~世界初!エコ建材greenbizを用いた軌道緑化~富山ライトレール軌道緑化試験施工
小松精練株式会社(本社:石川県能美市 社長:池田哲夫 以下、小松精練)は、株式会社トーケン(石川県金沢市)、日本道路株式会社(東京都中央区)との協働により、富山駅北停留場内において、軌道内の緑化と適切な維持管理を図るため、エコ建材greenbiz(グリーンビズ)を用いた軌道緑化の試験施工を実施いたしました。
greenbizは、染色産業の廃棄物(余剰バイオマスケイク)を有効利用し開発された超微多孔性の発泡セラミックス基盤です。地球環境の保護・保全に対する企業姿勢が問われる中、環境保全、環境づくりを経営の最重要課題の一つとして挙げる小松精練が2009年より販売を開始。 緑化の美観保持や維持管理に優れた工法により、建築物の屋上や駐車場の緑化に広く採用され、2014年10月時点で屋上及び屋上緑化材として36,000㎡、駐車場等の路面材として72,000㎡の導入実績となっています。
また、2015年3月14日(土)の北陸新幹線開業に伴い、富山ライトレール富山港線の路面電車車両であるポートラム(富山ライトレール0600形電車)をご利用される観光客などの増加が予想されることから、利用者にも環境にも優しい富山ライトレールを積極的に訴求していきます。
■エコ建材 greenbiz(グリーンビズ)軌道緑化工法 概要
・施工場所 :富山駅北停留場 1番線
・施 工 日 :2015年2月18日(水)~2月24日(火)にて実施
・施工規模 :延長33.6 m、幅2.5m、面積74.3㎡(greenbiz/59.5㎡)
・施工概要 :
①工場であらかじめ植栽した超微多孔発泡セラミック基盤(グリーンビズ)を製造
②富山駅北停留場 1番線内の既存の芝生を撤去
③床土面を均平に整正
④レールの両側に管理のためのインターロッキングブロックを敷設
⑤植栽した超微多孔発泡セラミック基盤(グリーンビズ)の敷設
※当該工事は、小松精練株式会社(超微多孔発泡セラミックス基盤『グリーンビズ』を開発)、株式会社トーケン(屋上緑化や壁面緑化などの施工による空間演出)、日本道路株式会社(施工アドバイス)の連携により施工されました。
・優れた保水性により無潅水緑化を実現
・持続的な打ち水効果によりヒートアイランド化の緩和効果
・夏の暑さ対策に有効で、保水性かつ蒸散性に加え、緑化による見た目の涼しさも期待
(2)施工性の良さ
限られた作業時間の中で、あらかじめ準備した植物層と一体化した基盤を並べることにより、 現地での作業を簡素化による作業時間の短縮を図りました。
(3)維持メンテナンス性に配慮
・耐久性、耐候性に優れた無機素材による緑化基盤
・緑化基盤の取り外し、交換が容易
・線路との両側にインターロッキングブロックを使用し、保線用の歩行導線を 確保
・植物に成長抑制可能なセダム種を選定することで四季を通じた美観を維持
(4)環境への配慮
超微多孔発泡セラミック基盤(グリーンビズ)は3R(Reduce (廃棄物抑制)、Reuse (再使 用)、Recycle(再資源化))対応であり、環境にやさしい緑化基盤材を使用しています。
“greenbiz”は、染色産業の廃棄物(余剰バイオマスケイク)を有効利用し開発された超微多孔性の発泡セラミックス基盤です。地球環境の保護・保全に対する企業姿勢が問われる中、環境保全、環境づくりを経営の最重要課題の一つとして挙げる小松精練が2009年より販売を開始。2014年10月時点で屋上及び屋上緑化材として36,000㎡、駐車場等の路面材として72,000㎡の導入実績となっています。 2013年(グリーンビズ)、2014年(グリーンビズG)と2年連続グッドデザイン賞を受賞。
■会社名 :小松精練株式会社
■設立 :1943年(昭和18年)10月
■代表取締役社長:池田哲夫
■資本金 :46億8,042万円
■従業員数 :単体 725名 / グループ企業 558名 / 合計 約1,280名(平成26年3月31日現在)
富山市と富山ライトレール株式会社では、富山駅北停留場及び市道富山駅北線(ブールバール)区間で軌道内に芝生を植栽し、沿線の都市景観への配慮や軌道の騒音対策に向けた活動を展開。これまで、芝生やスギゴケなどの植栽を行って参りました。この度、更なる軌道緑化を狙いとしてgreenbizの採用が決定。今回施工したgreenbizの生育状況を継続的に調査。工事費や維持管理作業、維持管理費について比較検討を進め、今後の軌道緑化、都市景観の向上に貢献して参ります。
また、2015年3月14日(土)の北陸新幹線開業に伴い、富山ライトレール富山港線の路面電車車両であるポートラム(富山ライトレール0600形電車)をご利用される観光客などの増加が予想されることから、利用者にも環境にも優しい富山ライトレールを積極的に訴求していきます。
■エコ建材 greenbiz(グリーンビズ)軌道緑化工法 概要
・施工場所 :富山駅北停留場 1番線
・施 工 日 :2015年2月18日(水)~2月24日(火)にて実施
・施工規模 :延長33.6 m、幅2.5m、面積74.3㎡(greenbiz/59.5㎡)
・施工概要 :
①工場であらかじめ植栽した超微多孔発泡セラミック基盤(グリーンビズ)を製造
②富山駅北停留場 1番線内の既存の芝生を撤去
③床土面を均平に整正
④レールの両側に管理のためのインターロッキングブロックを敷設
⑤植栽した超微多孔発泡セラミック基盤(グリーンビズ)の敷設
※当該工事は、小松精練株式会社(超微多孔発泡セラミックス基盤『グリーンビズ』を開発)、株式会社トーケン(屋上緑化や壁面緑化などの施工による空間演出)、日本道路株式会社(施工アドバイス)の連携により施工されました。
■エコ建材 greenbiz(グリーンビズ)軌道緑化の特長
(1)超微多孔発泡セラミックス基盤の保水性を最大限活用・優れた保水性により無潅水緑化を実現
・持続的な打ち水効果によりヒートアイランド化の緩和効果
・夏の暑さ対策に有効で、保水性かつ蒸散性に加え、緑化による見た目の涼しさも期待
(2)施工性の良さ
限られた作業時間の中で、あらかじめ準備した植物層と一体化した基盤を並べることにより、 現地での作業を簡素化による作業時間の短縮を図りました。
(3)維持メンテナンス性に配慮
・耐久性、耐候性に優れた無機素材による緑化基盤
・緑化基盤の取り外し、交換が容易
・線路との両側にインターロッキングブロックを使用し、保線用の歩行導線を 確保
・植物に成長抑制可能なセダム種を選定することで四季を通じた美観を維持
(4)環境への配慮
超微多孔発泡セラミック基盤(グリーンビズ)は3R(Reduce (廃棄物抑制)、Reuse (再使 用)、Recycle(再資源化))対応であり、環境にやさしい緑化基盤材を使用しています。
■ご参考 染色産業の廃棄物をアイデアに生まれた“エコ建材greenbiz”
<greenbiz(グリーンビズ)とは>“greenbiz”は、染色産業の廃棄物(余剰バイオマスケイク)を有効利用し開発された超微多孔性の発泡セラミックス基盤です。地球環境の保護・保全に対する企業姿勢が問われる中、環境保全、環境づくりを経営の最重要課題の一つとして挙げる小松精練が2009年より販売を開始。2014年10月時点で屋上及び屋上緑化材として36,000㎡、駐車場等の路面材として72,000㎡の導入実績となっています。 2013年(グリーンビズ)、2014年(グリーンビズG)と2年連続グッドデザイン賞を受賞。
■ご参考 小松精練株式会社 会社概要
小松精練は、1943年の設立以来『モノ』ではなく『技術を売る』企業として、積極的な研究開発とマーケットの開拓に取り組み、現在では主力の繊維・高分子技術をもとに、ファッション、スポーツ、インテリア、生活資材、医療・福祉、エレクトロニクス、車両内装材、環境関連事業など、多彩な事業領域をカバーするファブリック&環境共生素材メーカーです。■会社名 :小松精練株式会社
■設立 :1943年(昭和18年)10月
■代表取締役社長:池田哲夫
■資本金 :46億8,042万円
■従業員数 :単体 725名 / グループ企業 558名 / 合計 約1,280名(平成26年3月31日現在)
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