ビジネスリーダー1万人が選んだ、ベストビジネス書 2017年下半期トップポイント大賞は『未来の年表』
新刊ビジネス書情報誌『TOPPOINT(トップポイント)』は、ビジネスリーダーを中心とする1万名以上の定期購読者を対象とした読者アンケートを行い、第27回「TOPPOINT大賞」(2017年下半期)を決定いたしました。大賞受賞書籍およびベスト10冊について、以下の通りご案内いたします。
大賞に輝いたのは、『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(河合雅司 著/講談社)。国内人口の将来推計に基づき、日本の未来に起こり得る問題を年代順にまとめ、その対策を記した書です。2017年6月の発売以来、すでに40万部以上の販売を記録しているベストセラーが、経営者や役員をはじめとする多くのビジネスリーダーにも、最も有用な新刊書の1冊であったと改めて評価された形です。
日本経済は現在、少子高齢化の進行に伴う国内需要の減退、働き手不足の顕在化など、様々な課題を抱えています。どうすればこうした課題を解決できるのか。10年後、20年後を見据え、どのようにビジネスを展開していけばよいのか。日々、現場で難題と向き合っているビジネスリーダーにとって、今後の日本社会の行方を予測する上で有用な“参考書”になったものと考えられます。
投票にご協力いただいた読者のコメントからも、人口減少社会で何が起きるのかを具体的なデータとともに解説する本書が、「未来の具体的な展望を考えるヒントになった」ことや、「将来の日本の姿を考えるきっかけ」、「将来のビジネスの参考」になったことがうかがえます。
受賞に対し、著者の河合氏は「ご存知のように日本は人口減少に転じました。(中略)まさに我が国は正念場にあります。われわれは、未来の世代のために日本を「豊かな国」として引き継いでいかなければなりません。拙著はそんな思いを込めた1冊です」とコメントしています。
■河合雅司氏の受賞コメント(全文)
今回の受賞へ寄せた、著者の河合雅司氏からのコメントは以下の通りです。
拙著『未来の年表』を、栄えある「TOPPOINT大賞」にお選び頂き、誠にありがとうございました。 ご存知のように日本は人口減少に転じました。このままならば、この国はいつか消えて無くなるのかもしれません。私はこれを「静かなる有事」と名付けました。 まさに我が国は正念場にあります。われわれは、未来の世代のために日本を「豊かな国」として引き継いでいかなければなりません。 拙著はそんな思いを込めた1冊です。多くの皆様がこの危機を正しく理解し、「未来」を変える一歩を踏み出す手助けにならんことを願っております。 |
■大賞受賞書籍に投票した読者のコメント(抜粋)
- 少子高齢化とはよく聞くが、実際に、具体的にどのようなことが起こるのかが実感を伴って理解できました。(40代・男性)
- われわれの世代こそが知っておかなければいけない事柄だと思った。(40代・男性)
- 中長期的な経営の展望を描くにあたり、さまざまな具体的なデータや見通しは大変参考になりました。(50代・男性)
- 将来のビジネスの参考になる(30代・男性)
- 将来の日本に対し国民の目を向けさせた意義は大きい。(60代・男性)
■2017年下半期「TOPPOINT大賞」およびベスト10冊(一覧)
【 大賞 】『未来の年表』 河合雅司 著/講談社(講談社現代新書)
2位 『ジョブ理論』 クレイトン・M・クリステンセン 他著/ハーパーコリンズ・ジャパン
3位 『パラノイアだけが生き残る』 アンドリュー・S・グローブ 著/日経BP社
4位 『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』 山口 周 著/光文社(光文社新書)
5位 『爆買いされる日本の領土』 宮本雅史 著/KADOKAWA(角川新書)
6位 『反脆弱性[上]』 ナシーム・ニコラス・タレブ 著/ダイヤモンド社
7位 『稲盛和夫の実践アメーバ経営』 稲盛和夫 他編著/日本経済新聞出版社
8位 『リクルートのすごい構“創”力』 杉田浩章 著/日本経済新聞出版社
9位 『インターネットは自由を奪う』 アンドリュー・キーン 著/早川書房
10位 『マンガーの投資術』 デビッド・クラーク 著/日経BP社
■「TOPPOINT大賞」決定に合わせた書店店頭フェアの開催
本賞の決定に伴い、「丸善 丸の内本店」「ジュンク堂書店 池袋本店」ほか全国の主要大型書店にて、「TOPPOINT大賞受賞書籍フェア」が開催されます。フェアでは、大賞およびベスト10冊に選ばれた各書籍を、その書籍の読みどころや読者のコメントと並べてわかりやすく展示するとともに、本賞の概要をとりまとめた小冊子(無料)を配布します。フェアは、2月より1ヶ月間の開催予定です。
■「TOPPOINT大賞」とは
新刊ビジネス書情報誌『TOPPOINT』が、読者アンケートによって半年ごとの「ベストビジネス書」を決定するものです。2004年より前身の「読者が選ぶベストブックアンケート」を開始し、今回で通算27回目の開催となります。読者アンケートは、ビジネスリーダーを中心とする1万名以上の『TOPPOINT』読者を対象に、本誌が半年間で紹介した書籍60冊の中から「ベスト3」を選ぶ形式で実施します。1位3点、2位2点、3位1点として集計し、総得点1位の書籍を「TOPPOINT大賞」として選定。併せて、得点順に上位10冊を選出します。
■新刊ビジネス書情報誌『TOPPOINT』とは
公式ホームページURL:https://www.toppoint.jp/
『TOPPOINT』は、毎月数多く出版されるビジネス関連の新刊書の中から、「一読の価値ある本」を厳選し、その概要を紹介する月刊誌です。毎月、100冊前後のビジネス関連の新刊書を熟読、その中でも特に「内容が斬新」「アイデアに溢れた」10冊を厳選し、その概要を紹介します。1987年の創刊以来30年以上にわたり、第一線のビジネスリーダーを中心に購読されています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像