宇宙ステーション向け作業代替ロボットを開発するGITAIがJAXAと共同研究契約を締結
国際宇宙ステーション(ISS)内の作業を宇宙飛行士の代わりにGITAIのロボットで実施できるようにする実験をJAXAと実施
動画URL: https://youtu.be/7TtOKSWndqw
▼プレスリリース:ダウンロードURL
https://prtimes.jp/a/?f=d42239-20190320-1301.pdf
■JAXAについて
宇宙航空研究開発機構(以下JAXA)は、地球低軌道を持続的な人類の経済活動の場にすることを目的に、ロボット技術の導入を積極的に推進しています。
その一環として、宇宙飛行士をより高度な作業に充て成果創出を効率化することを目指し、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟を技術実証プラットフォームとして活用することを検討しています。
■GITAIロボットについて
GITAIは、宇宙での作業コストを10分の1にすることを目的に、宇宙ステーション内の作業を宇宙飛行士の代わりに実施可能なロボットの実現を目指しています。
最新のGITAIロボットのプロトタイプ(6号機)では、宇宙ステーションの限定的なネットワーク環境を前提に、これまでのロボットでは困難であった汎用的な作業(スイッチ操作、工具操作、柔軟物操作、負荷の高い作業など)を1台のロボットで実施できる性能を実現致しました。
■JAXAでのGITAIロボットの実証実験について
GITAIは、2018年12月25日-27日にJAXA筑波宇宙センターの国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟模擬フィールドにおいて、JAXA側から提供された宇宙飛行士の作業(タスク)一覧を基に、GITAIロボットによる宇宙飛行士の作業代替実験を実施致しました。
その結果、GITAIロボットは72%(13/18)の作業代替に成功致しました。
■GITAI-JAXA間の共同研究契約について
GITAIとJAXAは、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟の作業を宇宙飛行士の代わりにロボット技術で代替することを目的として、適用可能性を評価するための共同研究契約を今年度末を期限として締結致しました。
今後両社で協力して技術検討と実証実験を実施して参ります。
■GITAIについて
近年の世界における宇宙開発競争の激化に伴い、宇宙での作業の需要が急増しています。特に、ISSに代表される地球低軌道宇宙ステーションは、ISSの商業化が検討され、米国民間企業を中心に宇宙ホテルや科学実験用宇宙ステーション等の商用宇宙ステーションも複数建設中である等、作業の需要が急増しています。
GITAIは民間宇宙ステーション内の作業を宇宙飛行士の代わりに長期間現地で作業可能なロボットで実施できるようにすることで、宇宙飛行士の負担軽減及び宇宙空間における作業の工期短縮と費用削減を目指しています。
■GITAIのビジョンについて
GITAIは、過去100年に渡って人類の主要な移動手段であった車・電車・飛行機等の既存の移動手段は、時間・コスト・安全性の観点から人的資源の移動手段としてもはや最適な手段ではないと考えています。
多くのテクノロジー企業は既存の移動手段をより速く、より効率的にしようとしていますが、それは馬車が普及している時代により速い馬車、より効率的な馬車を作るのと同じ発想だと考えていて、馬車の時代にエンジンを創ろうとしているのがGITAIです。
GITAIは「人間の身体の方を増やして実質的な瞬間移動を実現させて移動そのものを無くす」方が10倍の価値をもたらす解決策だと考え、人間の分身となる人型ロボットの実用化を目指しています。
■GITAI 会社概要
社名:GITAI Inc.(米国本社) 、GITAI Japan株式会社(日本支社)
CEO:中ノ瀬翔
URL:http://gitai.tech/
問い合わせ先:info@gitai.tech
公式Facebookページ:https://www.facebook.com/GITAI-1515952648445089/
公式Twitterアカウント:https://twitter.com/GITAI64818084
〈報道関係者の方:プレスキット〉
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