家業の神仏具製造の職を経て、次代の仏壇造りに挑戦:宮大工の伝統技法とデザインが融合した小型仏壇が完成

自由で新しい拝みのかたち「OGAMIDO」を提案:2021年12月8日発売開始

woodpecker(所在地:岐阜県北方町、代表:福井賢治)は、仏壇の伝統技法を取り入れた小型仏壇「OGAMIDO(オガミド)」を、2021年12月8日(水)に23万1,000円(税込、他全3種類)で発売開始します。小型でシンプルなデザインながら、伝統的な仏壇同様、両手で左右の扉を合わせることで開閉できる様に調整した合わせ扉「拝み戸」、扉をつなぐ「閂(かんぬき)」など、伝統技法を惜しみなく取り入れたデザイン。仏間がなくても棚の中など、限られたスペースでも祀れるよう、コンパクトなサイズ展開。心穏やかに“拝む時間”を、自由ながらも本質的にとらえた、新しい価値観のデザイン仏壇(厨子)です。1930年に岐阜で創業し、85年続くも惜しまれながら廃業した「福井神仏具製造所」の三代目、福井重光氏の息子にあたる福井賢治氏が、伝統技法の継承を目指し、家業へのリスペクトや祖父、父親への恩返しを込めて立ち上げました。デザインは手工業デザイナー大治将典氏、製造は神社建築や神輿製造の老舗「唐箕屋本店」によるものです。

 

小型仏壇「OGAMIDO」は、宮大工による仏壇の伝統技法を用いた本格的なつくりを守りつつも、現代のライフスタイルに馴染み、寄り添うシンプルなデザインと、程よい存在感が特長です。厨子の屋根の意匠は、寺社建築にならった風格高くスタイリッシュな寄棟(よせむね)屋根と、白木の質感をなめらかな曲線で生かした、人肌のような手触りの丸屋根の2種類です。

木材は、伊勢神宮などの神社建築と同様、香り高く格式高い「木曽檜(ひのき)」を採用。木曽檜の白木の質感を大切にした、控えめで上質なガラス塗装仕上げは、手の脂や光などの外的な刺激から守りながらも、触れるたびに木肌の美しさを感じられます。現代の住宅事情や生活様式に合うスタイリッシュさを大切にしつつ、仏壇の伝統に敬意を表した重厚感、拝む時間を豊かにする空間の優しさも感じられる佇まいです。

■両手を添えて、そっと同時に引くことで開く扉「拝み戸」
仏像や位牌などを安置する仏具(箱)のことを「厨子」と呼びます。厨子の扉にはいくつも種類がありますが、OGAMIDOは2枚の扉が手前にひらく、前開き型の扉デザインを採用。仏壇の伝統的な作法に基づいて、両手で左右の扉を合わせて開閉することにこだわった「拝み戸」の構造を取り入れています。熟練の職人だからこそできる、仏壇製造の伝統技法です。

近年の現代仏壇には扉のないシンプルなデザインも多いですが、仏壇の扉はご本尊を埃などから守るという役割があります。心おだやかにこの場所に向き合い、ひと呼吸置いて両手で開ける、“拝む時間”も扉によりデザイン。仏壇の伝統的な作法を、小型仏壇でもしっかりと再現しています。


■昔ながらの構造を大切にした、白木の「閂」と真鍮の金具
閂(かんぬき)とは、扉にまたがって通す棒状の錠のことで、一般的な仏壇には必ずついています。OGAMIDOは「仏壇と向き合う時間」のひとつの区切りとして、シンプルかつ本質的な閂にこだわりました。閂を支える真鍮製の金具が、両手で扉を引くときの引き手を兼ねています。


■日本のものづくり精神を感じられる純日本製
「OGAMIDO」 は、woodpecker が企画・販売元となり、手工 業デザイナー大治将典氏によるデザインをもとに、「唐箕屋 本店」の宮大工と共に、正しい知識と作法に則って製造した純日本製の仏壇(厨子)です。「OGAMIDO 」の姉妹ブランドで、2019 年に発売を開始した神棚ブランド「GIRIDO」も、同じくこの 3 人のチームで生み出されました。

  
■プロダクトデザイン/大治将典(Oji & Design 代表)
「Oji & Design」代表、手工業デザイナー。大学卒業後、建築設計事務所、グラフィックデ ザイン事務所を経て「Oji & Design」を設立。日本のさまざまな手工業品の生い立ちや特性 をふまえたプロダクトデザインを統合的に手がける。2011年「ててて協働組合」を共同設 立、共同代表。「ててて見本市」共同主催。広島市生まれ。


■製造/小保田庸平(唐箕屋本店 代表取締役) 
神社・御堂の建築、神棚・御神輿等の製造を行う「唐箕屋本店」の宮大工。唐箕屋本店は創業120余年の伝統を誇る老舗で、小保田氏は2004年より四代目社長に就任。唐箕屋本店という社名は、もともと農機具である唐箕(とうみ)を製作していたことに由来する。


■企画・販売/福井賢治(woodpecker 代表) 
祖父の代から続く神仏具製造(神輿や仏壇)の家系に生まれ育ち、家具制作や神仏具製造を経て、2007年に「woodpecker」を創業。ビジネスガイド社主催 第41回 大阪インター ナショナル・ギフト・ショー春「新商品コンテスト 準大賞」受賞、ロハスクラブ主催 第3回ロハスデザイン大賞2008「モノ部門」最終エントリーノミネート。


■woodpecker がこの神棚を企画した経緯
私が代表を務める『woodpecker』では、いちょうの木のまな板を主にした、“木の暮らしの道具”を製 造・販売しています。私の父は、85年続いた『福井神仏具製造所』の三代目で、私自身も家業の神仏具の製造に携わっていた時期がありました。父が大切に守ってきた製造所は、残念ながら6年前に廃業しまし たが、家業がきっかけで木を生業にすることになった私としては、この世界を教えてくれた父と、私にDNAを授けてくれた先代、先々代にいつか恩返しがしたいと心に秘めていました。祈る時間、拝む時間が減り、「神仏」に対する日本人の価値観が急激に変化している現代ですが、私たち日本人の心の奥には、先祖に感謝し、大切な人の日々の無事やしあわせを祈る気持ちは刻まれています。父が守ってきたのは、仏壇そのものはもちろん、それだけではなく、手を合わせて拝む場所、そこに流れるかけがえのない “時間”だと思います。父の思いを継承し、日本人の“心に触れる豊かな時間”をもう一度提案することで、次代につながるものをつくりあげたい。そんな思いで、この先百年も二百年も続く、仏壇のレガシーをつ くるブランドになりたいと願い、たくさんの人たちの手を借りて OGAMIDO を立ち上げました。
(woodpecker 代表 福井賢治)


《商品詳細》
OGAMIDO 寄棟(よせむね)屋根 サイズ:高さ:354×幅:336×奥行き:201mm 素材:木曽ひのき
価格:26万1,800円(税込)


OGAMIDO 丸屋根 サイズ:高さ:333×幅:306×奥行き:195mm 素材:木曽ひのき
価格:27万5,000円 (税込)


OGAMIDO 屋根なし サイズ:高さ:300×幅:258×奥行き:156mm 素材:木曽ひのき
価格:23万1,000 円(税込)


《OGAMIIDOシリーズ発売日》
2021年12月8日 同時発売

《購入先》
woodpecker オンラインストア
https://www.hello-woodpecker.com/ogamido/ ※価格はすべて税込です。

《展示・受注会》
つながる市 ~岐阜の木工職人編~
2021 年 12 月 11 日(土)12 日(日)11:00~16:00
会場:無印良品 名古屋名鉄百貨店(名古屋市中村区名駅1丁目2-4 名鉄百貨店本店メンズ館 6F)
https://www.muji.com/jp/ja/event/event_detail/?selectEventId=2773

《姉妹ブランド》神棚ブランド「GIRIDO」
2019 年にデビューした神棚ブランド「GIRIDO」は、神社本殿の御扉に用いられる特殊技法を取り入 れ、開閉時に「ギギギィ」と音が鳴る扉開閉型の神棚です。壁掛け型・置き型の 2 種の神棚に加えて、 GIRIDO 専用の棚板や、神具なども揃います。

詳細は GIRIDO オフィシャルサイトへ https://www.hello-woodpecker.com/girido/ 

 

 

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