ねぶたデザインブランド「NEBUTA STYLE」2016年夏季商品の発売について
ねぶたデザインブランド「NEBUTA STYLE」
2016年夏季商品の発売について
ネブタ・スタイル有限責任事業組合(青森県青森市・代表:竹浪比呂央)は、デザインブランド「NEBUTA STYLE(ねぶたスタイル)」の2016年夏季商品ラインナップを完成させ、8月の青森ねぶた祭りの前に本格発売いたします。
「NEBUTA STYLE」は、日本を代表する祭「ねぶた」の持つ美しさと生命力をベースに、照明器具、インテリア雑貨、生活雑貨などの商品群を、高いデザイン性やユニークな発想で商品を開発する、青森県から世界に向けたデザインブランドです。商品開発にあたっては、プロジェクトごとにさまざまなメーカー、デザイナー、アーティスト、流通企業などのコラボレーションを行うことで、最高のパフォーマンスを追求しています。
2016年夏期商品群は、実際に運行されたねぶたの彩色和紙の端切れ=「ねぶたのかけら」を再利用してつくったインテリア照明「KAKERA」の新商品をはじめ、ねぶた制作で使用されるねぶた柄を施した可愛らしいかたちのインテリア照明「ねぶたらんぷ」、昨年から話題を呼んでいるねぶたフェイスパックのシリーズ第2弾、可愛らしいねぶたのマスキングテープやフレークシール、ねぶた柄を施した扇子やハンカチなど、多数のねぶたデザイン雑貨を生み出し販売いたします。
ネブタ・スタイルでは、商品開発と商品改良を続け、青森県を訪れた観光客をはじめ、訪日外国人の手土産、首都圏をはじめ全国に展開していきます。今後もこれらの活動を通じ、青森ねぶたの魅力をひとりでも多くの方々に発信してまいります。
ネブタ・スタイル有限責任事業組合について
ねぶた師・竹浪比呂央(青森県青森市・竹浪比呂央ねぶた研究所代表)と、株式会社読売広告社(本社:東京都港区)が、2015年6月に共同で設立した事業体です。ねぶた祭りを活用した地方の活性化と、後継者育成のための環境整備によるねぶた文化の継承を目標としています。
- 夏季新商品その1
「KAKERA」は、実際に運行したねぶた祭りの山車から切り取った彩色和紙=「ねぶたのかけら」を再利用したインテリア照明です。1台のねぶたから300個しかつくれない限定品で、1つ1つの柄が異なります。
「扇」は、日本画を原画とする造形と、伝統的なねぶた囃子の響き・・・、ねぶたの持つ典雅な一面を、扇の形に表現しました。低く構えたプロポーションは、飾り棚にもよく合います。
「ねぶたのかけら」を前面に1枚あしらっています。
価格:13,500円(税別)
サイズ:W300×D110×H166
発売日2016年4月
※前年度から販売しているKAKERA・華(はな)とKAKERA・彩(さい)も、継続して販売しています。
KAKERA・扇 作家紹介
竹浪 比呂央 (たけなみ・ひろお)ねぶた師・ねぶた原作
1959年、青森県西津軽郡木造町(現つがる市)生まれ。1989年に初の大型ねぶたを制作して以来、ねぶた大賞、第30回NHK東北放送文化賞はじめ受賞多数。東京ドームをはじめブダペスト、ロサンゼルスなど国内外で出陣ねぶたを制作。竹浪比呂央ねぶた研究所主宰。青森ねぶたの創作と研究を主としながら、「紙と灯りの造形」 としてのねぶたの新たな可能性を追求し続けている。
手塚 茂樹 (てづか・しげき)ねぶた師・ねぶた原作
1975年、青森県青森市生まれ。5歳のとき見たねぶたに大きな衝撃を受ける。高校時代にねぶた制作の道へ入り、2001年から竹浪比呂央に師事。2002年より展示用ミニねぶたを制作。2006年からは、歴史ある地域ねぶた、『浅虫ねぶた』の制作を担当。 2014年、初の大型ねぶたを制作。
1963年、神戸市生まれ。松下電工ほかで商品企画開発・デザインを担当した後、2012年、渋谷達也デザイン事務所設立。『nido』、『tipo』などオリジナル作品を発表。照明器具の商品企画・デザインを行うほか、工芸技法や自然素材の活用研究、日本の森林資源活用研究、旅館のデザイン研究など、多彩な活動を行う。
- 夏季新商品その2
インテリアライト「ねぶたらんぷ」は、青森ねぶたの制作で伝統的に使用される文様やねぶた師の竹浪比呂央氏が考案したねぶた文様をベースに、プロダクトデザイナーのみやけかずしげ氏と竹浪氏の共同プロジェクトとして誕生させたものです。
骨組みとなる竹ヒゴに 光を柔らかく拡散させる和紙を貼り、一点一点を提灯の職人が手作りで仕上げています。竹ヒゴや和紙が光を通して生み出すの陰影や造形が、ねぶたの構造との共通点を感じさせます。また、土台となる白木のベースや支柱の形により可愛らしさを感じるデザインとなっています。
スタンドライトを大小の2タイプ、ペンダントライトの1タイプ、計3タイプを用意しました。
各タイプとも、3種類のねぶた柄と無地の白、計4柄を用意しています。価格: スタンド230=13,500円~15,000円、スタンド320=20,000円~22,000円、ペンダント530=28,000円~30,000円(ともに税別)
発売日 2016年7月8日
ねぶたらんぷ作家紹介
みやけ かずしげ
2005年にmiyake design設立。家電製品や家具をはじめ、生活雑貨や伝統産業品など多岐にわたる分野で、国内外の企業の製品デザインを行う。
Good Design賞 審査委員。国内外多数のデザイン賞受賞歴がある。
- 夏季新商品その3
2015年8月の発売以降、瞬く間に青森土産の定番商品となり、多くの著名人や観光客の皆さまのSNSで話題となった「ねぶたフェイスパック」の新シリーズです。
実際に運行された『雷神』(ねぶた師 手塚茂樹 作)がプリントされた「赤鬼ねぶたフェイスパック」は、再現度も高く、インパクト抜群の仕上がりで、お土産としてもパーティーグッズとしても皆様に楽しんでいただけます。
価格:602円(税別)
仕様:25ml/1枚入り発売日:好評発売中
ねぶたフェイスパックセット も用意しました
「青森ねぶた」で実際に運行された「阿弖流為(あてるい)」(ねぶた師 竹浪比呂央作)、「雷神」(ねぶた師 手塚茂樹作)がプリントされた「ねぶたフェイスパック」「赤鬼ねぶたフェイスパック」の2枚セットです。限定数5,000セット。
価格:1,204円(税別)
仕様:25ml/1枚×2枚入り発売日:好評発売中
- 夏季新商品その4
ネブタ・スタイルが、マスキングテープブランド「ROUND TOP」(広島県福山市・丸天産業株式会社・代表取締役社長:佐藤教夫)と共同開発した「ねぶたマスキングテープ」を2016年4月に発売しました。
ねぶたのモチーフが可愛く詰まった「ねぶたマスキングテープ」は、プレゼントのラッピング、インテリアや雑貨の装飾など、重ねて貼ったり、組み合わせたり、アイデア次第で様々な「ねぶた」のデコレーションが楽しめます。
価格:各380円(税別)~
仕様:和紙、20mm×7m、30mm×5m種類:全7種類
発売日:好評発売中
- 夏季新商品その5
ネブタ・スタイルが、マスキングテープブランド「ROUND TOP」と共同開発した「ねぶたフレークシール」。
「ねぶたフレークシール」は、小さく1つずつ形になっているので、可愛くて使いやすいシールです。
種類は、山車、跳人、お囃子のシールが入った「ねぶた祭りセット」と、どこに貼っても「くまどり」ができる「隈取セット」の2種類。ねぶた祭りを楽しく再現できます。
価格:各370円(税別)
仕様:ねぶた祭りセット 33枚(3種×2枚、9種×3枚)、隈取セット 30枚(15種×2枚)発売日:好評発売中
- 夏季新商品その6
一枚一枚が、ねぶたになっている付箋です。
台紙を組み立てると、山車型の付箋スタンドとなります。
3種類の付箋を付箋スタンドに差し込こと、ねぶたの山車が再現され、身近にねぶた祭りを感じて楽しむことができます。
価格:602円(税別)
仕様: 3種×20枚の60枚入り、H20mm×W125mm×D113mm発売日:2016年7月15日
- 夏季新商品その7
ねぶたのいのちである「面」をデザイン化したカードです。ねぶたのにらみ顔を立体的に表現し、そのままディスプレーや同封の便箋・封筒を使用してポストカードとしてお使い頂けます。切り抜きや組み立ても楽します。
ねぶた制作では、武将、鬼、龍などの闘いが迫力満点に描かれます。中でも、勇敢でたくましい武将が見栄を切った表情は、ねぶたならではの力強さを感じさせます。
価格:602円(税別)
仕様:カード1枚 (洋2封筒、一筆箋付き)、カードサイズH148mm×W100mm発売日:2016年7月15日
作家紹介 (ねぶたふせん、ねぶた面ポストカード)
B6studio
2010年に設立したプロダクトデザインユニットです。家電、家具、照明など異なるジャンルで経験を積んだメンバーが共同のスタジオを構え、それぞれの持ち味を生かしながらユニットでしか生み出せない物作りを目指し活動しています。
- 夏季新商品その8
ロングセラーの付箋、ふせんする○○シリーズ(平和堂)とのコラボレーションで、ねぶた祭りに欠かせない「跳人」「囃子」のふせんが登場しました。
ノートや手帳、辞書などに貼ると、サポーターが手をあげて応援してくれる様子が再現されます。
たくさん貼って日常がちょっとだけ楽しくなるそんな付箋紙です。
価格:各380円(税別)
仕様: 1体10枚×5体、H135mm×W74mm×D3mm発売日:2016年6月21日
- 夏季新商品その9
「ねぶた祭」をモダンなグラフィックデザインにしハンカチにプリントしました。大判なのでハンカチとしてだけでなく、ひざかけやお弁当包み、スカーフとしてお使いいただけます。
「ねぶた ワイヤーアート」は、ねぶた造形の陰の主役というべき「針金」に光を当てたシリーズ。
「ねぶた 炎の花」では、ねぶた山車の表現としてよく使われる「炎」を、花に見立ててデザインしました。「ねぶた 花笠の跳人」は一見花畑と思いきや、よく見ると乱舞する跳人(ハネト)の群像が見えてくるデザインのシリーズ。N.G.inc.によるデザインです。
<シリーズ・カラー>
ねぶた ワイヤーアート(赤)/(ピンク)/(グリーン)ねぶた 炎の花(紺)/(グリーン)
ねぶた 花笠の跳人(ブルー)/(ピンク)
価格:各880円(税別)
仕様:綿100%、約50×50cm
発売日:2016年7月19日
- 夏季新商品その10
ねぶたのデザインを夏にふさわしいアイテム「扇子」に仕立てました。モダンなグラフィックデザインは、青森だけでなく、都会の夏にも似合います。
<シリーズ・カラー>
ねぶた ワイヤーアート(赤)ねぶた 花笠の跳人(ブルー)
価格:各3,056円(税別)
仕様:ホタテ型、全長21.5cm、17間
発売日:2016年7月19日予定
- 夏季新商品その11
ねぶたのデザインをレターセットにしました。モダンなねぶたデザインを気軽に買って帰れます。
<シリーズ・カラー>
ねぶた ワイヤーアート(赤)
ねぶた 炎の花(紺)
ねぶた 花笠の跳人(ピンク)
価格:各
556円(税別)
仕様:封筒3枚、便箋6枚発売日:2016年7月11日
作家紹介 (ねぶた柄 大判ハンカチ、扇子、レターセット)
永井 裕明 / N.G.inc. アートディレクター
1957年東京生まれ。1989年N.G.設立。 東京ADC会員、東京TDC会員、JAGDA会員。東京造形大学教授。
- 夏季新商品その12
「文香」とは受け取る人への心遣いとして、手紙に入れる「香」のこと。実際にねぶたの山車に使われたユニークな柄をデザインし、りんごの香りとあわせて、青森らしい文香をつくりました。「文香」としてはもちろん、りんごが香る「しおり」としてもお使いいただけます。
<シリーズ・カラー>
ねぶた文様柄違い2種価格:741円(税別)
仕様:リボンつき文香3個入り(青森りんごの香り)
発売日:2016年7月19日
作家紹介
加々見 有己 / グラッパデザイン工房
武蔵野美術大学工芸工業デザイン科卒。1995年グラッパデザイン工房設立。工業デザインの領域で、主に科学教材・玩具・医療機器・カメラ・木工遊具・家具・環境造形を手がける。
- 夏季新商品その13
ねぶた師・竹浪比呂央と手塚茂樹が制作したねぶたの顔が、おしゃれに、可愛く、楽しい金太郎飴になりました。
組み飴の製法により手作りで精巧につくった金太郎飴。切っても切っても同じ絵柄が出てきます。
かわいさ、楽しさ、ねぶたらしさ、そして手作りの暖かさ…。青森ならではのリンゴ味で、見ても食べても楽しいです。
顔は全部で4種類。2012年の竹浪比呂央作「東北の雄 阿弖流為(あてるい)」から「阿弖流為」と「毘沙門」の2つ、2013年の竹浪比呂央作「八犬伝 円塚山 火遁の術 道節と荘助」から「犬川荘助」、2014年の手塚茂樹作「雷神」の4種類です。
価格:7月下旬発売予定
仕様:8個入り(4種類×2個)、りんご味発売日:2016年7月末日予定
〈本リリースに関するお問合せ〉
ネブタ・スタイル有限責任事業組合
竹浪比呂央ねぶた研究所
担当:工藤、手塚
TEL/FAX:017-752-1616
E-mail:hiroo.nebuken@silver.ocn.ne.jp
(ご参考資料)
◆ NEBUTA STYLEとは
「NEBUTA STYLE」は、日本を代表する祭り「ねぶた」の持つ美しさと生命力をベースに、照明器具、インテリア雑貨、生活雑貨などの商品群を、統一されたデザインコンセプトで開発している、青森県から世界に向けたデザインブランドです。商品開発にあたっては、プロジェクトごとにさまざまなメーカー、デザイナー、アーティストなどのコラボレーションを行うことで、最高のパフォーマンスを追求しています。
これまでに、実際に運行されたねぶたの彩色和紙の端切れ=「ねぶたのかけら」を再利用した照明器具「KAKERA」や観光客や地元ねぶたファンに楽しんでいただける「ねぶたフェイスパック」などを開発し販売をしています。
◆ねぶた師の後継者育成のために
ねぶた師は、子供たちの憧れの職業であり、また多くの人から尊敬される存在ですが、経済的な側面から見ると、ねぶた師への道は極めて厳しいものです。大型ねぶたの実制作は季節労働であるため、一人前になるまで10年はかかるといわれる修業期間にも、他に定職に就くことはできません。かつては第一線のねぶた師でも、冬の間は出稼ぎに出る人もいたといいます。NEBUTA STYLEは、そんなねぶた師の世界に生業を提供するプロジェクトでもあります。すべてのねぶた工房の参画を募り、ねぶた独自の技術と感性を活かした多彩なデザインプロダクツを制作してもらうことをめざしています。そこから生まれた商品群を、世界市場に向けて販売していくことで、ねぶた師をめざす若者たちに生活基盤を提供し、後継者を育成して、ねぶた文化を永続させることに寄与できると考えています。
◆照明器具KAKERAとは
ねぶたは400年を超える歴史があると言われています。もともと東北各地で七夕に行われていた灯籠流しがその起源といわれているため、その年の祭りが終わるやいなや解体されてしまう存在です。
照明器具「KAKERA」は、そのねぶたのはかなさを長く記憶にとどめるため、実際に運行されたねぶたの彩色和紙の希少な端きれ=「ねぶたのかけら」を新たに価値あるものとして再利用しました。
「KAKERA」は限定製造で、1台のねぶたから最大で300個までしかつくらないこととしています。これは、ねぶたの彫刻としての面構成が非常に繊細であり、さらに「墨跡」「蠟引」「彩色」という ねぶたの三大技法が用いられたパートのみを厳選しているためです。
この希少な「かけら」を、ねぶた囃子の響きや跳人たちの熱気も伝えたいという思いを込めて、1点1点選別し照明器具につくりこんでいます。
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