『「新しい東北」復興ビジネスコンテスト2019』受賞者が決定。大賞は、福島県が誇る日本酒の醸造技術を活用し和食に合う米焼酎を製造販売している「合同会社ねっか」が選出

～ 福島県9件、宮城県5件、岩手県2件、青森県1件、山形県1件の団体が受賞 ～

「新しい東北」官民連携推進協議会は、被災地の産業復興に向けて開催している『「新しい東北」復興ビジネスコンテスト2019』において受賞団体を決定し、大賞に「合同会社ねっか」が選出されました。

 大賞に選出された「合同会社ねっか」は、2016年7月に米農家5軒で米醸造会社を設立したところからスタートした会社であり、日本酒の醸造技術を活用して香り高い米焼酎を製造販売しています。本商品は海外でも高い評価を受けており、海外展開も行っております。また、「地域を次の世代につなぐ」ことを理念として掲げ、地元福島県南会津郡只見町において米作り体験授業の受け入れや、その際のお米から作った焼酎を成人式でプレゼントする等の活動も行っております。今後、和食にあう品質の追及、メディア展開等の戦略的な販売計画等が検討されており、将来的に更に魅力ある事業となることが期待されます。本コンテストでは、地産地消、地域貢献、将来への継承といった理念に裏付けされたストーリー性が判りやすく高く評価されました。

 本コンテストは、2019年6月12日（水）より募集を開始し、第1次審査（書類）に92件の応募がありました。その中から、第2次審査のプレゼンテーションに45件（内、学生アイデア部門9件）が進出し、9月18日（水）、19日（木）、30日（月）に仙台市で第2審査を行った結果、大賞1件・優秀賞4件・企業賞13件が選出されました。

 11月22日（金）14時00分より、31 Builedge　霞が関プラザホールにて、表彰式を開催予定です。大賞事業の詳細、及び、その他の受賞団体の詳細、表彰式の内容につきましては、ビジネスコンテストの公式サイトで紹介しております。

■公式サイト：https://www.newtohoku.org/bcontest/index.html