アクサルタ、工業用塗料事業の責任者にマイケル・キャッシュが就任
アクサルタの会長兼CEOのチャールズ・シェイバーは、「キャッシュ氏は粉体塗料と液体塗料の両方に幅広い経験があります。今回の就任により、アクサルタの顧客サービスは新たなレベルに飛躍できると確信しています。今後、キャッシュ氏がお客様のニーズを的確にくみ取り、革新的なソリューションを提供していくと同時に、Imron®(イムロン®)(※1)、 Alesta®(アレスタ®)(※2)、Voltatex®(ボルタテックス®)(※3)といった弊社が既に持つ素晴らしいブランドを、新しい市場に送り込んでいくことを期待しています。」と述べています。
キャッシュ本部長は、「車両用塗料」「一般工業用塗料」「建築・塗装用塗料」の3つの中核的事業分野を管掌しますが、ここにはアクサルタの液体塗料と粉体塗料の両方が利用されている分野も含まれています。「車両用塗料」のお客様は、大型トラック、特装車、鉄道車両やその他自動車以外の車両の各メーカー、「一般工業用塗料」のお客様は、電気設備、石油・ガスパイプラインや農業用機械の各メーカー、「建築・装飾用塗料」のお客様は、窓、ドア、外層被覆材、家具・電気器具の各メーカーなどとなっています。
キャッシュ本部長の前職は、アクゾノーベル・コーティングス・アンド・ケミカルズのアジア太平洋地域粉体塗料事業担当マネージングディレクターで、同社の11か国での粉体塗料事業を担当し、12か所の製造施設を監督していました。それまでは、同社の北米・中南米での粉体塗料事業の責任者でした。
シェイバー会長兼CEOは更に、「キャッシュ氏は、粉体塗料と液体塗料両方の幅広い経験と知識をアクサルタにもたらすだけではなく、非常に多くのお客様と地域に対して新たな考え方を示し、アクサルタが常にマーケットの先を歩むための力を与えてくれると期待しています。同じくアクサルタに最近入社し、新車用塗料事業本部長に就任したスティーブ・マルケビッチ氏と共に、弊社の地域別経営チームを強力に補完していくものと考えています。」と説明しています。
日本国内では2009年から工業用塗料事業を立ち上げました。粉体塗料と、特に車両用塗料、電気の絶縁、自動車部品用塗料に力を入れており、着実に成長を続けています。今回の世界規模での工業用塗料事業の注力により、今後更に事業としての躍進が見込まれます。
マイケル・A・キャッシュ
※1: Imron®(イムロン®)・・・輸送車両に適したポリウレタンエナメル塗料。1970 年の誕生以来、世界中の輸送車両に輝かしい塗装外観を提供。
※2: Alesta®(アレスタ®)・・・多様な用途に対応できる粉体塗料。
※3: Voltatex®(ボルタテックス®)・・・電気関連機器や部品に適した絶縁ワニス。速い硬化が特徴。
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アクサルタ コーティング システムズ合同会社
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