財満鎭明 元名古屋大学副総長がTRYETINGの技術顧問に就任
拡張知能(AI)技術の研究開発およびライセンス販売事業を展開する株式会社トライエッティング(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:長江祐樹、以下TRYETING)は、2019年8月1日に、財満鎭明氏(元名古屋大学副総長、現名城大学教授、以下財満氏)と技術顧問契約を締結し、同日に技術顧問に就任いただきましたので、お知らせいたします。
■就任の背景
TRYETINGは、2016年の創業時より、データテクノロジーを活用した最先端の破壊的ソリューション(Deeptech)の技術研究開発を行っており、その全てを自社開発して企業へ提供してまいりました。コア技術である、基幹システムの知能化基盤「UMWELT(ウムヴェルト)」(https://www.tryeting.jp/umwelt/)は簡便に基幹システムにAI技術を接続可能である一方、深層学習や最適化技術などのシステム冗長化が難しい技術も、安全に冗長化し運用していただける基盤として、国内の製造業界、小売業界、広告業界などとの幅広い協業を実施し、技術提供してまいりました。
この度、TRYETINGの技術顧問に就任いただきました財満氏は、半導体工学を専門分野とし、同分野の第一人者として長年にわたり研究に取り組まれております。2018年には、国内の半導体研究の総本山である日本応用物理学会の会長として、同技術の発展に尽力されております。また名古屋大学の副総長・産学連携本部長として、アカデミアと産業界の橋渡し役としてもご尽力されてきました。
弊社代表の長江は、名古屋大学における財満氏の弟子にあたり、AIによる新規ハイテク材料の探索技術である「Materials Informatics」を研究してまいりました。
財満氏には技術顧問として参画いただき、TRYETINGが取り組むDeeptechの一分野として、今期から事業化を進めていく、同技術における研究開発を一層推進すべく、半導体工学を軸とした、最新研究動向に関連したご助言をいただく予定です。
TRYETINGは引き続き、データテクノロジーを活用したDeeptech技術研究開発および事業化を促進し、多様な業界、シーンにおけるビジネスにおける知能作業の自動化・高精度化を促進し、産業構造の変革に貢献してまります。
■財満氏コメント
基幹システムの知能化を通じたAIソリューション事業を先導しているTRYETINGが、さらに大きく成長し、材料分野をはじめとした日本全体のハイテク産業の礎となってもらえればと思っています。そのために微力ながらお役に立てればと思っています。
■弊社代表のコメント
私が学部生だった頃から、研究・事業の両面において日々叱咤激励くださった財満先生と、これまでの「学」から「産」の面においてご一緒できることを心から嬉しく思います。引き続き努めてまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。
■財満鎭明氏のプロフィール
1953年生まれ。東北大学大学院工学研究科電子工学専攻博士後期課程修了後、名古屋大学工学部講師・助教授・同先端技術共同研究センター教授を経て、2004年より同大学院工学研究科教授に就任。2015年からは名古屋大学副総長、2017~2019年には理事・副総長を歴任し、産学官連携を図る。現在は名城大学教授、応用物理学会会長を務める。専門領域は表面・界面物性、半導体工学、集積回路工学。
■株式会社トライエッティングについて
TRYETINGは「明日の未来を、今日つくろう」を企業理念に掲げ、AIをはじめとするデータテクノロジーを活用した最先端の破壊的ソリューション(Deeptech)の技術研究開発を行い、クライアントの基幹システムの知能化ならびにAI搭載型SaaSの提供を通じて、産業システムの知能化に取り組む企業です。2016年の創業時より、情報科学出身者だけではなく、量子力学、流体力学、材料科学などを専門とする研究者陣によって、Deeptech技術の研究開発に取り組み、実証実験を超えた先の実装から応用まで一貫して取り組むことが可能な、国内では数少ない企業です。国内の製造業界、小売業界、広告業界などをはじめとしたあらゆる業界において、基幹システム連携も含めた、一気通貫のAI導入・運用支援を行なっています。
会社名:株式会社トライエッティング(TRYETING Inc.)
代表取締役社長:長江 祐樹
資本金:100,000千円
事業内容:拡張知能(AI)技術の研究開発およびライセンス販売事業
設立:2016年6月6日
本社所在地:愛知県名古屋市中区葵1-20-22 セントラル名古屋葵ビル 4階
サイトURL:https://www.tryeting.jp/
お問い合わせ:support@tryeting.jp / 052-979-2110
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