『デジタルコンテンツ白書2019』9月1日発刊

http://www.dcaj.or.jp/project/dcwp/index.html

  一般財団法人デジタルコンテンツ協会(会長:河口 洋一郎 東京大学名誉教授)は 『デジタルコンテンツ白書2019』(監修:経済産業省 商務情報政策局)を9月1日に発刊いたしました。
 当協会では2001年より毎年、国内のコンテンツ産業の市場規模の調査を行っております。本白書ではその市場規模の詳細データを掲載すると共に、マンガ/アニメーション/映画/音楽/ゲーム/オンラインゲーム/ライブエンターテインメントなどのコンテンツ分野別動向や、ソーシャルメディア/モバイルサービス/放送/新聞/出版などのメディア分野別動向、またアメリカ/中国/韓国といった海外の状況を、国内外の専門家の執筆により明らかにしております。また、今回は「動画の時代へ~伸張するネットワークメディアで流通するコンテンツの全体像~」を特集テーマとして取り上げるなど、コンテンツビジネスの“いま”を知る必携の書となっております。
 日本のコンテンツ市場は約12兆円とほぼ横ばいに推移するなか、コンテンツを消費するメディアはパッケージからネットワークへの置き換えが進み、2018年には「ネットワーク」市場が調査開始以来、初めて「放送」市場を超え、「パッケージ」市場にも迫る規模までに拡大成長した。

 

 

 

 



2018年コンテンツ産業の市場規模
2018年のコンテンツ産業の市場規模は12兆6,590億円(前年比101.3%)
7年連続して堅調に推移

 

デジタルコンテンツ協会デジタルコンテンツ協会

 


 2018年のコンテンツ産業の市場規模は12兆6,590億円、前年比101.3%と7年続けて穏やかな成長基調で推移し、ようやく12兆6,000億円を超えた。
コンテンツ区分別にみると、規模が大きい順に動画が4兆3,714億円(前年比99.5%)、静止画・テキストが3兆2,948 億円(同96.6%)、ゲームが2兆1,712億円(同101.8%)、複合型が1兆4,480億円(同118.6%)、音楽・音声が1兆3,736億円(同102.3%)となった。

 

 

 


 

調査開始以来、初めてネットワークが放送を超えた

 

デジタルコンテンツ協会デジタルコンテンツ協会


 メディア別では、パッケージが3兆7,422億円(前年比 94.5%)、ネットワークが3兆6,086億円(同111.2%)、放送 が3兆5,926億円(同98.6%)、劇場・専用スペースが1兆7,156 億円(同103.9%)となった。
調査開始以来、初めてネットワークが放送を逆転し、パッケージに迫る市場規模まで拡大成長している。三者の構成比は約30%ずつほぼ等しく分割されており、コンテンツ市場は新たなターニングポイントを迎えている。
 

伸張するネットワークメディアによる新時代の幕開け 
主役交代へのカウントダウン

 

デジタルコンテンツ協会デジタルコンテンツ協会

 

  メディア別の構成比率の過去10年間の動向を見ると、ネットワーク区分3兆6,086億円が、放送区分3兆5,926億円を超え、2018年のコンテンツ市場を象徴する結果を示した。さらに、ネットワークはパッケージ区分3兆7,422億円にも迫る勢いとなっており、このまま進めば、2019年にはパッケージを超えることが予想され、正しくコンテンツ市場の主役交代にむけたカウントダウンが始まった。

 こうした市場動向から、コンテンツ消費の中心がネットワークへとシフトしている潮流が捉えられる一方で、劇場・専用スペース区分が、時代の流れに影響を受けにくい市場として読み取れるのも、また事実である。当協会が同区分を定義し調査を行った2000年以降、コンテンツ市場における構成比10%を下回ったことは過去に1度もない。

 今後、コンテンツ市場の二極化は進行していくことが予想され、ネットワークが放送を超えた事象は、ネットワークメディアがマスメディアへとシフトする主役交代へのカウントダウンであり、国内におけるコンテンツビジネスの変革の幕開けと考えられる。


2018年のデジタルコンテンツ産業の市場規模

市場規模は8兆9,666億円
静止画・テキスト区分のデジタル化率が初めて10%を超えた


 2018年のデジタルコンテンツの市場規模は、8兆9,666億円(前年比103.0%)と引き続き順調に拡大し、コンテンツ市場全体に占める割合は70.8%と7割を超えた。

ネット化率は28.5%(前年26.0%)を突破
 コンテンツ市場における、PCやモバイル経由で流通するネットコンテンツ*1の割合を示す指標としてネット化率がある。2018年は28.5%(3兆6,086億円)と前年より2.5ポイント増加し、順調に推移した。
*1)ネットコンテンツとは、メディア区分の「ネットワーク」にあたる。

 ネット化率は2011年ごろまでフィーチャーフォン向け配信売上が牽引してきたが、いまやスマートフォンにとって代わり、主にオンラインゲームとインターネット広告がその割合を押し上げている。5Gの普及が進めばインターネット広告はおのずと増加し、ネット化率も成長の一途をたどることが予想される。



※白書では市場を2軸で捉えており、表現形態で捉えるコンテンツ区分(動画、音楽・音声、ゲーム、静止画・テキスト、複合型*2)の5区分)と、提供形態で捉えるメディア区分(パッケージ、ネットワーク、劇場・専用スペース、放送の4区分)の5×4のマトリックスに整理分類し、数字は各市場の産業団体や関連省庁等の公表値に基づき推計している。今回の発表データでは例年通り一部推計値の見直しを行い、確定値に置き替えた。その結果2017年は約0.1%の上方修正となり12兆5,016億円(前年比101.5%)となった。
*2)2016年版よりコンテンツの新区分として複合型を追加した。流通している情報の表現要素が実態として「静止画・テキスト」の範疇に収まりきらない「インターネット広告」、「モバイル広告」を新区分に移行し、複合型のコンテンツとして独立させた。


■白書発刊セミナー開催:
日時:9月6日〈金) 14時~16時半
場所:城西国際大学 東京紀尾井町キャンパス3号館 http://www.josai.jp/access/
申込み:http://www.dcaj.or.jp/news/2019/08/2019-4.html


■デジタルコンテンツ白書2019概要:
第1章 特集 動画の時代へ~伸張するネットワークメディアで流通
        するコンテンツの全体像~
第2章 日本のコンテンツ産業の市場規模
第3章 日本のコンテンツ政策動向
第4章 コンテンツ分野別動向(マンガ、アニメ、映画、音楽、ゲーム、オンラインゲーム、ライブエンターテイ  ンメント)
第5章 メディアの分野別動向(ソーシャルメディア、モバイル・コンテンツサービス、放送、新聞、出版)
第6章   海外動向(アメリカ、中国、韓国)

■書誌情報:
名称:『デジタルコンテンツ白書2019』
監修:経済産業省 商務情報政策局
編集・発行:一般財団法人デジタルコンテンツ協会
仕様:A4変型・196ページ(本文2色)
発行日:2019年9月1日
定価:本体価格15,000円+税(ISBN978-4-944065-28-8 C3000)
購入:当協会Webサイトから購入できます。http://www.dcaj.or.jp/project/dcwp/index.html
政府刊行物を取り扱う全国の書店、Amazon

■お問い合わせ
一般財団法人デジタルコンテンツ協会
調査部(白書編集事務局)
E-mail:dcajhakusyo2019@dcaj.or.jp
 

 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。
※内容はプレスリリースにより異なります。

  1. プレスリリース >
  2. 一般財団法人デジタルコンテンツ協会 >
  3. 『デジタルコンテンツ白書2019』9月1日発刊