぐる課題について積極的に発信。カカオビジネスも手がける。

■株式会社KIBOUについて

■株式会社KIBOUについて

会社名:株式会社KIBOU
本社所在地:〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町5番54号 グラングリーン大阪 パークタワー8階
代表者:代表取締役社長 田中 貴紀
設立:2026年01月
拠点(MUGEN FARM):〒562-0035 大阪府箕面市船場東1-10-38 3階

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会社概要

株式会社KIBOU

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業種
水産・農林業
本社所在地
大阪府大阪市北区大深町5番54号 グラングリーン大阪 パークタワー 8階
電話番号
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代表者名
田中貴紀
上場
未上場
資本金
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設立
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