震災後のストレス相談1位は「地震・余震が怖い」  リコレクト、「東日本大震災ストレス相談」のまとめを発表

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アスリートやビジネスマンのメンタルサポートを行う株式会社リコレクト(東京都千代田区、代表取締役 森川陽太郎、以下 リコレクト)では、東日本大震災で被災された方々の為の無料メール相談サービス(※1)を2011年3月30日より行なっています。
この度、当サービスに寄せられた相談依頼について集計を行いました。本データは2011年3月30日から5月30日までにメールで寄せられたストレスケア相談(104件)を集計したものです。


1.男女別相談者の割合

女性 74%
男性 20%
不明 6%

相談メールの内74%が女性からの相談でした。男性も女性と同様にストレスを抱えているが、他者に相談することに対して抵抗があり、自分自身で解決しようとする傾向があると考えられます。


2.相談者の所在地の割合

東京 31.7%  仙台 17.3%  福島 11.5%
茨城 8.7%  埼玉 4.8%  岩手 2.9%
神奈川 2.9%  東海 8.7%   関西 5.8%
その他 1.9%  不明 3.8%

県別の集計では東京が31.7%と1位で、仙台17.3%・福島11.5%と被災地となった県からの相談が続きました。東海・関西地方など直接地震の影響がほとんどない地域からの相談も目立ちました。震災の様子がテレビで全国に渡って報道されたこともあり、地震に対する恐怖が全国で高まったことが影響していると考えられます。テレビやネットで一番情を得る機会が多い都市部在住の方からの相談が、被災地を上回る結果となりました。


3.ストレス相談に寄せられた主な悩み

1. 地震・余震が怖い 32.7%
2. 眠れない 30.8%
3. 不自由ない生活への罪悪感 17.3%
4. 体調不良 16.3%
5. イライラする 14.4%

最も多かった相談は、「地震が怖くてどうしていいかわからない」「余震が起こる度ビクビクしてしまう」など、地震や余震に対する恐怖についてでした。相談者の32.7%の方がこのストレスについて悩んでいました。
続いて「夜になると不安になって眠れない」「寝付きが悪く、眠りも浅い」など、眠れない事に対する相談が多くありました。
3番目は「悠々と暮らしていていいのかという罪悪感が拭えない」「もっと苦しい人がいるのに何もできない」など、罪悪感を感じる悩みでした。特に被災後すぐに他県へ避難された方や、家族や地元が被災された方に多く見られました。
4番目は、「吐き気がして寝込んでしまう」「胃が痛い」など体調不良を訴える悩みが多くありました。
5番目は「家族に対してイライラしてしまう」「職場でイライラを抑えきれない」など、イライラするという悩みが多くありました。この他にも、「仕事が手に付かない」「一人でいることが不安」「精神疾患の再発」「原発・放射能への不安」などの悩みが目立ちました。

男女別に見ると、女性は1位「地震・余震が怖い」、2位「眠れない」、3位「不自由ない生活への罪悪感」。男性は1位「眠れない」、2位「地震・余震が怖い」、3位「イライラする」でした。


4.時間の経過と相談内容の推移

時系列で集計すると、震災後1カ月までに寄せられた相談件数が66件、震災後1カ月から2カ月までは30件、震災後2カ月以降は8件で、時間とともに減少傾向にあります。
相談内容は、震災後1カ月までは「地震・余震が怖い」が圧倒的に多くありました。1カ月後以降は「眠れない」が最多となり、「体調不良」「イライラする」「精神疾患の再発」などが増加しました。震災で一時的に高まった緊張感が落ち着いたことや、不安を我慢していたことで、新たなストレスに繋がったと考えています。震災後2カ月以降は、「やる気が起こらない」「周りが理解してくれない」などの相談が目立ちました。相談件数は減少したものの深刻な悩みも多く、震災によるストレスを感じなくなった方と、ストレスがより悪化した方との二極化が進んでいると考えています。



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リコレクト代表 森川陽太郎のコメント

震災後、無料のストレスメール相談のサービスを開始して2カ月になります。全ての相談メールにお返事させていただきましたが、被災地以外でも深刻に悩んでいる方が多いことに驚きました。
寄せられたメールには「身近に相談できる人がいない」「心配をかけたくないので人には言いたくない」などの言葉も多く見られました。普段平静を装って生活していても、本当はストレスを抱えている人も多いのではと考えています。ストレスをケアする上で、身近な信頼できる人に相談できる環境があることは大切なことです。しかし、今の日本ではそれが難しいケースも多いのではと思います。だからこそ、自分で自分のストレスケアをするという意識を持つことが大切です。
先日ボランティアで宮城県の気仙沼へ行ってきましたが、そこで被災者の皆さまのストレスの大きさを肌で感じました。これからもストレスを抱えている皆様が、無料メール相談サービスや弊社サイトで掲載中のストレスマネジメント情報(※2)を活用していただければ嬉しく思います。








※1 「震災ストレスケアの為の無料メール相談サービス」
   (http://www.recollect.co.jp/jisinsaigai/jishin_mail/index.html
※2 「東北地方太平洋沖地震被災者の為のストレスマネジメント情報」
   (http://www.recollect.co.jp/jisinsaigai/index.html


上記活動のメディア紹介実績
【TV】 news every.(日本テレビ)  4月26日
【新聞】 産経新聞 朝刊 3月29日
     毎日小学生新聞  4月30日
【雑誌】 サンデー毎日 4月17日号
     月刊総務 6月号
     日経ビジネスアソシエ 6月7日号
【WEB】毎日jpニュース 3月22日 (その他ウェブニュースサイトに掲載)
     日経ウーマンオンライン 3月30日 (その他ウェブニュースサイトに掲載)
     日本経済新聞 電子版 4月15日 (その他ウェブニュースサイトに掲載)



会社名: 株式会社リコレクト
本社: 〒102-0072 東京都千代田区飯田橋1-7-4 モリカワビル2F
Tel:03-6268-9600 FAX:03-3263-1065
URL:http://www.recollect.co.jp

代表取締役 森川陽太郎
メンタルトレーナーとしてアスリート、ビジネスマンなど様々な分野のメンタルトレーニングを担当している。主な実績はフウガ東京(フットサル)、ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(サッカー)、ミス・ユニバース・ジャパンビューティースクール、森ビル株式会社など       
著書:「いつもの自分」トレーニング (ダイヤモンド社)
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