波佐見町の観光スポット西の原、小物・アクセサリーショップ『hinacoya』が2025年12月1日にオープン

波佐見焼の新たな挑戦となるアクセサリーパーツを販売。

西海陶器株式会社

西海陶器株式会社(本社:長崎県東彼杵郡波佐見町、代表取締役:児玉賢太郎)は、2025年12月1日(月)、長崎県波佐見町の西の原エリア の一角に小物・カスタムアクセサリーショップ『hinacoya』を新たにオープンします。

西の原エリアは、2006年に元製陶所をリノベーションしてつくられた創造拠点です。2005年、1500坪におよぶ旧製陶所跡地を取得し、「ものづくり」と「体験型観光」を組み合わせた“クラフトツーリズム”の視点のもと、次世代のクリエイターとの協業を通じて、波佐見を代表する観光地へと成長しました。現在では、飲食店が4店舗、ステーショナリー、服飾雑貨店、食料品店、ギャラリー、ボルダリング施設などが集まる複合施設となりました。

同店の監修・プロデュースは、福岡・薬院に店舗を持つアクセサリーパーツショップ『Dua(ドゥア)』。

国内や海外をめぐって買い付けたアクセサリーパーツやオリジナルアクセサリーの販売、パーツを使ったオーダーアクセサリーの制作を行っています。監修は、今回の『hinacoya』が初めてです。

今回、Duaで取り扱いのある海外から買い付けたアクセサリーパーツのほかに、同店オリジナルの磁器製アクセサリーパーツ開発を西海陶器株式会社が取り組みます。

コンセプトは「小さいもの」。アクセサリーパーツの販売、カスタムアクセサリーのオーダー制作ができるほか、店内にて、波佐見町で活動する若手作家が手がける作品の展示・販売などを行います。今後は、次世代作家の発掘やポップアップにも力を入れます。

店舗の設計・デザインは、日本全国を拠点に活動する「DO.DO.」の原田圭さんが担当しました。

■オープンの経緯

~会長の想いから生まれた構想~

2026年に20周年を迎える「西の原」では、20年の間に様々な店舗がオープンしました。2015年にオープンした店舗も10周年を迎え、新しい動きをしたいという思いが、西海陶器会長・児玉盛介の中に常にありました。

「手軽に持ち帰ることができる波佐見のお土産」をキーワードに、器だけではない小物のアイテムを販売したいと考えました。「hinacoya」では、波佐見焼の新たな挑戦として磁器のアクセサリーパーツの開発にも挑戦しています。

また、西の原の立ち上げ当初から、波佐見町で活動する若手作家の活動場所のひとつとして活用できる場所をつくりたいという思いもあり、ショップ内では、若手作家が手がけた作品の展示・販売も行います。様々な挑戦を行うショップとしてぜひ、ご注目ください。

日々進化するスポットである「西の原」、30周年、40周年に向けても今後も新たな風を起こしていきます。

「西の原」の様子 https://24nohara.jp/

~Duaについて~

2015年、福岡・薬院にオープンした「アクセサリーパーツショップ Dua」。

東南アジアやヨーロッパなどの世界中を巡って集めてきた、 飴色のボタンや極彩色のリボン、色とりどりのパーツが並びます。Duaスタッフが作ったオリジナルアクセサリーやパーツなども販売を行っております。

お好きな素材を組み合わせて、イヤリング・ピアス、ブレスレット、バレッタなど、あなただけのアクセサリーオーダーも承ります。

Duaさんの店内の様子(画像提供:株式会社Dua)

■店名「hinacoya」の由来

「hinacoya」は、波佐見町の若手作家(=ヒナ)が「hinacoya」から巣立っていくこと、構想時に弊社会長・児玉の「小物屋」というイメージで始まったことの2つの意味に由来します。磁器製や海外から輸入したアクセサリーパーツで制作したアクセサリーや若手作家の作品が小さいながらも波佐見町を訪れた思い出としてみなさまのもとに巣立っていってほしいという願いを込めました。

今後は、この名称のもと、暮らしにささやかに寄り添う商品を展開していきます。

■取り扱いアイテム

若手作家の作品

磁器アクセサリーパーツ(hinacoya限定)

国内外アクセサリーパーツ

■若手作家紹介

●板垣 伊織

出身:島根県

陶歴:8年

佐賀県窯業技術センター(一般研修ろくろコース、絵付けコース)を修了。

株式会社中善に入社。

色々な原料や技法を用いて、うつわを作っています。様々な表情や技法の重なりを感じていただきたいです。

●森 悠希

出身:愛媛県

陶歴:6年

高校で砥部焼に触れ、焼きものに興味を持つ。京都で4年間学ぶ。 京都伝統工芸大学校卒業後、 重山陶器入社。

植物をモチーフにした絵付で、食卓を彩りたいという思 いで制作しています。

ほか数名。

■西海陶器株式会社 代表取締役社長・児玉賢太郎より

「hinacoya」は、会長が長年思い描いていた“アーティストレジデンス”の第一歩となる場所です。

西の原が誕生してから来年で20年を迎えますが、その歩みの中で波佐見は少しずつ変化してきました。今回、若手作家が作品を展示・販売し、ここから羽ばたいていける拠点として「hinacoya」を開きます。西の原は、訪れるたびに新しい表情がある場所でありたいと考えています。

今後もこの場所が人や文化が行き交う場として育つことを願っています。

西海陶器株式会社 代表取締役社長

児玉賢太郎(こだまけんたろう)

2009年に西海陶器株式会社へ入社。同年12月、中国に「大連西海貿易有限公司」を設立し、代表取締役に。 2012年、東京西海株式会社の代表取締役に就任。2016年、西海陶器株式会社 代表取締役に就任。「ヒトと モノの架け橋となり人々の暮らしを豊かにしたい」をモットーに波佐見焼の伝統をつなぐ活動に取り組んでいる。

■西海陶器株式会社・会社概要

代々、長崎県波佐見町で窯元として活躍していた児玉家。1946年、先代会長・児玉薫が、一台のリヤカーで陶磁器の行商をはじめ、11 年後には肥前地区一帯の焼きもの総合商社、西海陶器株式会社を設立しました。社名の由来は、当時近隣に架けられた西海橋。”ヒトとモノの架け橋となり人々の暮らしを豊かにしたい"という思いが込められています。その理念は海を越え、シンガポール進出を端緒とし て、アメリカ、中国、オランダへと海外拠点を広げ、世界各国へと波佐見焼などのテーブルウェアを届けています。また、元製陶所を活かした創造拠点"西の原"やNPO法人"グリーンクラフトツーリズム研究会"を通して、波佐見焼の伝統をつなぐ活動、町の将来を見据えたツーリズム推進にも精力的に取り組んでいます。

2023年5月、テレビ東京「日経スペシャル カンブリア宮殿」において、当社が取り上げられました 。 https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/business/entry/202305/13328.html

商号:西海陶器株式会社/SAIKAI TOKI CO., LTD.

所在地:長崎県東彼杵郡波佐見町折敷瀬郷2124

連絡先:Tel.0956-85-5555 Fax.0956-85-2381

創業:1946年5月1日

説立:1957年1月16日

代表取締役社長:児玉賢太郎

URL: https://www.saikaitoki.com/

■建築概要

空間計画では「資を生かす」をコンセプトに掲げ、西海陶器の倉庫に保管されていた扉・窓・欄間を再構成して内外装に取り込みました。 天井には皿板を用い、壁は左官仕上げ、什器には木・鉄・ガラスなどの素材を組み合わせています。取り扱う製品のスケールに呼応させるよう、什器や照明は最小限に抑え、光が差し込む時間帯によって内部の陰影が変化します。波佐見の記憶と素材の質感が共鳴する空間です。

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クリエイティブディレクター:原田圭

用途:店舗(小物屋)

延床面積:31.69㎡

完成年月:2025年9月

建築:DO.DO. 原田圭

施工:小佐々建設

株式会社DO.DO.は、原田圭氏が2015年に設立したデザイン事務所。原田氏はトネリコでチーフデザイナーを務め独立。「既存の価値を読み解き、編集・デザインする」を核に、インテリア、建築、プロダクトなど空間に関わるデザインを多岐にわたり手がける。IF DESIGN AWARD GOLD など国内外で高く評価されている。

■取材対応について

・11月28日~11月30日(プレオープンを実施予定):11時より17時

・12月1日(オープン日):11時より18時

■本プレスリリースに関するお問い合わせ先

西海陶器株式会社

担当:大澤、武井

メール:press@saikaitoki.com

所在地:長崎県東彼杵郡波佐見町折敷瀬郷2124

電話:0956-85-5555

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会社概要

西海陶器株式会社

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URL
http://saikaitoki.com/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
長崎県東彼杵郡波佐見町折敷瀬郷2124
電話番号
0956-85-5555
代表者名
児玉賢太郎
上場
未上場
資本金
2億円
設立
1957年01月