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独立行政法人国際交流基金
会社概要

国際交流基金アジアセンター、「三陸国際芸術祭」詳細および連携企画「三陸×アジア」つながるプロジェクト発表

独立行政法人国際交流基金

昨年15,000人動員を記録した芸術祭、2019年3月の三陸鉄道全線開通も後押しへ
アジアと三陸の交流を促進する参加型企画も多数実施
国際交流基金アジアセンターは、本日「三陸国際芸術祭」に関する記者発表を開催しました。その概要をお知らせします。

国際交流基金アジアセンターは、2019年2月9日(土)から3月25日(月)にかけて、「三陸国際芸術祭」を三陸国際芸術推進委員会、NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワークとの共同で開催します。また、同芸術祭における連携企画として「三陸×アジア」をテーマにした4つの連携プロジェクトを展開、さまざまなイベントを実施いたします。

三陸国際芸術祭は、青森県から岩手県にかけての三陸沿岸のエリアで受け継がれる郷土芸能の「発信」と、これを通じた「国内外との交流」を目指し、「三陸の芸能」と「アジアの芸能」、「現代の芸術」が共鳴する芸術祭として毎年開催しており、今年で5回目となります。国際交流基金アジアセンターは2015年から、同芸術祭と連携して三陸とアジアの芸能の交流の一翼を担っています。今年度は「宿ル」をテーマに、海外からはインドネシアの2団体を招へいし、踊りや衣装の中に神様や獣、人間の狂気などが「宿る」姿を見ることができる機会となる予定です。

2019年3月に三陸鉄道の全線開通が見込まれる今年、三陸鉄道株式会社の中村一郎社長を委員長とした「三陸国際芸術推進委員会」が発足しました。三陸復興のひとつの象徴となる三陸鉄道の全線開通と連動して開催することで、相互に三陸地域を盛り上げていく仕掛けとなることが期待されます。

※リリースおよび連携企画概要資料のPDFは添付ファイルをご参照ください。
添付写真:
三陸国際芸術祭会見1: 主催3団体と郷土芸能「鮫神楽」の演者の皆様
三陸国際芸術祭会見2: 郷土芸能「鮫神楽」

                    記
【三陸国際芸術祭 概要】
・会期: 2019年2月9日(土)~ 3月25日(月)
・主催:三陸国際芸術推進委員会、国際交流基金アジアセンター、NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク
・主な芸能
             ・三陸の芸能:開催地域の芸能団体等 約17団体
             ・アジアの芸能:ジャティラン(インドネシア)2グループ
               「Krincing Manis(クリンチン・マニス)」、
               「New Zugus Gedroex(ニュズグス・グデュッルッ)」
             ・現代の芸術:国内のダンサー他、現代アーティスト等

【国際交流基金 アジアセンター連携企画 『三陸×アジア』 概要】(抜粋)

国際交流基金アジアセンターによる連携企画「三陸×アジア」つながるプロジェクトでは、①スマトラ沖地震の被災地インドネシア・アチェと三陸を結ぶアートイベントから、②アジアと三陸地域をつなぐ“コミュニケーション・デザイン”プロジェクトへの参加デザイナーとのワークショップ、③アジアのアーティストと地域の人々が共創する参加型アートイベント、④クリエイティブな手法で行う防災教育イベントまで、アジアとの交流を通じて三陸の魅力を体験していただけるさまざまな企画を展開いたします。

①    『未来との対話、三陸とインドネシア』:気仙沼、大槌

共に地震で被害を受けた三陸地域と、インドネシア アチェ州(スマトラ沖地震/2004年)の交流企画。
3月2日~24日:展示会「気仙沼のインドネシア人」
3月13日~19日:アートツアー
「想いにふれる せかいが広がる どこでもピントゥさんぽ in 三陸」
3月17日:交流トーク会「三陸とアチェ、未来への対話」
連携団体:非営利活動法人地球対話ラボ

②    『DOOR to ASIA』:陸前高田、気仙沼

4年間でアジア計11カ国30名以上のデザイナーが参加した、「課題発見→解決」に至るコミュニケーション・デザインの紹介企画。
3月13日~21日:「DOOR to ASIA」コミュニケーション・デザイン展
3月20日、21日:「DOOR to ASIA」トークセッション
3月23日:箱根山フェスティバル、子ども向けワークショップ
連携団体:一般社団法人つむぎや 

③   『気仙:アートとライフをここに持ち寄る』:陸前高田、大船渡

「アートによる街づくり」という観点による、食や暮らしの中にあるアートをテーマにしたイベント。
3月21日:交流&トーク会「陸前高田ミーティング横田編」
3月24日:地域の人々と共に創り上げ、
アジア料理の試食なども楽しめる「気仙アート&ライフマルシェ」
連携団体:なつかしい未来創造株式会社 

④   『HANDs! - Hope and Dreams - for みやこ!』:宮古

アジアの若手防災活動家、社会起業家、クリエイター、研究者などから選抜された「フェロー」と呼ばれる参加者が日本とアジアを訪れ優れた防災における取組を学び、自国で活かす事業「HANDs!」の関連企画。

3月9日:楽しみながら学ぶ防災教育イベント
 「イザ!カエルキャラバン!× HANDs! Together」
3月10日:交流&トーク会
「アジアの仲間とわくわく話そう!これからの宮古 ~ゆめと船出~」連携団体:宮古市、宮古市国際交流協会、NPO法人プラス・アーツ

【三陸国際芸術祭、そのほかの実施エリアと詳細】

●地域プログラム
・宮古:2月9日~11日
新市庁舎となるイーストピアみやこでのオープニングを皮切りに、雪深い旧川井村での芸能体験や、宮古市民文化会館での芸能鑑賞、国の有形文化財「東屋」での芸能交流、三陸鉄道での芸能ツアーなどを開催。
・八戸:2月22日~24日
八戸市中心街をメイン会場に、オープンスペースで多くの人の目に触れるものと、屋内で限定入場の公演の2タイプのプログラム。美術家によるワークショップも行い、国内外の芸能の見方をより多面的に楽しめます。
・大船渡:3月1日~3日、10日
大船渡駅前の”新しいまち”を中心に、郷土芸能との出会い・体験や、インドネシアの芸能や現代ダンスとの交流を通して、人と人がより深く出会う場を創ります。

●三陸横断プログラム
インドネシアのジャティラン団体が、三陸沿岸を巡り、各地の芸能団体、芸能を継承している子どもたちと交流。
・田野畑村・岩泉町:2月11日  『三陸下北芸能交流会』 田野畑村、岩泉町の郷土芸能団体との交流
・大槌町:2月13日  『大槌芸能交流会』 (仮)地元虎舞と交流
・階上町:2月25日  赤保内駒踊りを継承している赤保内小学校を訪問・生徒と交流
・久慈市:2月26日  夏井大梵天神楽を継承している夏井中学校を訪問・生徒と交流
・住田町:2月28日  五葉山火縄銃鉄砲隊と交流

【主催団体のコメント】
■NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)理事長 佐東範一氏
「三陸沿岸地域は世界でも類を見ない芸能の宝庫であり、青森・岩手・宮城だけでも2,000以上の郷土芸能の団体が存在していると言われています。こうした三陸の郷土芸能が世界と繋がるきっかけとなり、多様な文化との交流を通して震災からの『文化・芸術による復興』にもつながることを願っています。今年はインドネシアのジョグジャカルタから、ジャティランという芸能を代表する2つのグループをお招きする他、地元の芸能、現代ダンスなど様々なプログラムを通して、三陸の人々と出演者と観客がより深く出会う場を作っていきたいと考えています」

■三陸国際芸術推進委員会委員長、三陸鉄道株式会社代表取締役社長 中村一郎氏
「震災を経て、今年、地元の自治体が一体となって三陸国際芸術推進委員会の発足を実現することができました。三陸鉄道の全線開通も控え、東北復興の大きな節目となるよう、三陸を盛り上げたいと考えております。今回の芸術祭を通じて、アジアの芸能が三陸を訪れ、また、三陸の芸能もアジアに発信されていくという相互交流により、三陸の国際化が始まり、三陸が世界に開いていくことを期待しています」

■国際交流基金 理事 柄博子
「国際交流基金アジアセンターは、2015年から継続的に三陸国際芸術祭に携わってまいりました。当センターが設立当初より実施し、延べ90,000名以上に防災教育をクリエイティブな手法で届けてきた人材教育プロジェクト『HANDs!』を始め、多くの企画を今年の芸術祭でも展開いたします。アジアと三陸の間に共感や共生の心を育み、相互に刺激し合うことで、新しい文化の共創につながる機会となることを願っています」

■三陸国際芸術祭について(https://sanfes.com/
三陸国際芸術祭とは、三陸沿岸の地で幾世代もの伝承を経て根付き、今も脈々と受け継がれている「郷土芸能の魅力の発信」と、「国内外との芸能を通じた交流」、「現代芸術と芸能の出会い」を目的として2014年から毎年開催している芸術祭。三陸の郷土芸能が世界と繋がるきっかけとなり、多様な文化との交流を通して、震災からの「文化・芸術による復興」に取り組んでいる。2017年は15日間で約15,000人を動員し、例年観客数増員を記録した。

■国際交流基金アジアセンターとの連携企画共催団体:
NPO法人地球対話ラボ、一般社団法人つむぎや、なつかしい未来創造株式会社、NPO法人プラス・アーツほか

■国際交流基金アジアセンターについて(https://jfac.jp/
国際交流基金アジアセンターは、2013年12月、日・ASEAN友好協力40周年を記念する日・ASEAN特別首脳会議において安倍総理が発表した「文化のWA(和・環・輪)プロジェクト~知り合うアジア~」を実行する組織として、2014年4月に国際交流基金内に新設された。人と人とをつなぎ、ネットワークを広げ、アジアの新しい文化を共創することを目指す。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて、音楽、演劇、映画やスポーツから日本語教育、学術まで、さまざまな分野で事業を実施しながら、アジアの人々の交流活動を応援している。
 

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