次世代高速通信サービス実態評価 全国19都道府県23都市29カ所のエリア状況及び実効速度を網羅
株式会社イード(本社:東京都中野区、代表取締役:宮川洋 以下、イード)は、この春弊社が実施した「新生活のインターネット環境に関する意識調査(2012年2月実施)」においてモバイルデータ通信の利用意向が固定回線の利用意向を上回る調査結果に注目。昨今の各通信キャリアの次世代高速通信サービスは速度や料金、サービスなどの競争激化を受け急速に市場が拡大しています。今回は競争の要となる速度に焦点を当て、これからの夏休み行楽シーズンを前に、首都圏に限らず全国津々浦19都道府県23都市29か所における夏祭り・花火大会が行われるスポットで実態評価を行いました。
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TOPICS
・「Softbank 4G」が最速値を記録、「UQ WiMAX」が最多の29か所中18か所で最速値。
全国の夏祭り・花火大会が行われる場所での実効速度として、最速のスピードを出したのは『にっぽんど真ん中まつり』(愛知県名古屋市)開催場所周辺でのSoftbank 4G(計測結果25.13Mbp)という結果に。また、全国で最も多く最速値を出したのは計18か所でUQ WiMAXとなっています。
・エリアカバーは「UQ WiMAX」の広さに比べ、「Xi」「EMOBILE LTE」「Softbank4G」に課題。
次世代高速通信サービスでも注目度の高いEMOBILE LTE、Xi(クロッシィ)、Softbank 4Gでは首都圏を中心に局所的に高い数字がでる一方で、全国的には3G回線につながったり圏外になってしまう地域もあり、各社の目標と実際のエリアカバーの差がまだまだ大きいことがわかりました。
(参考資料) サービススペック比較
・各回線事業者のサービススペックを比較すると単月料金ではUQ WiMAX、EMOBILE LTEが最安。
・UQ WiMAX以外の各社サービスは日単位の利用制限に加え、月単位の利用制限も設け、速度制限を実施予定。
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【調査概要】
調査期間:2012年6月1日(金)~6月11日(月)
測定場所:全国の夏祭り・花火大会の開催場所周辺(4ページ目に詳細記載)
調査方法:上記期間のうち平日の9:00~23:00の時間帯に各ルータを同条件下で3回計測し、下りの最高速の数値を記録
計測ツール:RBB TODAY スピード測定 http://speed.rbbtoday.com/
使用ルータ:NTTドコモ(L-09C)、UQ WiMAX(AtermWM3600R)、ソフトバンクモバイル(SoftBank 101SI)、イー・モバイル(GL01P)
使用PC: Panasonic CF-J9
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■各地区の速度
(イメージの日本地図を参照)
※通信速度はその時の条件下で変化します。夏祭り・花火大会開催時の実際の数字とは異なります。
※詳細な計測場所については後半に記載。
今回のテストでは、「UQ WiMAX」の安定した通信速度が際立つ結果となりました。どのエリアでも下り10Mbps以上で通信が可能であったほか、繁華街から外れた場所でも通信速度が大きく落ちることはありませんでした。一方、 LTEを採用している中ではドコモ「Xi」のサービスエリアが最も広いとされているものの、今回のテストではそれを上回る範囲で「EMOBILE LTE」での通信が可能でした。
通信速度を比較すると、「Xi」は下り数メガbpsでの接続で安定している一方、「EMOBILE LTE」は場所によって速度にバラつきがあり、「Xi」よりも速度が出ないこともありました。
また、ソフトバンクの「Softbank 4G」は下り20Mbps以上での通信が可能な一方で、3G回線に接続することが多く、まだまだ通信エリアの狭さが目立つ結果になりました。
■実態調査で使用したWi-Fiルータについて
(画像:実態調査で使用したWi-Fiルータについてを参照)
今回使用したルータは上記の5種類となります。各ルータの優れている点は赤枠で表示しているほか、調査員の所感としてはL-09Cはボタン操作のレスポンスが早く、きびきびとした動作感が好印象。GL01Pは今回のテスト機では最大となる容量3000mAhの内蔵バッテリが魅力という意見が挙がりました。また、AtermWM3600Rは起動・終了の操作が高速なため、通信したいときには素早くネットに接続が可能。ストレスなく電源操作ができる調査時の起動が早かったほか、持ち時間も長いという意見となりました。AtermWM3600Rは、イードが運営するIT情報サイトRBB TODAYと自動車ニュースサイトのレスポンスが共同で行ったモバイルアワード2011(http://www.rbbtoday.com/feature/mobileaward2011/)でモバイルルータの満足度No.1を受賞した、AtermWM3500Rの後継機となっています。
<全国の速度計測場所>
隅田川花火大会(東京スカイツリー)、湘南平塚七夕まつり(平塚駅付近)、神奈川新聞花火大会(みなとみらい)、旭川納涼花火大会(常盤公園)、YOSAKOIソーラン祭り(大通り公園)、旭川夏祭り(平和通買物公園)、青森ねぶた祭り(新町通り)、青森花火大会(青い海公園)、秋田竿燈まつり(竿燈大通り)、全国花火競技大会(大曲 丸子橋付近)、仙台七夕まつり(クリスロード商店街)、山形花傘まつり(山形市役所)、長岡まつり(大手通り)、長岡大花火大会(大手大橋付近)、浜松七夕ゆかた祭り(鍛治町通り)、浜名湖かんざんじ温泉灯篭流し花火大会(浜名湖)、にっぽんど真ん中まつり(久屋大通)、名古屋みなと祭り花火大会(名古屋港駅付近)、祇園祭(四条通)、天神祭(大阪天満宮駅付近)、天神祭奉納花火(桜ノ宮OAP)、みなと神戸海上花火大会(モザイク)、管絃祭/宮島水中花火大会(宮島口)、阿波踊り(藍場浜公園)、よさこい祭り(帯屋町)、博多祇園山笠(大箔通り)、筑後川花火大会(水天宮付近)、エイサー祭り(コザ運動公園)
<参考資料>
■各回線事業者の通信サービススペックについて
(画像:各回線事業者の通信サービススペックについてを参照)
各回線事業者のサービスを比較すると、料金面では月額3,880円でEMOBILE LTE、UQ WiMAXが最安となっています。速度ではSoftbank4Gが最大76Mbps、Xi、EMOBILE LTEが最大37.5Mbps/75Mbpsとなっているものの、特にXi、EMOBILE LTEについては75Mbpsのエリアは極めて限定的となっています。また、エリアカバー率や利用制限無しという点では現状UQ WiMAXが優位となっており、各社が公表しているエリアカバー率の目標が達成されれば、今後のさらなる競争激化が予想されます。
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TOPICS
・「Softbank 4G」が最速値を記録、「UQ WiMAX」が最多の29か所中18か所で最速値。
全国の夏祭り・花火大会が行われる場所での実効速度として、最速のスピードを出したのは『にっぽんど真ん中まつり』(愛知県名古屋市)開催場所周辺でのSoftbank 4G(計測結果25.13Mbp)という結果に。また、全国で最も多く最速値を出したのは計18か所でUQ WiMAXとなっています。
・エリアカバーは「UQ WiMAX」の広さに比べ、「Xi」「EMOBILE LTE」「Softbank4G」に課題。
次世代高速通信サービスでも注目度の高いEMOBILE LTE、Xi(クロッシィ)、Softbank 4Gでは首都圏を中心に局所的に高い数字がでる一方で、全国的には3G回線につながったり圏外になってしまう地域もあり、各社の目標と実際のエリアカバーの差がまだまだ大きいことがわかりました。
(参考資料) サービススペック比較
・各回線事業者のサービススペックを比較すると単月料金ではUQ WiMAX、EMOBILE LTEが最安。
・UQ WiMAX以外の各社サービスは日単位の利用制限に加え、月単位の利用制限も設け、速度制限を実施予定。
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【調査概要】
調査期間:2012年6月1日(金)~6月11日(月)
測定場所:全国の夏祭り・花火大会の開催場所周辺(4ページ目に詳細記載)
調査方法:上記期間のうち平日の9:00~23:00の時間帯に各ルータを同条件下で3回計測し、下りの最高速の数値を記録
計測ツール:RBB TODAY スピード測定 http://speed.rbbtoday.com/
使用ルータ:NTTドコモ(L-09C)、UQ WiMAX(AtermWM3600R)、ソフトバンクモバイル(SoftBank 101SI)、イー・モバイル(GL01P)
使用PC: Panasonic CF-J9
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■各地区の速度
(イメージの日本地図を参照)
※通信速度はその時の条件下で変化します。夏祭り・花火大会開催時の実際の数字とは異なります。
※詳細な計測場所については後半に記載。
今回のテストでは、「UQ WiMAX」の安定した通信速度が際立つ結果となりました。どのエリアでも下り10Mbps以上で通信が可能であったほか、繁華街から外れた場所でも通信速度が大きく落ちることはありませんでした。一方、 LTEを採用している中ではドコモ「Xi」のサービスエリアが最も広いとされているものの、今回のテストではそれを上回る範囲で「EMOBILE LTE」での通信が可能でした。
通信速度を比較すると、「Xi」は下り数メガbpsでの接続で安定している一方、「EMOBILE LTE」は場所によって速度にバラつきがあり、「Xi」よりも速度が出ないこともありました。
また、ソフトバンクの「Softbank 4G」は下り20Mbps以上での通信が可能な一方で、3G回線に接続することが多く、まだまだ通信エリアの狭さが目立つ結果になりました。
■実態調査で使用したWi-Fiルータについて
(画像:実態調査で使用したWi-Fiルータについてを参照)
今回使用したルータは上記の5種類となります。各ルータの優れている点は赤枠で表示しているほか、調査員の所感としてはL-09Cはボタン操作のレスポンスが早く、きびきびとした動作感が好印象。GL01Pは今回のテスト機では最大となる容量3000mAhの内蔵バッテリが魅力という意見が挙がりました。また、AtermWM3600Rは起動・終了の操作が高速なため、通信したいときには素早くネットに接続が可能。ストレスなく電源操作ができる調査時の起動が早かったほか、持ち時間も長いという意見となりました。AtermWM3600Rは、イードが運営するIT情報サイトRBB TODAYと自動車ニュースサイトのレスポンスが共同で行ったモバイルアワード2011(http://www.rbbtoday.com/feature/mobileaward2011/)でモバイルルータの満足度No.1を受賞した、AtermWM3500Rの後継機となっています。
<全国の速度計測場所>
隅田川花火大会(東京スカイツリー)、湘南平塚七夕まつり(平塚駅付近)、神奈川新聞花火大会(みなとみらい)、旭川納涼花火大会(常盤公園)、YOSAKOIソーラン祭り(大通り公園)、旭川夏祭り(平和通買物公園)、青森ねぶた祭り(新町通り)、青森花火大会(青い海公園)、秋田竿燈まつり(竿燈大通り)、全国花火競技大会(大曲 丸子橋付近)、仙台七夕まつり(クリスロード商店街)、山形花傘まつり(山形市役所)、長岡まつり(大手通り)、長岡大花火大会(大手大橋付近)、浜松七夕ゆかた祭り(鍛治町通り)、浜名湖かんざんじ温泉灯篭流し花火大会(浜名湖)、にっぽんど真ん中まつり(久屋大通)、名古屋みなと祭り花火大会(名古屋港駅付近)、祇園祭(四条通)、天神祭(大阪天満宮駅付近)、天神祭奉納花火(桜ノ宮OAP)、みなと神戸海上花火大会(モザイク)、管絃祭/宮島水中花火大会(宮島口)、阿波踊り(藍場浜公園)、よさこい祭り(帯屋町)、博多祇園山笠(大箔通り)、筑後川花火大会(水天宮付近)、エイサー祭り(コザ運動公園)
<参考資料>
■各回線事業者の通信サービススペックについて
(画像:各回線事業者の通信サービススペックについてを参照)
各回線事業者のサービスを比較すると、料金面では月額3,880円でEMOBILE LTE、UQ WiMAXが最安となっています。速度ではSoftbank4Gが最大76Mbps、Xi、EMOBILE LTEが最大37.5Mbps/75Mbpsとなっているものの、特にXi、EMOBILE LTEについては75Mbpsのエリアは極めて限定的となっています。また、エリアカバー率や利用制限無しという点では現状UQ WiMAXが優位となっており、各社が公表しているエリアカバー率の目標が達成されれば、今後のさらなる競争激化が予想されます。
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