【感染抑制】新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を不活性化するダチョウ抗体*スプレーの開発に成功
猛威を振るう「新型コロナウイルス」感染拡大の解決に期待
株式会社ジールコスメティックスは、中国をはじめとする世界各国の政府機関などからの依頼を受け、京都府立大学 塚本康浩教授と開発に着手していた、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を不活性化し感染の抑制を目的とする、ダチョウ抗体*配合スプレー「V BLOCK SPRAY」の開発に成功しました。
ジールコスメティックスとダチョウ抗体*の共同研究を行っている塚本康浩教授は、中国の研究者によって明らかにされた新型コロナウイルスの遺伝子配列が、「重症急性呼吸器症候群(SARS)」のウイルス遺伝子配列と類似していることから、すでに開発していたSARS用ダチョウ抗体で結合テストを実施。その結果、感染の抑制効果が期待できると2020年2月24日に発表いたしました。
いま現在、日本国内を含め世界中で問題となっている新型コロナウイルスの感染拡大。その解決の一助となるべく、この度開発したダチョウ抗体*スプレーの提供を、関係する医療機関などに対して提供を開始します。
今後も提供先や提供範囲の拡大、また一般向けの販売など、多角的に感染拡大の解決へ向け取り組んでまいります。
また今後も新型コロナウイルスだけでなく、さまざまな感染症が世界的に広がることが考えられます。
そこで、日常的に使用する化粧品などに感染症を予防するダチョウ抗体を配合するといった、世界でも初となる試みにも挑戦してまいります。
抗体は、体内に侵入した細菌やウイルスに結合し、体内から除去する分子です。その抗体を原料化する場合、医療用はマウスやニワトリの体内で作られます。塚本康浩教授は、他の動物よりも早く抗体が形成されるダチョウに着目。ダチョウの無精卵から抗体を抽出し、約4千分の1のコストで精製することに成功しました。
2008年、インフルエンザなどの抗体をコーティングした「ダチョウ抗体マスク」を開発し、文部科学大臣賞を受賞。このダチョウ抗体*に覆われたウイルスは人の細胞に侵入できなくなり、ウイルス感染予防の効果が期待されています。
*:ダチョウ抗体
開発者:京都府立大学 生命環境科学研究科教授 塚本 康浩
地球上最大の鳥類であるダチョウは、病気で死ぬことがほぼなく驚異的な免疫力と回復力を持っています。
その生命力と卵の大きさ、産卵量に着目し、ダチョウに無害化した抗原を投与して抗体を生成し、抗体を含んだ無精卵からダチョウの命を犠牲にすることなくスピーディーかつ質のよい抗体を抽出することに成功しました。
また、熱や酸性、アルカリ性どちらにも強くいろいろな製品への活用が世界中から期待されています。
ジールコスメティックスは、「ダチョウ抗体」を用いたスキンケア製品、ヘルスケア製品、健康食品、日用品など多岐に渡る製品について共同研究開発を行っています。
【ダチョウ抗体トピックス】
<2020年6月7日>
情熱大陸「人生をダチョウに捧げる男 感染症予防の可能性を探る」
毎日放送(MBS)
https://www.mbs.jp/jounetsu/
<2020年5月25日>
日本経済新聞 9面「和製コロナ治療薬なるか」
<2020年5月21日>
探求の階段「コロナ危機に立ち向かう探究者たち(1)」
テレビ東京
https://www.tv-tokyo.co.jp/tankyunokaidan/
<2020年3月19日>
探求の階段「人類を救う ダチョウの力」
テレビ東京
https://www.tv-tokyo.co.jp/tankyunokaidan/
< 2020年3月10日 >
ガイアの夜明け「見えない敵と闘う~“新型コロナ”に立ち向かう企業~」
テレビ東京
https://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/
< 2020年2月14日 >
ダチョウ抗体マスクの効果はあるのか?ウィルス不活性化の可能性に中国政府も大量発注
Business Journal
https://biz-journal.jp/2020/02/post_142086.html
<2020年2月13日>
透明なマスクに注文殺到 ダチョウの卵が希望の光?
テレビ朝日
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000176153.html
(1分25秒よりダチョウ抗体が取り上げられています。)
< 2020年2月6日 >
新型コロナウイルスで脚光浴びる「ダチョウ抗体マスク」中国政府機関から30万枚注文
神戸新聞NEXT
https://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/202002/0013093998.shtml
< 2018年10月18日 >
ジールコスメティックスシンガポールR&Dセンターでは、2015年よりIMCB(シンガポール国立分子細胞生物学研究所)とダチョウ抗体を用い、デング熱ウィルスを抑制(中和)する共同研究を行ってまいりましたが、この度ダチョウ抗体がデング熱ウィルス4型すべてに対して有効であるとIMCBとの基礎研究結果を発表いたしました。現在、抗デング熱ダチョウ抗体配合製品の商品化のための研究を行っており、東南アジアを含む国々に対してデング熱問題を解決すべく各国政府機関と調整しております。
Bio Space
https://www.biospace.com/article/ostrich-antibody-as-a-dengue-fever-solution-is-now-ready-for-commercialization/
【株式会社ジールコスメティックス】
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