Quantstampが次に守るのは次世代の「夢」! ブロックチェーンを活用したドリームシェアリングサービス、「FiNANCiE (フィナンシェ)」のスマートコントラクト・セキュリティー監査を完了
~ Quantstamp日本法人クォントスタンプジャパンGK、初の国内大型案件 ~
ブロックチェーンやスマートコントラクトにおける、ハッキングの脆弱性・安全性を担保するセキュリティー監査企業Quantstamp Inc. (本社:アメリカ・サンフランシスコ州、共同創業者・最高経営責任者:リチャード・マー) の日本法人クォントスタンプジャパン合同会社(東京都渋谷区、職務執行者:小田啓)は、ブロックチェーンを活用したドリームシェアリングサービス「FiNANCiE (フィナンシェ)」のセキュリティー監査を完了致しました。同社プラットフォームは弊社によるセキュリティー監査を終了し、正式版リリースへ前進して参ります。
- QuantstampによるFiNANCiE (フィナンシェ)プラットフォーム、セキュリティー監査完了のお知らせ
また、マニュアル(手動)によるコードレビューを同時に実施し、フィナンシェ側の技術者と都度コミュニケーションを取る形でセキュリティー対策強化を図って参りました。現在FiNANCiEはベータ版ですが、弊社の監査完了と共に正式版リリースへ前進して参ります。
Quantstampは、本社を米国・サンフランシスコに構え、今年2月より日本市場に本格参入致しました。
フィナンシェ様との取り組みは、弊社にとって日本における初の大型案件であり、セキュリティーパートナーとして共にプロジェクト遂行を歩め、非常に光栄に感じています。
フィナンシェにおいてCTOを務める西出飛鳥氏より、Quantstampとの技術的取り組みについて以下のようにメッセージを頂いています。
■ 株式会社フィナンシェ CTO 西出 飛鳥 氏
「我々はブロックチェーンによって世界をより良くできる未来を確信しております。一方で、どんな開発者でもブロックチェーンを扱うことができて安心してプロダクトをリリースできる、そんな環境にはまだ程遠いのも事実です。
その要因の一端となっているのがスマートコントラクトの自律性です。一度動き始めたスマートコントラクトは止めることも変更することもできず、それゆえに信頼性を持ちます。それは一度締結した契約が永続的、絶対的なものであることと同義です。そのような契約においては、締結前に十分な推敲を行うことが欠かせません。
対人でとり交わす契約書の推敲であれば弁護士に依頼をするでしょう。スマートコントラクトの推敲を依頼できる、我々にとっての弁護士のような存在、それがQuantstamp様でした。
フィナンシェ、そしてブロックチェーンのサービスは、世界を良くするために今後も進化を続けて行きます。その際に開発者がユーザーに対してリスクの無い、または十分にコントロールされた製品を自信を持って届ける。そのためには、厳しい品質チェックを実施できる監査会社との二人三脚体制が今後も不可欠であると考えます。」
- ドリームシェアリングサービス、FiNANCiE (フィナンシェ)について
夢を支援する人には、ファンに加えて「ヒューマンキャピタリスト」と呼ばれる実社会における投資家や著名人が存在し、現段階で約150名ほどに参画頂いています。これまで、「企業」に対して支援をしてきた人々が「ヒト」への支援を行える環境を目指していきます。
ヒーローはカードをダッチオークション方式で発行し、マーケットプレイスにて取引をすることができます。ファンはヒーローカードを所有し、コミュニティーを通じてヒーローの様々な夢を支援していきます。夢を支援する人も、夢を叶える人も、夢をみんなの共有財産として一緒に豊かになっていける、ファンエコノミー時代のまったくあたらしいサービスです。
- FiNANCiE(フィナンシェ)におけるセキュリティーの重要性
ヒーローが発行する「ヒーローカード」は、イーサリアムのブロックチェーン上にて「ERC-20」を用いた形で発行・取引が実行されます。ヒーローカードの取引やユーザー(ファン・ヒューマンキャピタリスト)の保有証明が常にブロックチェーン上で管理、公開されるため改ざん耐性・透明性を備えています。
弊社では、同プラットフォーム上における発行や取引等の際に生じる、スマートコントラクトのセキュリティー担保を担っています。上述通り、改善耐性や透明性を備えているサービスであるのがDAppsの利点ですが、スマートコントラクトの脆弱性を狙ったセキュリティー攻防が生じているのも事実です。
Quantstampでは、DAppsの普及に伴い取り沙汰されるセキュリティー面をサポートし誰でも安心してサービス利用ができる世界を目指しています。そのため、日本で初めて個人価値の可視化をブロックチェーンを通し目指す、フィナンシェ様の取り組みにおけるセキュリティー対策は最も重要なセグメントであると認識しております。
弊社では今後も引き続きFiNANCiEにおける脆弱性対策・スマートコントラクトのセキュリティー監査を進めてまいります。
- 株式会社フィナンシェ×Quantstampの取り組みに関して、代表者よりメッセージ
FiNANCiEは、10億人の自己実現を応援し合うコミュニティープラットフォームの実現を目標としています。世界中の誰にでも使ってもらえるサービスになるため、高いレベルにてセキュリティー信頼性を保つことは必須条件と考えておりました。その上で、ブロックチェーン・スマートコントラクトの監査領域においてグローバル・リーディング企業であるQuantstamp社とコード監査パートナーシップを組めたことは、我々にとって非常にありがたい事であります。ブロックチェーンの堅牢性に加え、今回の取り組みを通じ、より安心・安全なプラットホームを目指していきます。
■Quantstamp・クォントスタンプ・ジャパン合同会社 職務執行者 小田啓
FiNANCiEがアプリケーションとして機能することは、日本のブロックチェーン業界におけるビジネス・技術両面において、重要なターニングポイントになると信じております。
今後、FiNANCiEのようなDAppsが社会浸透してく中で、プロダクトの安全性を保障し、如何に安心して、誰でも利用できるサービスを作り上げていけるか、業界にとって大事なポイントであると感じています。今回、弊社がその分野においてフィナンシェ様と協力し、無事監査を完遂することができ、非常に嬉しく思います。 弊社、並びにフィナンシェ様との取り組みが先例となり、今後のブロックチェーンサービスが世に広まる架け橋となれば幸いです。
今後も弊社では、フィナンシェ様のセキュリティー監査を進めプロダクト成長を図っていくのはもちろんのこと、根本的な日本・世界におけるブロックチェーン業界のコミュニティー育成を共に目指していければと切に願っております。
- Quantstamp・クォントスタンプジャパン合同会社について
ブロックチェーンのセキュリティーをより拡充するため、Quantstampは開発者やプロジェクトに参画している人たちが容易にセキュリティ監査を行うことを可能とする新しいプロトコールの開発を進めています。
これまでにQuantstampは独自のソフトウェアや機密情報監査サービスを通じて、5億米ドル以上のスマートコントラクトにおける取引額を担保しており、2018年夏にはプロサッカー選手 本田圭佑氏の手がける個人ファンド「KSK Angel Fund」、「TransLink Capital」、「野村ホールディングス株式会社」及び「株式会社DGインキュベーション」からの資金調達に成功しています。
会社名 : Quantstamp・クォントスタンプジャパン合同会社
所在地 : 東京都渋谷区桜丘町12-10住友不動産渋谷インフォスアネックス1階
設立 : 2018年12月
代表者 : 小田 啓
事業概要 : ブロックチェーンアプリケーションにおけるセキュリティー監査
ウェブサイト : https://info.quantstamp.com/jp
Medium : https://medium.com/quantstamp-apac, https://medium.com/@QuantstampInfo
Twitter : @quantstampjapan
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