~親が知らない、子どもたちの「スマホ」の世界~ 親との「スマホルール」、6割以上が守らなかった経験アリ!? 「親に内緒で課金」は5人に1人、「スマホアプリでお金稼ぎ」をする中学生も
詐欺サイトへのアクセス経験者も3割以上に・・・そのうち約8割の学生が「親には相談なし」 家庭教育のプロが指南! スマホデビュー前に知っておきたい「お金」と「安全」の話
株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)では、学割やファミリー割引をはじめとした多様な料金プランや、未成年者の安全を守るさまざまなアフターサービスを提供しております。
このたび当社では、「子どものスマートフォン(以下、スマホ)事情」をテーマに、日本全国の13~15歳までの中学生男女180名を対象にした調査を実施いたしましたので、その結果を発表いたします。
このたび当社では、「子どものスマートフォン(以下、スマホ)事情」をテーマに、日本全国の13~15歳までの中学生男女180名を対象にした調査を実施いたしましたので、その結果を発表いたします。
<調査結果TOPICS>
【1】親が知らない、中学生たちのリアルなスマホ事情
●親とのスマホルール、6割超が「破った経験アリ」
●親に隠れて「こっそり課金」、中学生の5人に1人
●有害サイトの閲覧経験がある子どもは3人に1人、違法アップロードサイト閲覧も
●フィッシングメール、詐欺サイト・・・親が知らない間にリスクにさらされる子どもたち
【2】家庭教育のプロが教える、スマホデビュー時のポイント
●一方的に押し付けるだけはNG! 子どもにスマホルールを守らせるためのポイントとは?
●スマホデビューは、マネー教育のチャンス! 料金プラン比較で金銭感覚を養おう
●子どもを重大なトラブルから守るためには、親がスマホの知識を深めることも重要
【参考】子どものスマホデビュー前に知っておきたい、ドコモの料金プラン&アフターサービス
<調査概要>
・調査エリア:全国
・調査期間:2018年12月14日~12月17日
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:13歳~15歳 中学生男女180名 ※スマートフォンを所有している方
<調査結果概要>
【1】親が知らない、中学生たちのリアルなスマホ事情
●親とのスマホルール、6割超が「破った経験アリ」
はじめに、「スマホデビューをするときに、親とスマホ使用に関するルールを決めましたか?」と聞いたところ、半数近く(49%)が「決めた」と回答しました。
しかし一方で、そのうち6割超(63%)が「親と決めたスマホルールを破った経験がある」と回答。また、「初めてスマホルールを破ったタイミング」を聞くと、スマホデビューをしてからわずか「半年未満」のうちにルールを破っている中学生が79%にのぼることがわかりました。
具体的にどのようなルールを破ったかを聞くと、
・「ゲームは1日1時間までと言われていたが、トイレに持ち込んでそれ以上やってしまった」(14歳・女子)
・「友達とメッセージのやり取りが続いていたので、夜10時までというルールを破った」(15歳・男子)
・「決められたアプリ以外は使わないルールだったが、友達から誘われて、みんなが使っていたアプリをダウンロードした」(15歳・女子)
などの回答が。自分の欲求のためだけでなく、友達付き合いの影響でルールを破ったという学生も多いようです。
スマホデビューにあたっては、ルールを最初に決めるだけでなく、きちんと守らせるための工夫や仕組みづくりも重要であると言えます。
●親に隠れて「こっそり課金」、中学生の5人に1人
続いて、「親に内緒でこっそり課金をしたことはありますか?」と聞いたところ、約5人に1人(19%)が「ある」と回答。具体的な方法としては、「プリペイドカードを購入して課金した」が68%で最も多く、以下、「(課金は親に禁止されているが)自分のおこづかいを使って課金した」(26%)、「キャリア決済(スマートフォン決済)で課金をした」(24%)と続きました。
また、「スマホで課金したことは、親にバレましたか?」と聞いたところ、「一度もバレていない」と答えた中学生が68%という結果に。子どもの「こっそり課金」は、親が把握できないケースが多いようです。
なお、具体的にどのようなことに課金をしたかを聞くと、
・「ゲームで使うアイテムを購入した」(13歳・男子)
・「どうしても欲しかった有料アプリを買った」(13歳・女子)
・「アイドルの有料会員サイトを見るために課金した」(15歳・女子)
などの回答がみられました。
親に隠れて子どもが課金をするという事態に陥らないためには、課金を頭ごなしに否定するのではなく、「おこづかいの範囲でやりくりできるので購入してよいか」など、子どもが相談・交渉しやすい環境をつくることも重要かもしれません。
さらに、スマホに関連した「親に伝えていない、または隠れてやっていること」を聞いたところ、次のような回答があがっています。
・親に内緒で中高生に有害なサイト(成人向け・暴力的・出会い系)を閲覧したことがある:30%
・親に内緒でマンガ・音楽などの違法アップロードサイトを閲覧したことがある:19%
・親に内緒でフリマアプリを使ってお金を稼いだことがある:14%
また今回は、フリマアプリを活用して、親が知らないところで金銭を得ている中学生も1割以上存在することもわかりました。アプリの利用規約によっては、子どもでもおこづかい稼ぎができる環境にあることを親もしっかりと把握し、家庭ごとに報告や相談のルールを作っておくとよいかもしれません。
●フィッシングメール、詐欺サイト・・・親が知らない間にリスクにさらされる子どもたち
また近年は、芸能人・会社・ゲームなどの名前を騙って、まるで本物のような文章でフィッシングサイトに誘導したり、金銭の振り込みを促したりする「詐欺メール(フィッシングメール)」が問題になっています。今回、子どもたちに「詐欺メール」を受信した経験があるかを聞くと、実に33%が「ある」と回答。また、メールや広告などを誤ってクリックし、「詐欺と思われるサイト」にアクセスした経験の有無を聞いた質問でも、同じく3人に1人(34%)が「ある」と答えました。
一方で、「詐欺と思われるサイトにアクセスしてしまった際に、親に相談・共有をしましたか?」と聞くと、79%と8割近くが「相談・共有はしていない」と回答。親が知らない間にリスクにさらされている子どもたちは、決して少なくないようです。
スマホデビュー時には、携帯電話会社のフィルタリングサービスなどを使用し、詐欺サイト等から子どもを守る処置が必要と言えます。
【2】家庭教育のプロが教える、スマホデビュー時のポイント
こうした結果をふまえ、今回は家庭教育コンサルタントの渋谷亜佐子さんに、子どものスマホ使用との向き合い方についてお話を伺いました。
<専門家プロフィール>
●一方的に押し付けるだけはNG! 子どもにスマホルールを守らせるためのポイントとは?
子どものスマホデビューにあたり、ルールをつくるご家庭も多いと思います。スマホは便利で楽しい機能がある反面、ネット依存やトラブルのリスクを考えると心配ですね。特に思春期の子どもは自己を形成する過程にあり、時にリスクを冒してでも未知の世界へ足を踏み入れることもあります。だからといって親が一方的に叱ると子どもは反発してしまうもの。では、子どもにルールを守らせるにはどうすればいいのでしょうか。
<ルールづくりのポイント>
ルールをつくるうえでのポイントは次の3点です。
1.子どもにルールを考えさせる
2.決めたルールは家族全員で守る
3.トラブルや困ったことがあったら家族みんなで話し合う
大切なのは子どもを理解すること、子どもがリスクをイメージし、ルールに納得できるよう話すことです。
<ルール運用のコツ>
ルールを通じて「スマホを自己管理する方法」を子どもに学ばせるようにしましょう。また、スマホやネットの使用にあたっては絶対に守らなければならない法律があり、違法行為に対しては罰則があります。しっかり親子で調べておくことも大切ですね。また、子どもの生活状況や年齢に合わせてルールは随時更新していきましょう。スマホを共に使う親子として、時には子どもの視点でスマホ世界を一緒に楽しんでみるのも良いですね。
●スマホデビューは、マネー教育のチャンス! 料金プラン比較で金銭感覚を養おう
今回の調査では、親に内緒で「こっそり課金」をした経験のある子どもが5人に1人もいることがわかりました。また、隠れて課金はしていなくても、お子様のスマホ使用料をみて「どうしてこんなに高いのか」と頭を悩ませている親御さんもいらっしゃると思います。
このような時、子どもにどうやってお金の大切さを教えればいいのでしょう。大切な事はお子様を責めたりせず、頭ごなしに叱らず、まずはなぜそんなにお金をかけてしまったのかを時間をかけて聞くことです。
そして、子どもがスマホを持ち始めたタイミングは、逆に「お金の教育」を本格的にスタートするチャンスと捉えましょう。例えば、携帯の請求書を見て、何にお金がかかっているのか、節約できるところはないか、お子様と一緒にプラン比較をしてみてはいかがでしょうか。家族みんなでスマホ料金を考える機会をつくることは、お金の使い方を知る上でも重要なことですね。
お金はただ欲しいものを手に入れるためにあるのではなく、親が苦労して稼いだものであること、そしてそのお金を配分しあって家族みんなが生活できていることを理解させましょう。
子どもの将来を考えると、金銭感覚を早めに養っておくことが大切です。スマホの料金プランを考えることは、お金の教育には最適ですね。
●子どもを重大なトラブルから守るためには、親がスマホの知識を深めることも重要
また、「お金」だけではなく「安全」についても子どもと一緒に考えることが重要です。子どもたちは、今後さらに高度な情報社会を生きていくことになります。今やテクノロジーと関わらずに生活することは事実上不可能です。ですから親はどんなに心配でも子どもとスマホを切り離すことはできません。子どもを重大なトラブルから守るためには、まず親がスマホの持つ危険性を十分理解することが大切です。
具体的には、スマホの機能についての知識を深めましょう。2018年2月に施行された「青少年インターネット環境整備法」では、18歳未満の使用者に対して携帯電話事業者がフィルタリングを有効にすることが義務づけられています。他にも、最近の携帯電話には子どもを守るための様々な機能があります。「スマホは危険」と心配するよりも、スマホの使い方をしっかりお子様と話し合うことを実践しましょう。そうすることで子どもなりにリスクを理解し、未然にトラブルを回避できるようになります。携帯電話会社のアフターサポートを活用するのもお子様をトラブルから守る手段としておすすめです。どんなサポートがあるのか是非調べてみましょう。また、万が一トラブルが発生した場合でも、子どもが親にいち早く相談できるような親子関係を日頃から築いておくことも大切ですね。
【参考】子どものスマホデビュー前に知っておきたい、ドコモの料金プラン&アフターサービス
ドコモでは、お子様のあんしん・安全なスマホデビューをサポートするための、さまざまなプランやサービスをご用意しています。
月額280円~と子どものおこづかいからでも月々のスマホ料金が支払える「ドコモの学割」や、家族みんなで利用料金をおさえられる「1980円(イッキューパッ)」など、さまざまな料金プランをご用意。子どものスマホデビューにあたってのお金の不安を解消します。また、課金防止のために、キャリア決済(スマートフォン決済)の利用を制限するサポートサービスなどもご用意しています。
▼スマホデビュー前に知っておきたい、おトクな情報が盛りだくさん
<サポートサービス>
さらに、子どもたちをトラブルから守るためのあんしんサービスも充実。学齢や年齢にあわせて、お子さまに適さないWEBコンテンツの利用を制限することが可能。また、使用できるアプリや時間帯も学齢や年齢にあわせてカスタマイズができます。さらに、「ケータイお探しサービス」や「ケータイデータ復旧サービス」など、スマホデビュー後のトラブルに対してもサポート体制を整えています。
▼子どもをリスクやトラブルから守るための対策方法が盛りだくさん
特設サイト「子どもに近寄るスマホトラブル&リスク」
https://www.nttdocomo.co.jp/special_contents/benefit_po/b_support/index.html
【1】親が知らない、中学生たちのリアルなスマホ事情
●親とのスマホルール、6割超が「破った経験アリ」
●親に隠れて「こっそり課金」、中学生の5人に1人
●有害サイトの閲覧経験がある子どもは3人に1人、違法アップロードサイト閲覧も
●フィッシングメール、詐欺サイト・・・親が知らない間にリスクにさらされる子どもたち
【2】家庭教育のプロが教える、スマホデビュー時のポイント
●一方的に押し付けるだけはNG! 子どもにスマホルールを守らせるためのポイントとは?
●スマホデビューは、マネー教育のチャンス! 料金プラン比較で金銭感覚を養おう
●子どもを重大なトラブルから守るためには、親がスマホの知識を深めることも重要
【参考】子どものスマホデビュー前に知っておきたい、ドコモの料金プラン&アフターサービス
<調査概要>
・調査エリア:全国
・調査期間:2018年12月14日~12月17日
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:13歳~15歳 中学生男女180名 ※スマートフォンを所有している方
<調査結果概要>
【1】親が知らない、中学生たちのリアルなスマホ事情
●親とのスマホルール、6割超が「破った経験アリ」
はじめに、「スマホデビューをするときに、親とスマホ使用に関するルールを決めましたか?」と聞いたところ、半数近く(49%)が「決めた」と回答しました。
しかし一方で、そのうち6割超(63%)が「親と決めたスマホルールを破った経験がある」と回答。また、「初めてスマホルールを破ったタイミング」を聞くと、スマホデビューをしてからわずか「半年未満」のうちにルールを破っている中学生が79%にのぼることがわかりました。
具体的にどのようなルールを破ったかを聞くと、
・「ゲームは1日1時間までと言われていたが、トイレに持ち込んでそれ以上やってしまった」(14歳・女子)
・「友達とメッセージのやり取りが続いていたので、夜10時までというルールを破った」(15歳・男子)
・「決められたアプリ以外は使わないルールだったが、友達から誘われて、みんなが使っていたアプリをダウンロードした」(15歳・女子)
などの回答が。自分の欲求のためだけでなく、友達付き合いの影響でルールを破ったという学生も多いようです。
スマホデビューにあたっては、ルールを最初に決めるだけでなく、きちんと守らせるための工夫や仕組みづくりも重要であると言えます。
●親に隠れて「こっそり課金」、中学生の5人に1人
続いて、「親に内緒でこっそり課金をしたことはありますか?」と聞いたところ、約5人に1人(19%)が「ある」と回答。具体的な方法としては、「プリペイドカードを購入して課金した」が68%で最も多く、以下、「(課金は親に禁止されているが)自分のおこづかいを使って課金した」(26%)、「キャリア決済(スマートフォン決済)で課金をした」(24%)と続きました。
また、「スマホで課金したことは、親にバレましたか?」と聞いたところ、「一度もバレていない」と答えた中学生が68%という結果に。子どもの「こっそり課金」は、親が把握できないケースが多いようです。
なお、具体的にどのようなことに課金をしたかを聞くと、
・「ゲームで使うアイテムを購入した」(13歳・男子)
・「どうしても欲しかった有料アプリを買った」(13歳・女子)
・「アイドルの有料会員サイトを見るために課金した」(15歳・女子)
などの回答がみられました。
親に隠れて子どもが課金をするという事態に陥らないためには、課金を頭ごなしに否定するのではなく、「おこづかいの範囲でやりくりできるので購入してよいか」など、子どもが相談・交渉しやすい環境をつくることも重要かもしれません。
●有害サイトの閲覧経験がある子どもは3人に1人、違法アップロードサイト閲覧も
さらに、スマホに関連した「親に伝えていない、または隠れてやっていること」を聞いたところ、次のような回答があがっています。
・親に内緒で中高生に有害なサイト(成人向け・暴力的・出会い系)を閲覧したことがある:30%
・親に内緒でマンガ・音楽などの違法アップロードサイトを閲覧したことがある:19%
・親に内緒でフリマアプリを使ってお金を稼いだことがある:14%
調査の結果、有害サイトの閲覧経験がある中学生は約3人に1人、違法アップロードサイトについても約5人に1人にのぼることが判明。子どもをスマホトラブルから守るためには、法律や制度といった背景についてきちんと家庭で理解を促すとともに、機能制限などの仕組みを取り入れることも重要と言えそうです。
また今回は、フリマアプリを活用して、親が知らないところで金銭を得ている中学生も1割以上存在することもわかりました。アプリの利用規約によっては、子どもでもおこづかい稼ぎができる環境にあることを親もしっかりと把握し、家庭ごとに報告や相談のルールを作っておくとよいかもしれません。
●フィッシングメール、詐欺サイト・・・親が知らない間にリスクにさらされる子どもたち
また近年は、芸能人・会社・ゲームなどの名前を騙って、まるで本物のような文章でフィッシングサイトに誘導したり、金銭の振り込みを促したりする「詐欺メール(フィッシングメール)」が問題になっています。今回、子どもたちに「詐欺メール」を受信した経験があるかを聞くと、実に33%が「ある」と回答。また、メールや広告などを誤ってクリックし、「詐欺と思われるサイト」にアクセスした経験の有無を聞いた質問でも、同じく3人に1人(34%)が「ある」と答えました。
一方で、「詐欺と思われるサイトにアクセスしてしまった際に、親に相談・共有をしましたか?」と聞くと、79%と8割近くが「相談・共有はしていない」と回答。親が知らない間にリスクにさらされている子どもたちは、決して少なくないようです。
スマホデビュー時には、携帯電話会社のフィルタリングサービスなどを使用し、詐欺サイト等から子どもを守る処置が必要と言えます。
【2】家庭教育のプロが教える、スマホデビュー時のポイント
こうした結果をふまえ、今回は家庭教育コンサルタントの渋谷亜佐子さんに、子どものスマホ使用との向き合い方についてお話を伺いました。
<専門家プロフィール>
渋谷亜佐子(しぶやあさこ)/ 家庭教育コンサルタント
家庭教育や、母親の教養・マナーアップをサポートする「MOTHER CRAM」を2015年に設立。オリジナルの講座や勉強会を主催するほか、学校法人や進学塾でも保護者向けセミナーを実施。子どもの躾(しつけ)や家庭教育のノウハウを、母親目線でわかりやすく指導している。セミナーは「子育てが楽しくなった」とリピートする参加者も多数。また、家庭教育にとどまらず、既婚女性を対象としたビジネスマナー講座やビューティー講座、接客サービスマナー検定の資格が取得できる講座も開催している。
●一方的に押し付けるだけはNG! 子どもにスマホルールを守らせるためのポイントとは?
子どものスマホデビューにあたり、ルールをつくるご家庭も多いと思います。スマホは便利で楽しい機能がある反面、ネット依存やトラブルのリスクを考えると心配ですね。特に思春期の子どもは自己を形成する過程にあり、時にリスクを冒してでも未知の世界へ足を踏み入れることもあります。だからといって親が一方的に叱ると子どもは反発してしまうもの。では、子どもにルールを守らせるにはどうすればいいのでしょうか。
<ルールづくりのポイント>
ルールをつくるうえでのポイントは次の3点です。
1.子どもにルールを考えさせる
2.決めたルールは家族全員で守る
3.トラブルや困ったことがあったら家族みんなで話し合う
大切なのは子どもを理解すること、子どもがリスクをイメージし、ルールに納得できるよう話すことです。
<ルール運用のコツ>
ルールを通じて「スマホを自己管理する方法」を子どもに学ばせるようにしましょう。また、スマホやネットの使用にあたっては絶対に守らなければならない法律があり、違法行為に対しては罰則があります。しっかり親子で調べておくことも大切ですね。また、子どもの生活状況や年齢に合わせてルールは随時更新していきましょう。スマホを共に使う親子として、時には子どもの視点でスマホ世界を一緒に楽しんでみるのも良いですね。
●スマホデビューは、マネー教育のチャンス! 料金プラン比較で金銭感覚を養おう
今回の調査では、親に内緒で「こっそり課金」をした経験のある子どもが5人に1人もいることがわかりました。また、隠れて課金はしていなくても、お子様のスマホ使用料をみて「どうしてこんなに高いのか」と頭を悩ませている親御さんもいらっしゃると思います。
このような時、子どもにどうやってお金の大切さを教えればいいのでしょう。大切な事はお子様を責めたりせず、頭ごなしに叱らず、まずはなぜそんなにお金をかけてしまったのかを時間をかけて聞くことです。
そして、子どもがスマホを持ち始めたタイミングは、逆に「お金の教育」を本格的にスタートするチャンスと捉えましょう。例えば、携帯の請求書を見て、何にお金がかかっているのか、節約できるところはないか、お子様と一緒にプラン比較をしてみてはいかがでしょうか。家族みんなでスマホ料金を考える機会をつくることは、お金の使い方を知る上でも重要なことですね。
お金はただ欲しいものを手に入れるためにあるのではなく、親が苦労して稼いだものであること、そしてそのお金を配分しあって家族みんなが生活できていることを理解させましょう。
子どもの将来を考えると、金銭感覚を早めに養っておくことが大切です。スマホの料金プランを考えることは、お金の教育には最適ですね。
●子どもを重大なトラブルから守るためには、親がスマホの知識を深めることも重要
また、「お金」だけではなく「安全」についても子どもと一緒に考えることが重要です。子どもたちは、今後さらに高度な情報社会を生きていくことになります。今やテクノロジーと関わらずに生活することは事実上不可能です。ですから親はどんなに心配でも子どもとスマホを切り離すことはできません。子どもを重大なトラブルから守るためには、まず親がスマホの持つ危険性を十分理解することが大切です。
具体的には、スマホの機能についての知識を深めましょう。2018年2月に施行された「青少年インターネット環境整備法」では、18歳未満の使用者に対して携帯電話事業者がフィルタリングを有効にすることが義務づけられています。他にも、最近の携帯電話には子どもを守るための様々な機能があります。「スマホは危険」と心配するよりも、スマホの使い方をしっかりお子様と話し合うことを実践しましょう。そうすることで子どもなりにリスクを理解し、未然にトラブルを回避できるようになります。携帯電話会社のアフターサポートを活用するのもお子様をトラブルから守る手段としておすすめです。どんなサポートがあるのか是非調べてみましょう。また、万が一トラブルが発生した場合でも、子どもが親にいち早く相談できるような親子関係を日頃から築いておくことも大切ですね。
【参考】子どものスマホデビュー前に知っておきたい、ドコモの料金プラン&アフターサービス
ドコモでは、お子様のあんしん・安全なスマホデビューをサポートするための、さまざまなプランやサービスをご用意しています。
<料金プラン>
月額280円~と子どものおこづかいからでも月々のスマホ料金が支払える「ドコモの学割」や、家族みんなで利用料金をおさえられる「1980円(イッキューパッ)」など、さまざまな料金プランをご用意。子どものスマホデビューにあたってのお金の不安を解消します。また、課金防止のために、キャリア決済(スマートフォン決済)の利用を制限するサポートサービスなどもご用意しています。
▼スマホデビュー前に知っておきたい、おトクな情報が盛りだくさん
特設サイト「親が知らない、子どもたちのリアルな本音」
https://www.nttdocomo.co.jp/special_contents/benefit_po/b_charge/index.html
<サポートサービス>
さらに、子どもたちをトラブルから守るためのあんしんサービスも充実。学齢や年齢にあわせて、お子さまに適さないWEBコンテンツの利用を制限することが可能。また、使用できるアプリや時間帯も学齢や年齢にあわせてカスタマイズができます。さらに、「ケータイお探しサービス」や「ケータイデータ復旧サービス」など、スマホデビュー後のトラブルに対してもサポート体制を整えています。
▼子どもをリスクやトラブルから守るための対策方法が盛りだくさん
特設サイト「子どもに近寄るスマホトラブル&リスク」
https://www.nttdocomo.co.jp/special_contents/benefit_po/b_support/index.html
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