アジア初！ＬＰガスのスマートメーター導入による次世代サービスの構築

株式会社サイサン（本社：埼玉県さいたま市、代表取締役社長：川本 武彦）は、PayGo Energy Inc.(以下PayGo社)」とパートナーを組み、アジア・太平洋地域においてCylinder Smart Meter（以下、CSM）プロジェクトを立ち上げることを決定いたしました。

このパートナーシップは、アジアの家庭に初めてCSMでのLPガス販売を提供するものです。PayGo社が特許を取得したCSMは、お客様のガスの使用量を正確に計測するIoTデバイスであり、お客様はモバイルマネーで使用したい分だけ少額ずつガスを購入することができます。
世界ではまだ３0億人以上の方が薪等を燃やして煮炊きの生活をしていると言われております。このようなお客様へ初めてLPガスを使う機会をご提供できるだけでなく、既にLPガスを利用いただいているお客様にはプレミアムなサービスとしてのご提供が可能になると考えております。
弊社は既にモンゴル、ベトナム、インドネシア、カンボジア、バングラデシュ、ネパール、タイ、ラオス、インドの9ヵ国10会社でLPガス販売事業を展開しており、この広範な流通及び小売りのネットワークと現地で培ったノウハウを活かし、このプロジェクトを進めてまいります。
PayGo社は2015年にケニアのナイロビで設立されたスタートアップで、「次の10億人の人々にクリーンクッキングを解き放つ」ビジョンを持ち、LPガスの普及をハード及びソフトの面から支援しており、非常に心強いパートナーです。
弊社は2045年の創業100周年には、「アジア・太平洋地域において“総合エネルギー・生活関連事業”でリーディング企業になる」というビジョン達成に向け、引き続き国内外の事業を拡大してまいります。
 

左：Nick CEO(Pay Go社)、右：川本知彦(サイサン副社長)

LPガスの容器に取り付けた専用装置。スマホで注文した量だけ使えるようシリンダーで制御する。

スマートメーターを利用して料理をしている場面。

モバイルマネーでガス代金をチャージしている場面。