クラウドセキュリティシンポジウム “CSA Japan Congress 2015”を開催
2015年11月18日(水)午前10時00分開始 於:東京大学・情報学環 福武ホール
クラウドセキュリティの新たな潮流
~ クラウドセキュリティ認証とクラウドセキュリティ技術 ~
クラウドコンピューティングにおけるセキュリティは、クラウドに特化したセキュリティ管理の新国際規格(ISO/IEC27017)の正式決定が目前に迫り、STAR認証も含めて認証の枠組みが更に充実するものと期待されます。また、昨今、クラウドセキュリティを専門とした新たな技術や企業が生まれてきています。
こういった状況に鑑み、クラウドのセキュリティについて多面的に取り上げ、クラウド利用者に最新の情報を提供するとともに、クラウドセキュリティの認証機関、クラウドサービスベンダ、セキュリティベンダと一堂に会して、クラウドを取り巻くセキュリティ課題を考える場として、”CSA Japan Congress 2015” を開催します。
【開催概要】
主催: 一般社団法人日本クラウドセキュリティアライアンス(CSAジャパン)
特別協賛: Cloud Security Alliance (CSA) Global HQ and APAC HQ
後援: (現在申請中の後援先を含みます)
総務省(申請中)
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)
特定非営利活動法人ASP・SaaS・クラウドコンソーシアム(ASPIC)
特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)
特定非営利活動法人日本セキュリティ監査協会(JASA)
一般社団法人日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)
一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)
特定非営利活動法人クラウド利用促進機構(CUPA)
日本データセンター協会(JDCC)
日本CISO協会
協賛:
JBサービス株式会社 (プラチナスポンサー)
マクニカネットワークス株式会社 (プラチナスポンサー)
BSIグループジャパン株式会社 (プラチナスポンサー)
日本ヒューレット・パッカード株式会社 (ゴールドスポンサー)
バリオセキュア株式会社 (ゴールドスポンサー)
株式会社日本環境認証機構 (シルバースポンサー)
トレンドマイクロ株式会社 (シルバースポンサー)
ベライゾンジャパン合同会社 (シルバースポンサー)
株式会社イーセクター (シルバースポンサー)
会場: 東京大学情報学環・福武ホール 東京都文京区本郷7丁目3番1号
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/
受講料: 無料
定員: 150名(先着順受付、定員に達したら締め切る場合があります)
Webサイト: http://www.cloudsecurityalliance.jp/congress2015.html
申込み: Webサイトの案内に従いお申し込みください。
【ポイント・見どころ】:
クラウドセキュリティ認証の最新動向、および、CSAが提供するCCM(Cloud Control Matrix)、STAR(Security, Trust & Assurance Registry)について報告します。
クラウドセキュリティの新たな技術の、CASB(Cloud Access Security Broker)、SDP(Software Defined Perimeter)、Dockerコンテナにおけるセキュリティ、SaaS環境におけるセキュリティの最新動向をお伝えするとともに、専門家によるパネルディスカッションを行います。
スポンサー各社から、最新のソリューションの展示を行います。
【プログラム】
9:40 受付開始
10:00~10:05 開会挨拶
吉田 眞 日本クラウドセキュリティアライアンス会長
東京大学名誉教授
10:05~10:55 特別招待講演
ISMSをベースにしたクラウドセキュリティ ~ ISO27017の最新動向
高取敏夫氏 一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC) 参事
10:55~11:10 コーヒーブレーク / スポンサー展示
11:10~11:35 テーマ講演1
近時のセキュリティ事件の総合的考察
高橋郁夫 駒澤綜合法律事務所 / 日本クラウドセキュリティアライアンス 監事
11:35~12:05 基調講演1
CASBの概要、クラウドを安全に活用する為のセキュリティ対策
夏目道生氏 マクニカネットワークス株式会社 セキュリティ第2事業部
プロダクト第1営業部 部長
12:05~13:10 昼食休憩 / スポンサー展示
13:10~14:00 特別テーマ講演
FIDO - 次世代認証方式とクラウド
五味秀仁氏 ヤフー株式会社 上席研究員 博士(情報学)
14:00~14:30 基調講演2
クラウド活用の求められるセキュリティ運用とは!!
沖野清美氏 JBサービス株式会社 セキュリティ事業部 本部長
14:30~14:55 テーマ講演2
CCM / STARの概要とISO27017
諸角昌宏 日本クラウドセキュリティアライアンス CCM/STAR WG
14:55~15:10 コーヒーブレーク / スポンサー展示
15:10~15:40 基調講演3
パブリッククラウドにおける個人情報保護の実施基準 ISO/IEC27018認証
南孝伸氏 BSIグループジャパン株式会社 ISMSグローバルスキームマネージャー
15:40~16:05 テーマ講演3
欧米のIoT/ビッグデータ・イノベーションとセキュリティ
笹原英司 日本クラウドセキュリティアライアンス 代表理事/IoT, BigData WG
16:05~16:15 休憩 / スポンサー展示
16:15~17:25 パネルディスカッション
テーマ「クラウドセキュリティを支える新技術の台頭」
モデレータ: 大和敏彦氏 株式会社アイティアイ 代表取締役
登壇者
夏目道生氏 マクニカネットワークス株式会社
工藤清人氏 ベライゾンジャパン合同会社
増田博史氏 日本ヒューレットパッカード株式会社
成田泰彦氏 株式会社セールスフォース・ドットコム
17:25~17:30 閉会挨拶
諸角昌宏 日本クラウドセキュリティアライアンス 業務執行理事/事務局長
[クラウドセキュリティアライアンス(CSA)について]
米国ISSA(情報システムセキュリティ協会)のCISO会議をきっかけに2008年12月に現CEOのJim Reavisらによって設立された、非営利の活動法人(米国籍)。 クラウドコンピューティングにおけるセキュリティに関するベストプラクティス(最良実践規範)の提供と、その普及啓発に取り組んでいる。2009年4月のRSA Conference(サンフランシスコ)で発表したSecurity Guidance for Critical Areas of Focus in Cloud Computing(クラウドセキュリティガイダンス)は世界的注目を浴び、以来クラウド業界、セキュリティ業界、関係技術者、政府関係者等に広く影響を与えている。現在、個人会員約5万人、企業会員約140社、提携団体24、地域支部60を擁する。
主なレポート・活動に上述の「ガイダンス」(V3.0)の他Cloud Control Matrix(CCM)、Trusted Cloud Protocol、クラウドコンピューティングの10大脅威、Big Data Taxonomy、Security Guidance for Early Adopters of the Internet of Thingsなどがある。
https://cloudsecurityalliance.org/
[一般社団法人クラウドセキュリティアライアンスについて]
2010年6月に任意団体として発足し、CSAの第2番目の支部として公認を受ける。2013年12月に企業会員の参加を得て一般社団法人として法人化、活動の強化拡大に取り組んでいる。CSAの活動に参加しつつ、「ガイダンス」、CCM(ともに上述)の日本語訳の提供や、CSAが提供する資格認定制度であるCCSK(Certificate of Cloud Security Knowledge)の日本語化等を手掛ける他、日本独自のワーキンググループ活動に取り組んでいる。
会長:吉田眞東京大学名誉教授 代表理事:笹原英司
https://www.cloudsecurityalliance.jp/
[STAR認証とは]
Security, Trust & Assurance Registryの略で、クラウドサービスのセキュリティ状態に関する評価をCSAのサイト上で開示する制度。STAR1(自己評価)、STAR2(第三者評価)、STAR3(継続監視)の3段階があり、STAR2まで提供開始されている。評価基準はCCMとISO/IEC27001。
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