April Dream Project
2027年、株式会社ワンインチが、初めてCBD企業として日本で上場する。
このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。
当社は、「April Dream 4月1日は、夢の日。」に参加しています。このプレスリリースは「株式会社ワンインチ」のApril Dreamです。
株式会社ワンインチはCBDスタートアップ企業です。
本日、4月1日はエイプリルフールです。
普段はCBDに関する知識や弊社の報告をnoteやPR TIMEで行っていますが、エイプリルフールの今日は、私たち株式会社ワンインチ(東京都渋谷区、代表:柴田耕佑、以下、弊社)が本気で目指し取り組んでいき「いまある現実」と「実現するべき未来」という「夢の狭間」を行き来するような物語を#AprilDreamから発信したいと思います。
起業までの経緯
私(弊社代表)は幼少期から過敏性腸症候群(IBS)に悩まされていました。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますがストレス性の腹痛で、重要な場面であればあるほど、腹痛が起こる病気です。ちなみに、日本では10人に1人がIBSと言われています。
IBSは簡単には改善できず、漢方や食事療法など、様々な方法を試している方が多い病気です。私もその一人で、だましだまし生活を送っておりました。
ある時、医師である母のすすめでCBD(カンナビジオール)の存在を知り、使ってみたところ自分にはとても相性が良かったのでしょう、劇的な改善がみられたのです。
長年、苦しみ続けた悩みが解消することは、あまりに大きな喜びであり、CBDに対して強い関心を示すようになりました。
海外では既に広く認知される存在であり、欧米では医薬分野やビジネスとして確立しはじめていたことを知りました。
自分の経験を含め、日本でも多くの人に知ってもらい活用してもらいたいと感じ、タイミングをみて起業に至り、ワンインチ株式会社は現在3期目を迎えています。
※あくまで代表個人の感想であり、医薬的な効果を標ぼうするものではありません。
CBDとは
CBD(カンナビジオール)とは麻の成分カンナビノイドの一種です。
アメリカでは難治性てんかんの治療薬として認可されています。一般品としても広く使われ、ストレス緩和など様々な目的で使用されております。
麻の成分ではありますが、精神作用はなく、依存性中毒性もほぼないことがわかっています。
医学的にはまだ研究途上の分野でもあり、作用機序についてはまだ完全には明らかにはされていません。
法的には日本では大麻取締法があることから、麻成分の多くは取り扱うことができませんが、成熟した茎と種子からとれるCBDは合法的に扱うことが許されています。
現時点での日本においては、医薬品ではなく食品としての取り扱いとなっています。
ストレスが増加するコロナ禍で注目を浴びるCBD
コロナ禍において人々のストレスは日に日に増しています。
精神的な不安を抱える人や睡眠で悩みを抱える方など様々なペインが現代社会には居座って離れません。
それが病であるときには、第一選択としては医薬品があります。しかし、医薬品を用いたとしても効果が一時的である場合も多く、さらに、副作用に悩まされることもあります。
また、病にまでは至らない、心と体のメンテナンスを我々はどうすれば良いのか、それは、多くの人がもつ悩みだと思います。
株式会社ワンインチは、「日々の快適をサポートする選択肢の一つとしてCBDがある社会」の実現を目指しています。
CBDを扱うことの難しさ
日本でCBDを扱う場合、いくつかの困難が存在します。
・困難①:法的な問題
おおまかに言うと、CBDは麻から抽出される成分なので、それ以外の違法成分(特にTHC)が混入している場合、日本の大麻取締法に抵触する可能性がある、ということなのです。
少し詳しくお話させていただくと、日本の大麻取締法では、成分による規定をしていません。このため現状では厚生労働省(以下、厚労省)のガイドラインに基づいて運用されているのです。
厚労省は、特に麻から抽出される成分THC(テトラヒドロカンナビノール)を違法と認識しています。
日本ではTHCが0もしくは検出限界値以下という運用上のガイドラインが存在します。しかし、その検出限界値以下の値が曖昧なこともあり、事業者は混乱をしている現状があります。
日本でCBDを生産することは法律上できないので、海外から輸入することになります。このとき、輸出する企業は、日本において違法とならないCBDを生産しなければならず大きなコストを強いられます。また、輸入する側も、本当に日本のレギュレーションに合ったCBDであるかに細心の注意を払う必要があるのです。
これは、企業として法を順守すると同時に、消費者にとって不利益をもたらさない為に重要なことだと思います。
しかし、先述しましたが厚労省のガイドラインの曖昧さがあるため、事業者は難しい立場をとらざる負えない状況です。ワンインチとしてはロビー活動を通じ、各関係方面に対し、CBDに関する一定の法整備をしていただけるよう働きかけています。
・困難②:「CBD=大麻」という一般認識
また、一般社会におけるCBDの認識の問題もあります。
CBDは大麻、大麻は麻薬というのが一般的な認識だと思います。これは、仕方のないことだと思うと同時に、ワンインチはCBDに対する認識を「本来のあるべきCBD」に変革していきたいと考えています。
ただ現状は、一括りに「CBD=大麻=ダメ絶対」となることが多いです。これは会社を立ち上げる際にも大きな障壁となりました。
創業当初、会社用の銀行口座は「大麻の製品を扱う会社には開くことができない」と断られましたし、会社を運営する上で重要な融資も銀行や日本政策金融公庫(以下、公庫)などからもCBDが大麻の成分であることを理由に断られてしまいました。
製造を引き受けてくれるOEM先(製造工場)もなかなか無く、困難は想定していましたが、話もろくに聞いてもらえず、創業当初はビジネスを進めること自体困難を極めました。
しかし、捨てる神あれば拾う神ありです。ワンインチが居を構えている自治体で行われている企業講習と東京都が主催する起業家支援プログラムに参加しました。これを修了し、その後日本でCBD企業としては初めて東京都が主催する創業助成金に採択されたのです。
このことがきっかけとなり資金調達、製造OEM先の決定など、ようやく会社として第一歩が踏み出せるようになったのです。
日本にCBDを根付かせるには
CBDを扱うには深いリテラシーが必要となります。これはCBDに限ったことではありませんが、法的なこと、社会的な意味合いにおいて、軽々にCBDを扱っていくことはあまりに危険だと考えます。CBDはどこまでいっても大麻というワードと切っても切り離せない成分であることもあり、その認識や扱いには十分な慎重さと正確な理解が求められます。
世の中には様々な考え方の方がいます。こと大麻については多くの方が多くの意見を持っており、時にはその想いの強さによって歪みや衝突が生じることもあります。理解して頂きたいことの一つとしては、様々な意見は時に過激なものも含みますが、真剣に取り組んでおられる方も多く存在することも間違いありません。自分の在り方と異なっていても、そのどれもが否定されるものであるとは思いませんし、可能ならば一助になれたらとも思います。しかし、ワンインチは企業として法を順守しプロジェクトを進めていくことが創業時からの信念です。
現状の法(ルール)に従い、そのなかでプレイすることが社会において当然のこととしないと、市場は混乱してしまいます。そうならないよう、慎重にビジネスを進めていきたいと思います、
このような中で、CBDビジネスを進めることの重大さと難しさを考えてきました。
弊社の考え方としては、理想論だと言われるかもしれませんが、関わる全ての方が納得し、現在苦しみや悩みを抱えている人が、ネガティブな気持ちなくCBDを手に取れるという状況を作りたいと考えています。
そのためには、利権やしがらみが生じないような、「法の在り方」「ビジネスの在り方」がそこにはなくてはならないと思います。
ワンインチが考えるリーディングカンパニーとは、ニュートラルであり、かつ強い力を皆の納得のために使える企業です。
現状、日本ではCBDは産業と呼べるほどの市場もなく、認知の低さもさることながら、悪いイメージがそこには大きな壁として存在しています。
弊社はビジネスとしては日本の新たな産業としてCBDを根付かせるお手伝いをしたいと思っています。
上場に向けて
ここまで書いてきたことは、夢でなく、ほぼ「現実」を語ってきただけになってしまいました。今日はエイプリルフールでした。夢を語らなければなりません。
CBD企業として上場するにはいくつもの壁があり、上場することはとても困難です。
しかし、同時に一つ一つの問題を丁寧にクリアしていけば必ず達成できると信じていますし、社会が良い製品を受け入れてくれる市場を形成する日がくることも信じています。
ワンインチは、諸外国と同様にコンビニやドラッグストアなど、どこでも気軽にCBD商品を手に取ることができるように、CBDという存在が様々な文化の中の一つとして当たりまえのものと感じてもらえるようにプロジェクトを進めていきます。
何よりグリーンラッシュを日本でも巻き起こすことは必須です。
このためにもワンインチは近い将来、上場を果たします。
上場するには、また現実(困難)が立ちふさがります!
上場するには法の遵守は当たり前です。そもそもCBDに関して、現行法は実情と合わない状況があります。法整備も必須でしょう。(そのためにもロビー活動進めていきます!)
また、まだまだCBDは研究途上なので、安全性や効果についても研究を進め、日本からも世界に発信できるよう努めます。
CBDは現時点では地上波のコマーシャルも資金的、そして倫理的にも難しいです。しかし、近い将来、CBDが世の中で認知され当たり前の社会となり、様々なアスリートや著名人がCBD製品を使ったコマーシャルが流れている世界を見据えています。
「ワンインチが、初めてCBD企業として日本で上場する」という夢を見たのは2021年のエイプリルフールだったねと、皆が語れるような日を目指しています。
「最後に」
これまでのロビーイング活動について
CBD企業として上場するには、現在の法律のレギュレーションでは曖昧すぎて難しいと言わざるを得ません。
これまで我々はCBDに関する規制を所管する厚生労働省監視指導麻薬対策課の方とは国会議員の方を通して何度かお話をさせていただき、今後の日本におけるCBDに関する議論を深めてまいりました。
今後も継続してCBDの在り方について熟考すると共に、国や政治に対して働きかけを行ってまいります。
企業との連携
現状では大企業はCBD関連製品を出すことは、企業の立ち位置的に難しい状況にあります。
まだまだスタートアップのワンインチは、小回りが利きます。この優位性を活かし、大手企業とのPoCやR&Dを進めている最中です。また、CBDの安全性や有効性について研究も他社との連携も視野に入れながら独自に進めていく予定です。
企業規模として
上場をするには「強い想いと能力」をもった集団が必要となります。今はまだ少数で事業を行っていますが、これからF1チームをつくれるような強いメンバーを募ってまいります。今後の規模拡大のために、積極的に採用を進めてまいりますので宜しくお願いします。興味のある方はご一報ください。
※この記事は医薬的な効果は謳っておらずあくまで代表個人の感想です。
※CBDアドベントカレンダー企画( https://calendar.cbdbu.jp/advent/2021 )と連携しています。3月24日〜4月20日にかけて、CBDに関わる様々な方々が日替わりで情報発信しています。
※「April Dream」は、4月1日に単に笑えるネタではなく実際に企業が叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。
株式会社ワンインチ
2018年10月創業
東京都渋谷区円山町14番9号
資本金1100万円
https://oneinch.co.jp
https://note.com/oneinch
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