【S-Booster 2017】動画で振り返る 宇宙ビジネスアイデアコンテスト開催レポート(Vol.1) ~宇宙ビジネスの新たな挑戦が今、始まる。~
【S-Booster 2017】動画で振り返る 宇宙ビジネスアイデアコンテスト開催レポート(Vol.1)
~宇宙ビジネスの新たな挑戦が今、始まる。~
日本初の宇宙ビジネスアイデアコンテストが幕を開けた。
2017年、宇宙関連の新たなビジネスモデルの発掘、事業化に向けた支援を目的に発足した宇宙ビジネスアイデアコンテスト「S-Booster」。
初開催「S-Booster 2017」では、内閣府宇宙開発戦略推進事務局、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、ANAホールディングス株式会社、三井物産株式会社、株式会社大林組、スカパーJSAT株式会社により「S-Booster 2017実行委員会」が結成され、2017年6月1日のローンチイベントで幕を開けた。
6月16日に公式ホームページでビジネスアイデアの募集を開始したところ、約1ヶ月で300を超える応募が集まった。中には会社員や起業家のみならず、学生や主婦など、様々な世代、幅広いバックグラウンドを持つ応募者からアイデアが寄せられた。これらの応募アイデアは、実行委員会による1次選抜を経て15組のファイナリストに絞られた。
S-Booster 2017では、応募されたビジネスアイデアをビジネスプランへと高めるため、ビジネスにおける各分野のスペシャリストであるメンター陣によるメンタリング制度が盛り込まれた。メンタリング合宿等の場も活用しながら、およそ3ヶ月間にわたるメンタリングを経て、ファイナリストたちのビジネスアイデアは“宇宙”と“社会”をつなぐより実現性の高いプランへと進化するとともに、投資を呼び込むためのプレゼンテーションスキルのブラッシュアップ等もおこなわれた。
そしていよいよコンテストのフィナーレを飾る最終選抜会が、10月30日六本木「ニコファーレ」で開催された。ここではファイナリスト15組による3分間のプレゼンテーション、2分間の質疑応答を経て審査員によって「大賞」「スポンサー賞」「審査員特別賞」が選出された。
最終選抜会の様子は日本最大級の動画サービス「ニコニコ動画」で生放送され、約13,000人が視聴し、会場も来場者とメディアで満席となり、大盛況のうちに幕を閉じた。
- 日本初の宇宙ビジネスアイデアコンテストの全貌を収めた
「S-Booster 2017 特別動画」が公開!
多くの反響と関心を得た「S-Booster 2017」。その全貌を振り返る特別動画が公開された。
動画ではS-Booster発足の経緯や、ファイナリストが行ったメンタリング合宿や最終選抜会の様子はもちろん、15組全員のプレゼンテーションの紹介、受賞者たちによるコメントなど初公開の情報が盛り沢山となっている。
- なぜ、今宇宙ビジネスなのか?
近年、世界では宇宙関連のビジネスが盛り上がを見せる中、日本でも昨年5月に内閣府が「宇宙産業ビジョン2030」を取りまとめるなど宇宙のビジネス化が注目を集めている。
「S-Booster」では、スタートアップ企業や、今まで宇宙産業に関係のなかった企業や個人も対象とした宇宙ビジネスアイデアコンテストを通し、新たな宇宙ビジネスの創出を目指す。
- アイデアをビジネスプラン化
最終選抜会ではファイナリストのプレゼンテーションを「実現性」「収益性」「革新性」「発展性」の4つの観点から審査したが、これらの要素を盛り込んだビジネスプランの作成やプレゼンテーションは経験を積んでいない者には至難の業である。そこで行われたのがメンタリング合宿。
メンタリングとはメンターとともにビジネスアイデアを具体的な事業計画へブラッシュアップさせる方法であり、ファイナリストたちはこの合宿等を通し、アイデアをビジネスプランへと昇華させ、それを3分間のプレゼンテーションへと落とし込んだ。
宇宙ビジネス、そして「S-Booster」は無限大の可能性を秘めている。第2回として開催予定の「S-Booster 2018」の予習を含め、ぜひ動画を視聴して宇宙産業を身近なものに感じていただきたい。
- 「S-Booster 2017紹介動画」公開中!
URL : https://youtu.be/EHtzm_Xha8Q
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