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コージンバイオ株式会社
会社概要

米国疾病対策予防センター(CDC)が警告する感染症(高度薬剤耐性菌)検出キット 「NDM型カルバペネマーゼ産生菌検出イムノクロマト」

国内培地シェアのNo1を誇る コージンバイオ と 順天堂大学医学部 との共同開発!

コージンバイオ株式会社

コージンバイオ株式会社 (本社:埼玉県坂戸市千代田5-1-3、代表取締役社長:中村孝人、以下コージンバイオ)http://www.kohjin-bio.jp/ は、順天堂大学医学部微生物学講座 切替照雄教授、多田達哉准教授らと共同で、アジア諸国の医療機関で蔓延している高度薬剤耐性菌を15分で検出できる検査用キット『NDM型カルバペネマーゼ産生菌検出イムノクロマト』を開発し、本年度中に研究試薬として国内外の医療機関に向けて一斉に販売開始いたします。
多田准教授はこれまでにベトナム、ネパールとミャンマーの医療施設と共同で薬剤耐性菌(AMR)の実態調査を行い、これらの国々で薬剤耐性菌が著しく蔓延していることを明確にしてきました。『NDM型カルバペネマーゼ産生菌検出イムノクロマト』は、長年にわたり再生医療用培地の研究・開発を行うコージンバイオが、アジア諸国の医療への更なる貢献を目指し、迅速かつ正確な薬剤耐性菌(AMR)診断を実現した検査用キットです。
            イムノクロマト法*・・・発色によって抗原検出を目視できる測定法です。

KBM ラインチェック NDM 1箱10テスト価格未定KBM ラインチェック NDM 1箱10テスト価格未定

 

テストデバイス(上・陰性例、下・陽性例)テストデバイス(上・陰性例、下・陽性例)

 


<開発の経緯>
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)は、米国疾病対策予防センター(CDC)
も警告する耐性菌で、感染症の専門家集団が危機感を強めていることでも大きな話題となっています。2013年にAMRに起因する死亡者数は70万人を超え、このまま対策を取らず耐性率が現在のペースで増加した場合、2050年には1000万人の死亡が想定され、現在1位のがんによる死亡数を超える可能性があります。
多田准教授により、ベトナム、ネパールとミャンマーにおける実態調査でも薬剤耐性菌が著しく蔓延していることが明らかであり、これらの国々の医療現場で簡便に使用が可能で、日本の技術力がアジア諸国の医療に貢献できることを目指して『NDM型カルバペネマーゼ産生菌検出イムノクロマト』が開発されました。

<製品特徴>
迅速な判定
検体を処理後、検体液をテストデバイスに滴下後、15分で判定可能です。

世界各地に拡散される脅威のNDM型カルバペネマーゼ産生菌を検出
NDMを産生する腸内細菌だけでなく、抗原抽出が難しいとされていたNDMを産生する
Acinetobacter baumanniiにも適応可能です。     

順天堂大学とコージンバイオの共同開発
アカデミアならでは手に入れることのできる購入不可な原料(病原体・抗原・抗体・ハイブリドーマなど)を研究材料とし、その研究のエビデンスを多く有する順天堂大学と再生医療培地のパイオニアとして長年の経験値を誇るコージンバイオの共同開発。コージンバイオならではの培地製造のノウハウを採用し、明瞭なテストラインを可能にしました。

【製品概要】
■製品名 :KBMラインチェックNDM
■定価  :1箱 10テスト(10回用) 販売価格未定
■測定原理:免疫クロマトグラフ法
■使用目的:薬剤耐性菌(AMR)検出
■判定時間:滴下1分~15分後
■貯蔵方法:2℃~30℃
■有効期限:製造日より12ヵ月
■製品内容:テストデバイス10個・抗原抽出液10本・試薬A 1本・試薬B 1本・フィルタ付きノズル10個

【お問合せ先】
コージンバイオ株式会社 http://www.kohjin-bio.jp/
〒350-0214 埼玉県坂戸市千代田5-1-3 TEL: 049-284-3781 


【参考】
<CRE(カルバペネム耐性腸内細菌科細菌)とは?>
 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(Carbapenem-resistant enterobacteriaceae、CRE)は、米国疾病対策予防センター(CDC)が「悪夢の耐性菌」と名付け警告を発し、感染症の専門家集団が危機感を強めていることから、米国のマスコミにおいて大きな話題となった。CREの問題が深刻な諸外国だけではなく、日本国内の医療機関においてもCREによる感染が起こり、マスコミで取り上げられた。
これを受け、2014年9月19日に感染症法施行規則(省令)が改正され、「カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症」が、5類全数報告疾患に指定され、全国全ての医療機関で該当する感染症の患者を診断した場合には保健所に届け出ることが義務付けられため、CRE に対して国内の医療機関の意識が大きく変化した。

<NDM型>
NDM-1 メタロ-β-ラクタマーゼを産生する多剤耐性菌がインドへの渡航者を介して世界各国へ急速に広まっていることが各国メディアで大きく報道された。その後日本の医療機関においても、インドへの渡航歴がある患者からNDM-1 メタロ-β-ラクタマーゼを産生する菌が分離されたため、厚生労働省が国の医療機関での実態調査を実施した結果、医療機関において分離された腸内細菌科の細菌で、カルバペネム系、フルオロキノロン系およびアミノ配糖体系の3系統の抗菌薬すべてに耐性を示す菌株が国立感染症研究所(感染研)細菌第二部に送付された。感染研による調査の結果、渡航歴の無い2名の患者からNDM-1メタロ-β-ラクタマーゼ酸性菌が見出された。

会社名:コージンバイオ株式会社
設立日:1981年(昭和56年)4月20日
資本金:3億8,750万円
代表者:代表取締役社長 中村 孝人(なかむら たかひと)
従業員数: 163名
事業内容 :組織培養用培地・微生物検査用培地・体外診断用医薬品の開発・製造並びに販売、
血液・血清・血漿並びに医療機器の販売
 

切替 照雄(きりかえ てるお)
【医学博士・教授・インフェクションコントロールドクター(ICD)】
<所属学会>
日本細菌学会・日本感染症学会・臨床微生物学会・日本環境感染症学会
<受賞>
米国微生物学会圭陵会学術賞・井上研究奨励賞・地域医療振興財団研究奨励賞・人事院総裁賞・外務大臣感謝状
<プロフィール>
順天堂大学医学部・大学院医学研究科:教授
昭和61年 4月 岩手医科大学細菌学講座副手
昭和62年 4月 日本学術振興会特別研究員
岩手医科大学細菌学教室、平成元年3月まで
平成元年 4月 アレキサンダー・フォン・フンボルト財団奨学研究員
   ボルステル研究所(ドイツ)、平成3年8月まで
平成 3年 9月  カンザス大学医学部 博士研究員 
平成4年10月 自治医科大学微生物学教室助手
平成7年4月  同講師
平成11年6月  国立国際医療センター 研究所 熱帯病感染症研究部 部長  
平成16年10月 同研究所 感染症制御研究部(名称変更)部長
平成22年4月 国立国際医療研究センター(名称変更)
研究所感染制御研究部部長 現在に至る.
平成29年4月 順天堂大学大学院医学研究科微生物学教授
順天堂大学医学部微生物学講座教授(併任)
平成30年4月 順天堂大学大学院医学研究科感染症制御科学研究センター
副センター長(併任)          現在に至る

 

多田 達哉(ただ たつや)
【農学博士・准教授】
<所属学会>
日本細菌学会
<プロフィール>
順天堂大学医学部・大学院医学研究科:准教授
国立国際医療研究センター研究所:客員研究員
2017年8月より 現職
2014年10月~2017年7月 国立国際医療研究センター研究所 上級研究員
2011年4月~2014年9月 国立国際医療研究センター研究所 研究員
2008年4月~2011年3月 動物衛生研究所 特別研究員        
 

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種類
商品サービス
ビジネスカテゴリ
医薬・製薬医療・病院
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URL
http://www.kohjin-bio.jp/
業種
製造業
本社所在地
埼玉県坂戸市千代田 5‐1‐3
電話番号
03-5459-1575
代表者名
中村孝人
上場
未上場
資本金
3億8750万円
設立
1981年04月
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