京都の国際写真フェスティバル「KG＋」で現代社会について考える

公募による94の写真展「KG＋」、今年は新プログラム「KG＋SELECT」も！

2019年4 月12 日（金）から5月12日（日）、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」と同時期に、若手写真家の登竜門である写真フェスティバル「KG＋（ケージープラス）」を開催します。町家、学校跡地、登り窯など京都市内の特色ある立地で、様々なメッセージ性を持つ力強い作品が展示されます。

KG＋実行委員会

京都で気軽に楽しめる新たな才能との出会い

 

 

KG＋は、今後活躍が期待される写真家やキュレーターの発掘と支援を目的に、2013年よりスタートした公募型アートプロジェクトです。KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭と連携・同時開催することで、アーティストとキュレーター、ギャラリスト、鑑賞者との出会いの場を提供します。写真展は毎年、参加者各々の企画によって市内各所で開催されており、まだ見ぬ才能を求める人々が世界中から集まり、年々その熱気を高めています。その魅力は開催される展覧会の数の多さ（今年は61か所94展）に加え、ほとんどの会場が入場無料という立ち寄りやすさにあります。

画像：　THE COPY TRAVELERS
‟THE COPY TRAVELERSの景色の机”
（ギャラリー16）　　　





社会派・新プログラム「KG＋SELECT」始動！

第7回目となる2019年は例年のプログラムの他にも、新しいプログラム「KG＋SELECT」として、キュレーターや批評家で構成された審査員によって選出された12組のアーティストを元・京都市立淳風小学校の各教室で紹介します。今回の「KG＋SELECT」では、高齢化社会や植民地、セクシャルマイノリティーなどに焦点を当てた社会的なテーマのシリーズが多く選出されました。アーティスト達がカメラを被写体に向けることで、普段私たちが見落としているもの（日常的なものに潜む政治性、あるいは社会的に不可視化されている存在）を浮かび上がらせます。本フェスティバルが写真や芸術の愛好家のためだけに存在するのではなく、このプログラムによって、アーティスト達から持ち寄られた現代社会の課題や歪みを発見し、“私たちの”問題として皆で考える機会となることを強く願います。

画像：藤元敬二　"Forget-me-not (32-years-old)”　　（元・淳風小学校）　　　

■開催概要
期間：2019 年4 月12 日（金）から5 月12 日（日）まで
場所：京都市内各所
　　　KG＋SELECTの展覧会は元・京都市立淳風小学校（京都市下京区大宮通花屋町上ル柿本町609-1 ）
料金：無料（寺院など一部の会場では入場料が必要な場合もあります）
詳細はhttp://kyotographie.jp/kgplus/2019/

主催：KG＋実行委員会
メインスポンサー：株式会社グランマーブル、株式会社シグマ
協賛： 株式会社モトックス、ワコールスタディホール京都、DMG森精機株式会社、写真新世紀、
　　　ハイアットリージェンシー京都、フィンエアー、京都駅ビル開発、さきぞうグループ、
　　　株式会社SCREENホールディングス、アニエスベー、富士フィルム イメージングシステムズ、
　　　アインシュタインスタジオ
協力：フォトフィーバー、特定法人京都藝際交流協会JARFO、京都信用金庫、コギコギ株式会社
共催：京都市、京都市教育委員会
後援：京都府、京都商工会議所、京都ブランド推進連絡協議会

本件のお問い合わせ先：島井佐枝 　[e-mail]　（080-6105-0401）

KG＋公式Instagram　　 　@kgplus (https://www.instagram.com/kgplus/)
KG＋公式Facebook 　　　https://www.facebook.com/KGplusevent
KG＋公式Twitter 　　　　@kgplus_kyoto