自社工房で職人が完全制作の眼鏡店が神戸元町にオープン『めがね舎ストライク GATE』開店の想いを綴ったニュースレターを発刊
5000人以上の“顔”のデータから全く新しいデザインの眼鏡を提案
開店を通し、実現すべきビジョンについて門番(店主)・米田 健太、デザイナー・木佐貫 湧雅(いずれもHIGAMEGANE株式会社所属)にインタビューしたニュースレターを添付しておりますので、そちらも是非ご覧ください。
『めがね舎ストライクGATE』について
「似合う眼鏡との出合いを、もっと気軽に楽しんでいただけるように」をコンセプトに、北野坂のストライク本店にてデザイン・製造したオリジナルのフレームを取り揃えて、眼鏡の楽しみ方を広げるきっかけづくりをお手伝いしていきます。
建築設計や施工、空間デザインを行う兵庫の「萬代製作所」と共同で、外観・内観の店内デザインを監修。ストライクの店名をなぞり野球場の「アルプススタンド」をイメージした入り口は、「門(GATE)」を象徴するデザインになっています。
商品について
兵庫・北野坂にある自社工場にて、職人が一つひとつ手作業で蝶判の埋め込みや、かしめ、磨きといった作業を行い、細部にまで手をかけてつくり込んだフレームが店内に並びます。他店舗同様、ビスポークを介したオーダー眼鏡の注文も承ります。
<製品価格>
レディーメイド 44,000円(税込)
鼻眼鏡(レンズ付き)49,500円(税込)
代表挨拶
HIGAMEGANE株式会社・代表
比嘉 大輔
ビスポークの文化を確立させたストライクだからこそ、また新たな文化が作れる
私たち「めがね舎ストライク」では2016年の開業以来、販売のプロが対話を通してお客様の想いや個性をくみ取り、自社の工房でデザイン・製造までを一気通貫で行うことで、本当にその人に似合う“ど真ん中”の眼鏡をお届けしてきました。
創業から現在までの7年間で、店頭のみでなくイベント出店などでも多くのお客様から、ストライクの眼鏡をご愛顧をいただいておりました。イベント出店を経て、ご来場くださったお客様から「自分に似合うオンリーワンの眼鏡を見つけたい」と思う一方で「オーダーは完成品が予想できず、来店を躊躇してしまう」といったお話を聞き、このたび店頭で実際に眼鏡に触れることができる新店舗「めがね舎ストライク GATE」を開店いたしました。
「自分には眼鏡が似合わないと考えているお客様にこそ、ストライクの眼鏡を提供したい」という一心で、7年間オーダーにこだわり続けた弊社でしたが、これまでビスポークやストライクの存在を知らなかったお客様への「門戸を開きたい」という願いから、店名を「GATE(門)」と名付けました。これまで、眼鏡業界では異例とされてきた「ビスポークオーダー」という文化を確立させた私たちだからこそ、レディメイドを入門とし、またたくさんのお客様に「ど真ん中(ストライク)」な眼鏡をお届けできると確信しています。
販売店情報
めがね舎ストライクGATE
住所:〒650-0021 神戸市中央区三宮町3丁目5-9 坂口ビル1階
Tel:078-392-4884
Mail:info@meganeya-strike.com
Web:https://meganeya-strike.com/
営業時間:12時〜19時
会社情報
会社名:HIGAMEGANE株式会社
所在地:〒650-0004 神戸市中央区中山手通2丁目13-8 エール山手ビル2F
代表者:比嘉 大輔
設立:2010年
URL : https://meganeya-strike.com
事業内容:オーダー眼鏡の製造販売
N E W S L E T T E R
これまでオーダーにこだわり続けてきたストライクの新店舗『めがね舎ストライクGATE(ゲート)』開店を通し、実現すべきビジョンについて門番(店主)・米田健太、デザイナー・木佐貫湧雅に聞きました。
この世に『眼鏡が似合わない顔』は存在しない。
ストライクは似合うを見つけるプロ集団。
米田健太(よねだけんた)
HIGAMEGANE株式会社所属
めがね舎ストライクGATE 門番(店主)
百貨店の販売員などを経て、「めがね舎ストライク」では販売員・営業を務める。
これまでストライクでは店頭での眼鏡販売だけでなく、イベント(※1)での出張販売にも力を入れてきました。イベントの際、ふらっとブースにおとづれていただいたお客様から「自分に知識がないと、オーダーメイドの眼鏡屋さんに訪れてはいけないと思っていた」というご意見を伺うことが非常に多かったですが、我々はそんな方にこそご来店いただきたいと考えております。今回開店したGATE店ではストライクの従来の店舗と違い、レディメイド(既製)の商品を店頭に並べておりますので、眼鏡に関する知識が一切ない方でも、お気に入りのかたちを見つけたり、オーダーに対しても興味を持っていただけるのではないかと期待しています。
眼鏡を日常的に愛用していらっしゃるお客様でも「なぜその眼鏡を選んだんですか?」と伺い、言語化できる方はなかなかいらっしゃいません。私たちは似合うを見つけるプロ集団なので、これまで「生活に必要だから、渋々眼鏡を選んでいた」「似合う似合わないは気にせず、気に入ったデザインを購入していた」という方でも、お客様のお顔の輪郭や目の位置などを分析し、お似合いになる眼鏡を提案することができます。
眼鏡屋でも服屋でも「これはお客様には似合わないです」と、店員がはっきりお伝えする機会はなかなかないと思いますが、ストライクではこれまで数々のお客様のお顔と向き合い、オーダー眼鏡を作ってきた弊社だからこそのロジックに従い、「なぜ似合わないか」をご説明した上で、お客様のお顔に似合う眼鏡を提案させていただきます。実は「眼鏡が似合わないお顔」というのは、存在しません。どんなデザインでも、“サイズ”をお顔の特徴に合わせて調整することで必ず似合わせることができますが、量販店で販売されている眼鏡は通常ワンサイズ展開が多く「この形状は自分の顔には似合わないんだ」といった間違った先入観を与えがちです。
GATEでは、レディメイド眼鏡の販売はもちろん。サイズのないものについては、弊社の職人の手であなたにぴったりのサイズに調整可能です。しっかりお客様のご要望を聞き出し、必ずご満足いただける一品をご提供させていただきます。
(※1)株式会社スマイルズが行う、インテリア・ファッション・食といったさまざまなジャンルの企業・ブランドが参加する蚤の市「PASS THE BATONMARKET」出店時の様子
5000人以上の“顔”のデータから
全く新しい眼鏡をデザインする。
木佐貫湧雅(きさぬきゆうが)
HIGAMEGANE株式会社所属
デザイナー
喫煙具の販売員などを経て、「めがね舎ストライク」では全店舗で販売する眼鏡のデザイナーを務める。
これまでストライクでは対話を通した「ビスポーク」という手法でオーダー眼鏡の製造・販売を行ってきました。オーダーの工程で必ずお客様の写真を撮らせていただき、お客様の顔タイプを分析しながら眼鏡をデザインします。現在では5000人を超える方のお顔のデータを保有しております。さらにお客様との対話の中で外見・内面どちらにもマッチした眼鏡を企画、制作してきました。
私はオーダー眼鏡の「デザイナー」であると同時に店頭に立つ「販売員」としてストライクに在籍しています。店頭でお客様と対話してきたことで、「眼鏡はファッションだけでなく、あくまで生活上の悩みを補助するための道具」であるという前提を忘れることなく、実用面にも長けた眼鏡を作り続けることができました。
例えば、似たデザインの眼鏡でもサイズが少し違うだけで、目が小さく見えてしまうこと(※2)があります。服や靴と同様に、眼鏡の「サイズ感」というのは最も重視されるべきポイントです。デザイナーの私も、常にお客様一人ひとりに似合うサイズを微調整を繰り返し、眼鏡の制作に勤しんでいます。
(※2)右の眼鏡に比べて左の方が目が小さく見える
一方でこれまで「デザインに振り切った眼鏡」を作る機会はあまり多くはなく、お客様との対話の中でデザインをするビスポークという制作手法ゆえに、お客様の想像のできる範囲でのデザインという表現の限界がありました。今回「めがね舎ストライクGATE」は初のレディメイド(既製品)店舗ということで、お客様の想像を超えたデザイン重視の提案ができることが可能となりました。
「デザイン面重視の眼鏡」の例として、現在構想中の跳ね上げ眼鏡(※3)は、一般的な量販店で売られているものだと薄さや重さを考慮し、片面は金属の素材を使用することが多いのですが、今回はあえて両面に樹脂素材を使って制作しました。見た目としてもこれまでにないボリューム感のある印象的、かつ違和感のないデザインで制作しました。
(※3)デザイン性を重視し、分厚い生地を重ね合わせた跳ね上げ型のサングラス兼用眼鏡
こうした前例のない表現に挑戦しつつ、どなたにとっても違和感のないデザインを追求できるのは、これまでオーダー専門の眼鏡店として、5000人を超えるお客様のお顔のデータがることと、職人も含めた全てのメンバーがお客様と対話を行ってきたからこそだと思います。
今後はさらに、遊び心が感じられるような眼鏡もたくさん店頭に並べていく予定ですので、デザイン性溢れる新作眼鏡たちを覗きに、ぜひGATEの店頭にご来店ください。
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