最先端研究開発施設への移転完了に関するお知らせ
当社子会社であるHeptares Therapeutics Ltd.(「Heptares社」)は、英国ケンブリッジ市Granta Parkの最先端研究開発施設への段階的移転を完了しましたので、お知らせいたします。
本移転は当社の発展における重要な節目となります。土地面積35,000平方フィートの新拠点はThe Steinmetz Buildingと名付けられ、英国における当社の研究開発チームが活動する場となっています。Gタンパク質共役受容体(GPCR)を標的とした新規医薬品の研究開発を専門とする、高度な技術を持った研究者ら130名以上が世界中から結集しました。新拠点は、当社とのつながりが深いMRC LaboratoryやMolecular Biologyなど、世界最高水準の研究施設と隣接していることからの恩恵も受けることができます。
当社の代表執行役社長CEOであるPeter Bainsは次のように述べています。「2015年のHeptares 社買収の際、我々はStaR®技術並びに構造ベース創薬技術を当社の成長を生み出すコアエンジンとして確立することをコミットすると申し上げました。このたびの最先端の設備を備えたケンブリッジ市の研究施設への移転によりこのコミットメントを遂行できたことを誇りに思うと同時に、GPCRを標的とした医薬品開発の中核領域での一層の進展、成果、価値創造を期待しています。」
当社のチーフ R&D オフィサーであるMalcolm Weirは次のように述べています。「これまでの投資により、GPCRを標的とする新規医薬品のデザインや研究開発を行うための世界最先端の研究施設を創設することができました。ケンブリッジ市の世界最高水準の研究環境にアクセスすることにより、当社はこの分野での世界屈指の地位をさらに強化できると考えています。」
新拠点は2016年に逝去したMichael Steinmetz氏に因んでThe Steinmetz Building と名付けられました。Steinmetz氏は、米ベンチャーキャピタルClarus Ventures を通じて、創立間もないHeptares社の重要な投資家となり、2007年から2015年までの間は役員として、会社の発展と成功に大きく貢献しました。
Michael Steinmetz(1947-2016)氏の初期の経歴は免疫学研究者であり、次にHoffman La-Roche 社のR&Dオフィサーを務め、最終的に2005年に共同創立したMPM Capital and Clarus Venturesの創始者および投資家として、35年以上バイオ医薬品業界を牽引してきました。投資家として、30社以上のスタートアップ企業の投資に成功し、役員として前向きな影響を与えてきました。Steinmetz氏は2016年8月に先天性拡張型心筋症(Familial Dilated Cardiomyopathy)で急逝しました。先天性拡張型心筋症は、心室の筋肉の収縮が悪くなり心臓が拡張して、心室内へ血液が流れ込むのが制限され、心不全や不整脈を生じる予後不良の心筋疾患です。
Steinmetz氏の功績を称えるため、Steinmetz氏の家族は特定疾患である先天性拡張型心筋症の治療法を見つけ、病気に苦しむ家族を支えるための非営利団体Steinmetz Cardiomyopathy Fundを設立しました。団体より集められた資金は、Steinmetz氏の息子であり、スタンフォード大学の遺伝学の教授であるLars Steinmetz 博士の研究に使われます。Lars Steinmetz 博士は、Stanford Genome Technology Centerの共同ダイレクターでもあります。
そーせいグループについて
そーせいグループは、Gタンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした独自のStaR®技術並びに構造ベース創薬技術から生み出される新薬のデザイン・研究開発にフォーカスした、国際的なバイオ医薬品企業です。当社は提携あるいは自社開発により中枢神経系疾患、がん、代謝疾患、その他希少疾患など複数の疾患領域において、幅広いパイプラインの構築に取り組んでいます。現在進行中の開発プログラムには、日本国内におけるレビー小体型認知症(DLB)を対象とした自社開発候補薬の第Ⅱ相臨床試験に加え、Allergan社との提携によるアルツハイマー病(AD)の対症療法を目的とした候補薬や、AstraZeneca社との提携によるがん治療を目的としたがん免疫療法の開発も含まれています。その他に、これまでNovartis社、Pfizer社、第一三共株式会社、ペプチドリーム社、Kymab社、MorphoSys社等と提携しています。日本に本社を置き、英国およびスイスに研究開発施設を有しています。
当社の代表執行役社長CEOであるPeter Bainsは次のように述べています。「2015年のHeptares 社買収の際、我々はStaR®技術並びに構造ベース創薬技術を当社の成長を生み出すコアエンジンとして確立することをコミットすると申し上げました。このたびの最先端の設備を備えたケンブリッジ市の研究施設への移転によりこのコミットメントを遂行できたことを誇りに思うと同時に、GPCRを標的とした医薬品開発の中核領域での一層の進展、成果、価値創造を期待しています。」
当社のチーフ R&D オフィサーであるMalcolm Weirは次のように述べています。「これまでの投資により、GPCRを標的とする新規医薬品のデザインや研究開発を行うための世界最先端の研究施設を創設することができました。ケンブリッジ市の世界最高水準の研究環境にアクセスすることにより、当社はこの分野での世界屈指の地位をさらに強化できると考えています。」
新拠点は2016年に逝去したMichael Steinmetz氏に因んでThe Steinmetz Building と名付けられました。Steinmetz氏は、米ベンチャーキャピタルClarus Ventures を通じて、創立間もないHeptares社の重要な投資家となり、2007年から2015年までの間は役員として、会社の発展と成功に大きく貢献しました。
Michael Steinmetz氏 と Steinmetz Cardiomyopathy Fundについて
Michael Steinmetz(1947-2016)氏の初期の経歴は免疫学研究者であり、次にHoffman La-Roche 社のR&Dオフィサーを務め、最終的に2005年に共同創立したMPM Capital and Clarus Venturesの創始者および投資家として、35年以上バイオ医薬品業界を牽引してきました。投資家として、30社以上のスタートアップ企業の投資に成功し、役員として前向きな影響を与えてきました。Steinmetz氏は2016年8月に先天性拡張型心筋症(Familial Dilated Cardiomyopathy)で急逝しました。先天性拡張型心筋症は、心室の筋肉の収縮が悪くなり心臓が拡張して、心室内へ血液が流れ込むのが制限され、心不全や不整脈を生じる予後不良の心筋疾患です。
Steinmetz氏の功績を称えるため、Steinmetz氏の家族は特定疾患である先天性拡張型心筋症の治療法を見つけ、病気に苦しむ家族を支えるための非営利団体Steinmetz Cardiomyopathy Fundを設立しました。団体より集められた資金は、Steinmetz氏の息子であり、スタンフォード大学の遺伝学の教授であるLars Steinmetz 博士の研究に使われます。Lars Steinmetz 博士は、Stanford Genome Technology Centerの共同ダイレクターでもあります。
そーせいグループについて
そーせいグループは、Gタンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした独自のStaR®技術並びに構造ベース創薬技術から生み出される新薬のデザイン・研究開発にフォーカスした、国際的なバイオ医薬品企業です。当社は提携あるいは自社開発により中枢神経系疾患、がん、代謝疾患、その他希少疾患など複数の疾患領域において、幅広いパイプラインの構築に取り組んでいます。現在進行中の開発プログラムには、日本国内におけるレビー小体型認知症(DLB)を対象とした自社開発候補薬の第Ⅱ相臨床試験に加え、Allergan社との提携によるアルツハイマー病(AD)の対症療法を目的とした候補薬や、AstraZeneca社との提携によるがん治療を目的としたがん免疫療法の開発も含まれています。その他に、これまでNovartis社、Pfizer社、第一三共株式会社、ペプチドリーム社、Kymab社、MorphoSys社等と提携しています。日本に本社を置き、英国およびスイスに研究開発施設を有しています。
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