キーウォーカー、不動産ビッグデータから間取りごとの賃料減少率の違いを分析
キーウォーカー、築年数と賃料減少率についての調査結果を発表 ファミリー向け賃貸物件の賃料は築20年で半額に?【ビッグデータから明らかにする物件の構造・間取りと経年による賃料減少の関係性】
株式会社キーウォーカー(東京都港区、代表取締役 真瀬正義)は、独自開発のWEBクローラ「キーウォーカーWEBクローラ」により取得した不動産物件データを分析し、物件の築年数増加に伴う賃料減少率は物件の構造・間取り・所在地によって大きく異なる調査結果を発表しました。
ファミリー物件は築20年で賃料が半額まで下がる
1Kとは異なり、鉄筋コン2LDK・3LDKの物件は築10年から20年の間に新築時の半額以下にまで平米単価が減少していました。
減少量の大きさの違いのため、新築時の平米単価は鉄筋コン2LDK・3LDKの方が1Kよりも高価であるのに対し、築古(築30年)では鉄筋コン2LDK・3LDKの方が安価になる逆転現象が起きていました。
Webから取得した89,000件の賃貸物件データを元に、築年数の増加と賃料(平米単価)の減少量の関係性を調査しました。まず都区内全域において、築年数の増加に伴う平米単価の減少量は物件の構造・間取りによって大きく異なっていました。
木造1Kの物件の平米単価は築5年と築35年の2段階に分けて減少する傾向がみられました。それに対して鉄筋コン造1Kの物件は多少の上下動はあるものの築50年まで継続的に減少しており、構造による違いが見受けられました。
1Kとは異なり、鉄筋コン2LDK・3LDKの物件は築10年から20年の間に新築時の半額以下にまで平米単価が減少していました。
減少量の大きさの違いのため、新築時の平米単価は鉄筋コン2LDK・3LDKの方が1Kよりも高価であるのに対し、築古(築30年)では鉄筋コン2LDK・3LDKの方が安価になる逆転現象が起きていました。
都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)と5区以外、都区内と愛知県名古屋市といった地域間の比較や、数理モデルによる賃料下落シミュレーションについては、下記リンクから閲覧いただけます。
https://www.keywalker.co.jp/web-crawler/estate_tech_rent_decline.html
【調査概要】
- 取得データ:web上の不動産物件データ
- 調査対象地域:東京都区内、愛知県名古屋市
- 取得時期:2017年3月
- 取得物件数:89,000戸
【株式会社キーウォーカーについて】
設立 | 2000年11月22日 |
代表取締役 | 真瀬 正義 |
資本金 | 5,000万円 |
事業内容 | ・WEBクローラの開発 ・ビッグデータの収集・整理・分析・可視化ソリューションの提供 ・ルーチン業務の自動処理システム提案 ・人工知能の研究開発 |
所在地 | 東京都港区麻布台2丁目4番2号保科ビル4F |
URL | https://www.keywalker.co.jp/ |
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