山田肇 東洋大学名誉教授、ファシリティジャポン(株)顧問に就任

日本国内でのデジタル/ウェブ アクセシビリティのソリューション提供事業の体制を強化

デジタルアクセシビリティ支援ソリューションを提供するファシリティジャポン株式会社（本社：東京都千代田区、以下 当社）は、顧問として東洋大学名誉教授・情報通信政策フォーラム理事長 山田肇氏を迎えたことをお知らせします。

 

 

山田肇 東洋大学名誉教授、ファシリティジャポン(株)顧問に就任

ファシリティジャポン株式会社は、日本国内でのデジタル/ウェブ アクセシビリティのソリューション提供事業をより強化、充実させるため、この度、東洋大学名誉教授・情報通信政策フォーラム理事長 山田肇氏が顧問に就任したことをお知らせします。

【顧問就任の背景】
当社は2015年に仏にてサービスを開始、2018年9月に日本法人化し、国内での事業を展開してまいりました。CSRに積極的にお取組みをされている企業や団体を中心にソリューションの導入が進んでおります。しかしながら、日本国内でのオンラインにおけるアクセシビリティに関する法整備が海外に比べると著しく遅れており、企業/団体の中でデジタルアクセシビリティへの取り組みの優先度が上がらないという現状もございます。
この度の顧問就任によって、情報通信政策の専門家である山田氏にご指導をいただきながら日本国内のオンラインにおけるアクセシビリティ化促進のためにさらなる事業展開の強化を図ってまいります。

【ファシリティとは】
老眼や白内障、色覚異常といった視覚系疾患やリウマチやパーキンソン病といった動作系の疾患、難読症（ディスレクシア）といった認識系の疾患がある方々のためにウェブサイトを見やすくするソリューションです。
既存のウェブサイトの構造の変更の必要はなく、１つのタグを挿入するだけで導入できるため、自社サイトのウェブアクセシビリティ対策が短期間、低コストで実現できる魅力的なソリューションです。

【ソリューション紹介動画】

 

【今後の予定】
国内での事業展開強化、サービス認知度の向上のため以下の2項目を中心に事業展開の強化を図ります。
・国内でのサービス認知向上のため、デジタルアクセシビリティに積極的にお取組み頂ける企業様向けにモニター導入を募ります。
・当社のソリューションにてサポートしている疾患の方々を支援されている国内の団体/NPO法人との連携を強化し、日本国内でのサービスをより一層充実してまいります。

【山田肇氏　プロフィール】
1952年生まれ。
日本電信電話公社（NTT）にて研究業務・研究マネジメントに従事後、平成14年東洋大学経済学部教授に就任。専門は情報通信政策で、情報社会が関わる制度のあり方について活発に発言している。監修書に『ドラえもん社会ワールド　情報に強くなろう』（小学館）など。

＜略歴＞
慶応義塾大学大学院修士課程修了後、
日本電信電話公社（NTT）基礎研究部に所属、
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター　教授、特定非営利法人ウェブアクセシビリティ推進協会　理事長、東洋大学経済学部　教授、東洋大学大学院　経済学研究科長などを経て現在、
・東洋大学　名誉教授
・株式会社国際社会経済研究所　客員研究員
・日本規格協会　技術顧問
・特定非営利活動法人　情報通信政策フォーラム理事長
・科学技術振興機構社会技術研究開発センター　研究開発領域総括
情報通信アクセス協議会「電気通信アクセシビリティ標準化専門委員会」委員長、日本規格協会「情報アクセシビリティの標準化調査研究委員会」委員長などを歴任。

＜主な受賞歴＞
1974年　慶応義塾大学　義塾賞
1999年　新日本ITU協会　ITU協会賞
2001年　日本規格協会　標準化文献賞奨励賞
2005年　日本規格協会　標準化貢献賞
2007年　工業標準化事業表彰　経済産業大臣表彰

＜著書＞
『情報アクセシビリティ　やさしい情報社会に向けて』（編著：NTT出版、2005年）、『市民にやさしい自治体ウェブサイト－構築から運用まで－』（編著：NTT出版、2005年）、『みんなの命を救う：災害と情報アクセシビリティ』（編著：NTT出版、2006年）、『ドラえもん社会ワールド　情報に強くなろう』（監修：小学館、2018年）など他多数。

【ファシリティジャポン株式会社　会社概要】https://www.facil-iti.jp/
『ウェブもすべての人にとって使い勝手の良いものであるべきだ、という想いから誕生した仏のスタートアップ企業です。現在、ヨーロッパを中心に400社超にサービスを導入しており、2018年の日本法人設立後、日本国内でもサービス提供を行っております。