プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

リコーインダストリアルソリューションズ株式会社
会社概要

レーザースキャン方式車載ヘッドアップディスプレイ(HUD)用プロジェクションユニットを開発

リコーインダストリアルソリューションズ株式会社

 リコーインダストリアルソリューションズ株式会社(社長執行役員:中田 克典)は、センシング技術を中心とした走行安全支援技術、及び車室内エレクトロニクス技術の進展に伴い、革新が求められる車載HMI*1分野に向けてレーザースキャン方式車載HUD用プロジェクションユニットを開発しました。

 

 

レーザースキャン方式車載ヘッドアップディスプレイ(HUD)用プロジェクションユニットレーザースキャン方式車載ヘッドアップディスプレイ(HUD)用プロジェクションユニット

搭載イメージ搭載イメージ


 HUDは、車速やナビゲーションなどの情報をフロントウィンドウに投影するものです。従来のカーナビゲーションシステムやメーターに比べ、ドライバーの視線移動を減らすことで、運転時の疲労軽減やよそ見による事故のリスクを低減するメリットがあります。さらに、今後は車両に設置された様々なセンサーとの連携によるドライバーへの高度な注意喚起やAR*2技術の実現が期待されています。リコーインダストリアルソリューションズは、そのような高度化するニーズに応えるため、複写機の開発・生産を通じて培われたリコーのレーザー描画技術、及び車載HUD用途で新たに自社開発した2軸MEMS*3スキャナーを用い、運転環境に埋もれることのない色彩表現でドライバーへの注意喚起を効果的に行うプロジェクションユニットの開発に成功しました。

 レーザースキャン方式は、TFT方式に比べ、高コントラスト*4、かつ、広色域の色表現*5が可能であり、同じ輝度でもより明るさを感じやすい特性があります。
 これにより、注意喚起やAR表現の阻害要因であるポストカード*6の影響を軽減し、運転状況や人間特性を考慮した独自のアルゴリズムも活用することで、重要な情報を的確に伝達することができます。さらに、リコーインダストリアルソリューションズは、レーザースキャン方式特有の課題である画質と車載信頼性に対して、マイクロレンズ技術を応用したスクリーン*7と2軸MEMSスキャナーを内製で独自開発を行うことにより、高画質・高信頼性*8を実現しました。

 今後、リコーインダストリアルソリューションズは、2020年以降の量産開始に向け、製品化を加速してまいります。
 

 

*1 HMI (Human Machine Interface) : 人間と機械が情報をやり取りするための手段、及びそのための装置・ソフトウェア。
*2 AR (Augmented Reality) : 拡張現実
*3 MEMS (Micro Electro Mechanical Systems) : 微小電気機械システム (図1)
*4 10,000:1以上
*5 NTSC比:約190% (図2)
*6 TFT方式のHUDで、主に低照度環境時に見える、画面形状を反映したバックライトの漏れ光
*7 スクリーン (図3)
*8 信頼性達成レベル:AEC-Q101相当

 


<参考画像>

図1:MEMS図1:MEMS

図2:色度図図2:色度図

図3:スクリーン図3:スクリーン

【リリースURL】
http://jp.ricoh.com/release/2018/1107_1.html
 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー新規登録無料

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


種類
商品サービス
関連リンク
http://jp.ricoh.com/release/2018/1107_1.html
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

リコーインダストリアルソリューションズ株式会社

4フォロワー

RSS
URL
http://www.rins.ricoh.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都大田区中馬込1-3-6
電話番号
-
代表者名
竹本 浩志
上場
未上場
資本金
3億5000万円
設立
-
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード